ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

TU FUNK ALL STARS CON!CER-TU Zepp ブルーシアター六本木 堂本剛 13:00公演 その2

今日はとてもいいレッスンができてhappyでした。
そして気がつけばもうこんな時間!
さっさと続きを書かなくては!
出てきたときのつよしさんの印象は「まぁなんて小さくて赤い人!!」そして「細い!!」でした(笑)

赤のジャケットに 黒のタンクトップ。
黒い色っぽい感じのシースルーシャツ。
赤黒ベストに、パンツも一見すると赤だけど黒っぽいラインの模様がいっぱい入っている柄々な感じ。
赤い靴はスエード。
赤い紐っぽいベルト・・・と思っていたら、最前で見ていたお友達によればカーテンのタッセルだったとか!!
(FINEBOYSで行ったあそこのアレかな?・・・と思いましたのことよ。)

びっくりするほど赤づくし(笑)似合ってるから不思議です。
一段と痩せて、顔の輪郭がシャープなので、パーマがとてもよく似合っていて・・・あまりに男前過ぎてびっくり。
圧倒されました。
何もしてないのに、自らすみません・・・とあやまっちゃう感じ。ひれ伏しますとも(げらげら)

なんで昼間っからライブ?みたいにあとのMCでぼやいてましたけど、口とはうらはらに、畳み掛けるように攻めていて、この日もめっちゃ盛り上がりました。
とてもとても楽しかったです。

つよしさんはベースを持ってスタート。
最初はミディアムテンポで、セッションから始まったのですが、久々に聴いた生バンドの乾いたサウンドにすぐに夢中になって、右に左に身体が勝手に動き出しました。
リズムに合わせて右に左に揺れながら、手はクラップ。まるで音楽の波乗りをしているみたいに、リズムをつかまえるのに夢中!

ああ、楽しいな。しあわせだな。

基本毎日の連続ライブだから、もしかしたらインストだけの日が出来ちゃうかも?なんて最初言ってましたけど、わたしは多分それでも全然大丈夫だと確信しました。

2時間半まるごとセッションと聞いていてもきっと行くな。

大人時間のライブなら、ウィスキーとかちびちび舐めながらふわふわと浮遊するように参加したい(笑)
もしくは健康的に、ステップを踏みまくって、結果的にカロリー消耗ライブ・・・なんていうのもいいじゃない?

2時間くらいのそういうDVDが欲しいかも。

そんなのがあったら週末たんびに、ひとり鑑賞会兼トレーニング会をやっちゃうのに(笑)

いつの間にか、キツネのオブジェかと思っていたものがモニターとして機能してて、おいなりさん(食べ物のおいなりさんの方です!)が敷き詰められた映像になっていて、びっくりします。

おいなりさんは宇宙船と化して、飛んでいく宇宙空間に浮かぶちょっと丸みがある四角い宇宙船。
ちょっと「なまこ」っぽくもありましたよ。

操縦しているのはキツネさん。
あっ!そっか!宇宙船はおいなりさんの形なんだ!

オリスタさんによれば、あの存在感抜群の「奴さん」はキツネの化身だったとか!

だからグッズもこんなにキツネ推し?

ちなみにわりとピチピチとウワサのグッズTシャツでしたが、着てみたら・・・あれ?そうでもないぞ?と首を傾げる感じ。
アネが来て「貧乳だからじゃん?」とボソっと言って去っていきました。え?そこ?
余計なお世話じゃ!!(笑)

そんないらない話は置いておいて・・・

このモニターの映像も楽しくて。

ファンキーでスペイシー。

見とれている間に、気がつけば知ってるメロディーが始まっていて・・・

あっTU FUNKだと気がつきます。


☆TU FUNK
ここからのおなじみの3曲は、聴きなれているバージョンよりもBPMをかなり落として、かなりのスローテンポでした。

なのでとってもムーディー。
アダルトな雰囲気を醸しだして妖しかったです(笑)

ちなみにてきとーだけど、今回のこの曲のBPMは四分音符=80くらいかなぁ?とわたしメモ。
ぜ〜んぜん違うかもだけど(笑)

TU FUNKは明るい曲だから、スローだとどんな風になるんだろう?なんてレポを見たときは思っていたのですが、違和感は全然なかったです。

あの印象的なドソラファミソファレドー〜♪」がより「キャンディーキャンディー」に聴こえた・・・なんて思ったのはわたしくらいでしょうけれども(げらげら)。
そして最後の音階、ドーレーミーファーソーラーシードーーーっ!!がなかなかに険しい坂道のようだった(笑)
一段一段登っていく感じ。

いちいち首を振って拍子を取るつよしさんと、同じように首を振ってる〜とそんなことがしあわせなわたし〜♡

気持ちのいい横ノリとわたしメモ。

クラップも若干タメがある感じ・・・でも意外とちょうどいいです。
もちろん手はこすりません。(なに言ってんの?演歌じゃないんだから、笑)

コーラス隊のYeah!Yeah!Yeah!もゆっくりなので、ちょっとお色気倍増という感じでした。
こういうのもいいな。




☆I gotta take you shamanippon
この曲のタイトルがとっさに思い浮かばず、メモにはshamanipponと書いてあって、あとから読み返して笑いました。
shamanipponと言えばあれもこれもshamanipponだし、大きく言えば全部そうだから(笑)

この曲と言えば、パンパンパパパンのリズムを勝手に手が叩き出す、もう条件反射的なことになっているのですが、いつもは忙しいのに、今回はそこまででもなく。
やっぱりこの曲もいつもよりスローなんだなぁとわかります。

とはいえ元々この曲はずいぶん速いから、BPMは100前後くらい?と予想。

つよしさんがふと右側を向いたとき、左耳のイヤモニをしてないぞ!と気がつきました。
背中の方でぶらんぶらん。
歌にはまったく影響がなく、険しい顔をするでもなく、普通に歌ってましたけど、途中でその背中に回っているコードが気になったみたいで、背中に手を回して器用にぶらんぶらんを直してました。

意外とやわらかい!とめっちゃ堅いわたしは思ってました(笑)
そして色っぽい。

わたしのところからだと音のバランスがとてもよくて、ボーカルが埋もれることもなく、どれかの音が飛び出してくることもなく。
音のストレスがほとんどなかったです。
常にいい音が聴こえていて、気持ちよく音楽を体感できました。

そしてこの曲のいいところは参加できるところ。

今回のライブではそういう参加型のシーンがたくさんあって、距離が近いならではなのだと思うのですが、すごく楽しかったです。
そしてあとの方で書きますが、たいそう勉強になる場面が!!

早くここを書きたいなぁ。



☆Clap your mind
つよしさんが目の前に来て、客席の方を向いて指を指しながらかなり煽ってました。
近くで見ると、さらに一段と細くなっていると感じられ、足が細っ!!
もじゃもじゃヘアだとオトコっぽくて素敵〜♪
いつもよりはちょっと尖って見えて、かっこよくステップを踏んでターンして、という姿もオーラが半端なくて、ビリビリと電気でも発してそう!(笑)

まごうことなくスターなのですが、最後の方でMCになった途端、人間くさくなって、その落差がめっちゃおもしろかったです(笑)

そうそう。

大事なこと。

顔にも姿にももちろんとてもひきつけられるのですが、それより何より惹き付けられたのは「手」でした。

ライブ全体を通して、さまざまに変わるこの手の表情にとんでもなくやられておりました。
表情豊かで、何よりも雄弁に語るてのひらだこと!!

ギターを操る指先もとても美しくものすごくなめらかですが、手のひらをちょっと傾けたりひるがえしただけで、こんなにも伝える人をわたしは知りません。

それを場面場面でものすごく効果的に使っているのか、無意識なのかわからないけど。

時としてとても繊細に、時としてとても無造作に・・・手がいろんなことを訴えかけてきて、翻弄されました(笑)

指一本で会場を操り、客席の心を手繰り寄せ、時には突き放し、大きく見えるその手のひらで会場中を抱きしめて・・・メロメロにします。
いつも言うけど、またしてもディズニーのファンタジアを思い出しました。

この人きっと、ミッキーマウスか魔法使い。
そしてとんでもなく役者だわ!
「それはそうさ、確かにそうだけど♪」思わず歌いたくもなるってもんだ!

この曲はスローバージョンだと色っぽさが倍増して、思わずのけぞり気味に聴いてしまいます。

曲の終わりにKenKenのベースソロ。
すっごくカッコイイ音を鳴らしていて・・・

KenKenは髪の毛が長いこともあって、遠目や画像だと女子みたいに見えることもあるのですが、至近距離でそのプレイを見たら、骨太だし、ガンガンと向かってくるし、男子だなぁ!!と思います。

その若さあふれるオトコっぽさがとっても魅力的です。

隣に並ぶとつよしさんがびっくりするほど華奢で小さく見えるのですが、オーラはどっちもどっちかも。

続く豪太さんのマシンガンのようなソロが超かっこよくて、思わず拍手が巻き起こります。
この人の音もまた、とんでもなくシャープなのに重たくて、ずっしりと胸にくる。

今回は会場が狭いので、ドラムは全力でガンガンというよりは、少し力をセイブして、接地する瞬間を自在にコントロールしながら鳴らしているような・・・そんな風に見える瞬間があって。
ピアノ弾きの鍵盤を叩く時のさまざまなコントロールともどこか似ているかもしれないなぁなんて。そんなことを考えてました。

続いてまたKenKenの華やかな攻めのソロ。ここでもまた拍手。

続いて名越さんの聴きなれたフレーズ。ああ、この曲だ!!



☆Chance Comes Knocking

そういえば、竹内くんのギターも見なくっちゃ!
視線が忙しくあちこちをさまよっているうちに・・・

満を持してつよしさんの歌声が始まったのですが、低音が本当に余裕で出るようになったなぁと感慨深く思ってました。
rossoの昔にはちょっと背伸びして、無理して出しているように聴こえた低音が今ではするする〜っと何事もなく出ています。

いい声だなぁとうっとりしていたら、オクターブ上がって、レーザー光線みたいな声が飛んできて、ああ、こういう声にも飢えてたんだなと気がつきます。
最近、コントロールが効いたやわらかい声もとても魅力的だと感じているのだけれど、こういう直線的な開いた声もやっぱり好き。

昼公演だし、こんなに立て続けに毎日やっているのに、本当に声がよく出ていて、しかも一日二公演なのに凄すぎる。

「もっと上へ上へ」
「君たちが僕を濡らしてよ でないと君たちを抱けないよ」

げほげほげほ。

煽る煽る。

この曲が生まれた頃は、畳み掛けるようにテンポよく「ハイヤー!」「ハイヤー!」「ハイヤー!」と言い合っていた気がするけど、時を経て、ゆったりとした間を取っての「ハイヤー!」の応酬になっていて、とてもオトナっぽい雰囲気を醸してました。

この間がとても絶妙で、ステージの人たちと客席が、ただリズムに乗って反射的に言い合っているのではなくて、「気持ち」を投げられて「気持ち」を返しているような、そんなイメージを持ちつつ「ハイヤー」してました。

気持ちよかったなぁ。



☆Blue Berry
この辺りはライブでも、もう数え切れないほどやっている曲ですが、つよしさんは、流れるようにステップを踏み歌いながら、こまごまと隅々まで神経を使っているのが見てとれて、一見猪突猛進で切り込んでいるようで、計算し尽している感じもあり。

すごいヒトだなぁと思ったのでありました。

盛り上げている最中も恐ろしいほどその瞳は冷静に見えるし、お客さんをとてもよく見ていて、もっともっともっとと煽って、いい加減マックスと読むと、すっと自分は引いて次の場面へ向けてもう仕掛けてる・・・みたいな雰囲気がすごかったです。

この曲と言えば、やっぱりジャンプですが・・・

後ろを向いたときの身体の線が細くてきれいで、耳は音に集中しながらも、その背中に吸い寄せられるように見とれるわたしたち(笑)

一本だけ立てた指の決然とした感じ。

この距離感だと、きっとみんな肉眼で彼の指が見えていて、だからこそとても盛り上がりました。

ステージの人たちも客席のわたしたちもみんなが彼の手のひらを凝視していて。
それを十分にわかっていて、時に肩透かしを食らわせ、時にガンガンきて翻弄するヒト。

つよしさんの合図からジャンプ・・・のタイミングはわりと近くて難易度が高いと思うのですが、その緊張感も楽しくて。
すご〜く盛り上がりました。

にしても、ここはどうも言葉による煽りのベストポイントみたいで・・・

いろいろ挟む!挟む!(笑)

「気持ちいいこともっとしようよ グルーヴィン×2」
「僕に見とれてないで グルーヴィン×2」

「おいで抱いてあげる」

「 剛のここ空いてますよ」
某春日氏みたいなことも言ってました。

左側のジャケットを開いて自分の胸を指差して・・・からの・・・こっちを向いて、片手で客席を抱き寄せるしぐさにひゃーっ!!ってみんな大騒ぎ(笑)

そんなタラシなセリフや仕草をする人が「結婚」のことを想像するだけで蕁麻疹が出ちゃうなんて(笑)
え?なにそれ?な話は・・・また後で。

「グルーヴィン!グルーヴィン!」はここのところ、この曲の必須アイテムの1つのようになってますが、今回テンポの割りにとってもキレがよくて、ここもまた進化しているように感じました。

ライブごとに、ちょっとずつ進化していくところが伺えてとっても楽しいし、なんともおもしろいのですが、あれ?ちょっと待てよ?あの音源は?あの映像は?と思うものが多すぎる。
脳内記憶はどんどん薄れていくから、あれも〜これも〜どれも〜♪早く出して!とどさくさに紛れて言っておこう(笑)



☆そしてこの辺りで、いきなりボイスチェンジャーを使ったコーナーが挟まります。

この辺り、通しでリズム隊の音がずっと鳴ってた・・・ように記憶しているけど、この辺とってもあやふや。
でもBGM的にずっと音楽が鳴ってたような気がしてて、これ、次の曲のモチーフのようにも思ったのですが、今となっては確かめる術がない(涙)
(ああ、ブルーレイにならないかなぁ。)

そこでつよしさんが、リズムに乗って、ボイスチェンジャーを通した声で、短くなんやかんや言葉を投げます。

ここがね、ちょっといつものつよしさんの「ありのままのオレ」みたいなムードとは真逆なのです。

セリフ調だったり、そのセリフもクサい感じだったり・・・
さながら海外のトークショーを外人風にアテレコで見ているみたいな感じかなぁ。

そうそう、それが近いかも?

言うなれば、海外のFUNKショーのMC的な感じで、畳み掛けるようにいろいろと言葉を投げてきます。

そしてうまく説明できないけど、ひと言言うたびに、バンドがフレーズを鳴らしたり、コーラスが大げさに首をすくめて見せたり、反響的な音を鳴らします。

「ファンクかロックかジャズか、分からない人も楽しい空間にします。どうぞご安心を。」

ジャージャージャっ!!

(みたいな)

「僕はこの世の中でファンクミュージックが1番好きです。」

ズーーーンズジャーーーン!
(みたいな)

うまく説明できないけど。

「なぜなら君たちとひとつになれるから。」
コーラスさんたちが、首を傾げて両手を広げて「えーっ!?なんなのそれ?」みたいなポーズをしたり、ハモったり。

「ひとつになって生きていく、そんな素晴らしいことはないと思わないかい?」
この辺、テンポがよくてすごくおもしろいです。
そしてほんと遊び心満載・・・でありながら、弾いたフレーズ、歌ったフレーズのカッコイイこと!!

ああ、なんかヒントはないかな?ここで鳴っていた音はどんなだっけ?とメモを繰ったら

名越さんの鳴らしてるフレーズは「チャー チャッ チャッ チャ!」とか書いてる(笑)

わかりませんから・・・レインさん(涙)

大ウソかもしれないのを覚悟して書くと・・・ソー ラー ♭シラ・・・じゃなかったかなぁ?とうっすら思ってるのですが。

もしかしたら妄想かも?(すみません)
でもそんな感じの典型的なファンキーフレーズっぽかたです。

さらに・・・

「今がお昼なのは忘れて…今日は気合いを入れて全身赤にした。」

「でなきゃ、やってられないよね〜。」
「赤チョイスなのは…君たちの愛のおかげ!」

「準備はいいかい?」

「Let’s Funky Party!!」

なんか言うたんびに、いろいろとカッコイイキメフレーズが流れるわけです。


「ズーンズジャーン!」とも書いてあるけど、これ読んで何を思い出せと?レインのバーカ!バーカ!バーカ!(笑)


この辺ほんとに外国のショーみたいで、ユニークでお洒落で音は抜群にかっこよくて、とってもとっても好きでした。



☆「T&U」

この曲を歌う前に、つよしさんがこの曲のC&Rについていろいろとレクチャーしてくれます。
このレクチャーがあまりにも印象的過ぎて、そして参加型なのでメモることができなくて、肝心な曲についてはあんまり覚えてないのですが、ミディアムテンポで、すっごくいい音が鳴ってました。

ホーン隊の音がすごく印象的だったのと、つよしさんやバンドの音が、少し後ろ目にリズムを取った、黒っぽい感じがカッコイイ。

「T」はつよしの「T」で、「U」は実は「YOU」なのですよね。
というわけで、みんなの歌だ!と単純無敵にうれしいわたし。

実際、曲もなんとなくウキウキしちゃうような遊び心満載の、楽しい曲でした。
そして遊び心をたっぷり含んでいるのに、つよしさんの歌声が、とってもとっても色っぽいの。
卑怯なくらいカッコイイの。
反則でしょ!って逆ギレしたくなるくらい。

そして鳴ってるバンドの音がキレがあってカッコイイこと。

わたしメモには「ララドレド」と「ドドラドード」という謎の音符が書きなぐってあるのですが、今となってはわからない。
一見問いと答えみたいな音の並びですが、これが誰の音なんだかも不明。

もしかして、CDが発売になったらわかるかもしれないので、謎のまま残しておきます(失礼!)


と・・・ざっと曲そのもののことを書いた上で、ちょっと時間を巻き戻して、この「感想その2」の中で、レイン的最もツボだった部分について書きますよん。

新曲「T&U」のコール&レスポンスについて、客席にいろいろレクチャーしてくれた、レイン的大きなツボポイントです。

なぜ、そんなにここが貴重に感じたかというと、先日書いたももクロさんの日記のところでも散々触れた『ディレクション』というヤツをファンに向かってやってくれたようなコーナーになったからです。

ああ、こんな風にももクロさんたちにも言ったのかな?ってちょっと想像?もしくは妄想できるようなヤツでした(笑)

そしてこのレクチャー?ディレクションがあまりにもわかりやすくって、わたくし、人に音楽を教える身として猛烈に刺激的で、多分にジェラシーを感じました。
今までつよしさんは天才だから、ものすごく直感的に音楽の真芯を捉えるけど、素人に教えるのならわたしの方がうまいぞ!くらいに思っていたのですが、ぐらんぐらんと自信が揺らぎ、崩れました(笑)

ごめんなさい!つよしさん。今日からは師匠と呼ぶよ!

すぐに家に帰って生徒を呼んで、このつよし式指導法を試してみたい!とか思ってしまった(笑)

わたしまけましたわ・・・

(衝撃的だったので回文にしてみた、笑)


つよしさんが「トゥートゥトゥトゥー トゥ トゥッ トゥトゥーっ!」みたいなフレーズを歌って・・・
というかメロディーはないから歌じゃないな。リズム聴奏的な感じ。

客席に「真似してごらん!」と振ります。

とびきり楽しい気分になって、つよしさんのリズムをトレースするわたしたち。

同じフレーズを繰り返したり、ちょっとだけアレンジを加えたり。

一緒にやるのが楽しくて楽しくて、一生懸命についていこうとする会場。


「じゃぁ今度は、ちょっとリズムを後ろめに歌ってみて〜」
とお手本を見せてくれるのですが、つよしさんがやると、これが「どれだけカッコイイの?」って感じになるのです。

絶妙なタイム感。
「こうやると、ちょっとFUNKっぽいでしょ?」って。

ああ、確かに!確かにFUNKっぽいよ。

そして何度も何度も繰り返す。
つよしさんの先導で、わたしたちも練習するわけです。

ああ、この技、盗みたいけど・・・ムリー!サファリパーク♪ですよ(笑)

まねして一生懸命やってみるけど、何かが違う!!ちがーう!・・・でも楽しい!とても楽しい!

「もっともっと後ろに」なんてさらに引っ張ってみせたり、最後に「ンあ!」って入れてごらん?なんて。

凡人がやるとしつこくいやらしくなりそうなヤツも、つよしさんがやると、ただただカッコイイ。そして色気がダダもれる。


分野は違うものの、経験上知ってますが、こういうのってさじ加減がほんとにむずかしいの!!


そして、「T&U」のTとUにはフリがついていて。

Tは左手と右手でTの字を作る振り。(オリスタさんに載ってます!)

Uはつよしさんはわたしたちを、わたしたちはつよしさんを指差します。

で、ここでも歌の中に出てくる「T」と「U」をレクチャーしてくれて、一緒にやるのですが・・・

「アホになって!」とつよしさん。

ちょっと大げさに「てぃーーーぃ↑」(ここは語尾上げで。)

「&ゆーーーーっ↓↓」(ここは思いっきり語尾を下げます!)

指を上げたり下げたりしながら、つよしさんがやってくれるお手本は、やっぱりみんなと全然違う!
全然アホになってないし!!(笑)カッコイイってば!!

もちろんかなり上から「やってごら〜ん」とつよし先生にレクチャーされているわけですが、めちゃくちゃわかりやすくて、やさしい声だったので・・・

だからよけいに「ももクロちゃんたちにもこんな風に?」と思ったのだと思われました(笑)

歌が得意な人は「こ〜んな風にやっちゃってもいいよ?」って最後の方で言ってたのは、どんな風だったっけ?ビブラートだったかな?なんだったか忘れたけど、歌い方の引き出しがまだまだいっぱいありそうだなぁというのがめっちゃわかり、おもしろかったです。

そしてそして・・・もうちょっと研究して、この魅惑の指導テクニック、レッスンで絶対に使ってやる!・・・と誓ったのでありました(笑)(笑)(笑)
多分・・・肝は相手に絶対的にカッコイイと思わせることができる「お手本」だと思うのですよ!

これができれば、そうなりたい!なんとか食らい着いていこう!と思うもの。

要はつよしさんが稀有な才能を客席に見せつけた・・・ということでした。ちゃんちゃん!!そしてメロメロメロ。

そして本番!音楽が始まって・・・曲の中でそのレクチャー部分がつよしさんから発せられたら、あたりまえだけどレクチャーの時より何割も増しでかっこよかったというオチでした。

しかも手の振りが入る部分のタイミングとか、音を後ろにずらす感じとか、天才的なところが遺憾なく発揮されて、もう降参!!

結論としては・・・どんなに素晴らしいレクチャーを受けたとしても、真似はできないってこと。
たとえばマジシャンがすごいマジックのネタばらしをして「ああなるほど!」と思ったとしても・・・

じゃ、同じ手順でやればできるかと言えば、絶対に無理・・・というのとも似ている・・・と思ったのでありました(笑)

ああ、ここいら辺、同じように音楽を教えるお仕事をしてらっしゃる、wadachanやゆきはなせんせと一緒に見たかったなぁ。
で、見た後であーでもない、こーでもない、お仕事談義をしつつ、いろいろと語り合いたかったです(涙)

ブルーレイになりますように!!