ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良旅の記録 その4 大木との再会

今日はよくもまあ、くるくると動き回りました(笑)

明日からちょっと出かける用事が立て込むからなのですが、従って筋トレもどうしても休めずで、しかも行ってみたら体力測定の日で、腹筋やら片足立ちやら、いろんな計測のために、おねえさんがストップウォッチを持って、待ってました。
ひえ〜っ!!よりによって今日ですか?(涙)

朝から辿ると、バロンの散歩、生協、そして筋トレ。
帰りに買い物をして、夕飯の下準備・・・とここまで午前に詰め込んだあとに、午後からがやっとお仕事で、生徒5連発。
(その癖に、どうしても欲しくてわざわざレッスン前に本屋には寄ってるんですけどね。音楽と人!すっごくよかったです。)

さらに仕事では、今日やってきたどの子も、あまりにも元気すぎて、生気を奪われました(笑)
なんだかいつもの5倍くらい疲れた気がしています。
とはいえ、みんなやる気満々だったので、心地よい疲れです。

そしてなぜこんなに疲れちゃったかというと、大事な楽譜やレッスンノートを忘れて行っちゃった子が2人もいて、慌てて大声で名前を呼びながら、走って追いかけたりもしたからです(笑)

いろんなことが続く日は続くものです。びっくりです(笑)

夕方の散歩のとき、短時間で済ませようと、鍵とビニール袋と携帯とウォークマンだけ手に持って外へ出たのですが、鍵を閉めてからバックを持って来ればよかった!ととても後悔しました。

片手はリードを持つとすると、あまりにもこまごまとしたものを持ち過ぎではありませんか!!

こんなにぱらぱらと持っていたのでは、いろいろと不便です。

あいにく着ているユニクロのテーラードのジャケットには飾りポケットしかないし・・・と内側から探ったら、あれ?裏に付いてるのはポケット地じゃないの?
と、もう買って以来、10回以上も着ているコートの「飾りポケット」の縫い目のところをごそごそと探ってみたら、糸がわりと簡単にしゅるる〜っと抜けるではありませんか!

ええーーーーっ!?

呆れたことに、わたしが飾りポケットだと思い込んでいただけで、実はちゃんと普通にポケットだったのです(笑)
ポケットのところにしつけがかけられたままになっていただけでした。びっくりです。
ちょっとフリース地みたいな生地でできているジャケットなので、本物のポケットがついてるはずがない・・・と思い込んでいただけでした。

これまでなんで気がつかなかったんだろう?ほんとにバカだなぁ、わたしってば(笑)

というわけで持ち物はぜ〜んぶポケットに入れて、何事もなかったかのように、非常に快適に散歩を終えたわたくしでございます(笑)

さて。

天河さんの日記まで一気に書く予定だったのですが、今日はそんなこんな、猛烈に忙しい木曜日だったので、途中までで一旦切ります。
天河大弁財天社と向かい合った敷地にある、来迎院の大銀杏についてまで。

いつも拍手および、拍手コメント、そしてスターをありがとうございます。
トモエさん、再びコメントレスに返信してくださり感謝です。今回も読ませていただきました!ありがとうございます。

「いつ見てもいろんな方のコメントが入ってますね!」
ふぇるまーたは「常連じゃないと入れない」感じがないのがうれしいです・・・と言ってくださった方。
そうなんです。それはわたしにとっても、うれしくて誇らしいことのひとつです。

決して敷居が高いサイトではないと思われますので(笑)どうぞまたいつでも遊びにいらしてくださいね。
二日目の夜は会席料理。そんなにボリューミーでもなかったと思うのですが、なんせ普段わりと軽めに夕食をべる傾向にあるので、例によって今回も死ぬほどおなかがパンパンになってしまいました。

食事の前から部屋で軽くワインを飲んでいたオットに至っては、満腹と酔いで、なんとブラタモリ「富士山編」の途中でもう寝てしまったという・・・
子どもか!!状態。

一方のわたしも、ブラタモリの富士山誕生の秘密は熱心に見ていたものの、その後、持ってきたわりと分厚い本もわりと簡単に読み終わってしまい。

日ごろはあんなにやってもやってもやることがなくならないのに、旅先では家事をしなくてもいいし、もちろんピアノは持ってきてないし(笑)なんといっても食べすぎでおなかが重いし!!

というわけで、オットが寝てしまえば誰も話しかけてこないし、することがなくて、すご〜く早寝しました。

寝る前にふと思い立って、翌日の新幹線の時間から逆算して、何時まで奈良にいられるのかなぁ?なんてことを考えていたとき、ふと、あれ?もしかしてうまくいけば、再度「當麻寺」に寄ったとしても、もう一箇所くらいどこか行けるんじゃないの?と思い立って、急に検索。
手帳にメモりました。

京都から新幹線に乗るので、橿原近辺から近鉄奈良へ向かおうとすると、一旦西大寺で乗り換えて少し戻らないといけないけど、大和西大寺なら通り道だし、急行で行けば一本だから、そこで途中下車もアリなんじゃないの?なんて。

ほんの思いつきで調べておいたのですが、これが翌日ものすご〜く役に立つことになるのです。
もちろん、この時はまだそんな未来は知りません(笑)(笑)(笑)

さて。

リベンジを誓ったわたしたちは、翌朝は5時45分に起きました。

例によってオットの淹れてくれたコーヒーを飲んで、BGMを「縁を結いて」にして出発です!!
ところが、この朝はびっくりするほど寒くて、震え上がりました。
一日違いで全然気候が違います!

風がぴゅーぴゅー吹いていて、後で聞いたところによると、洞川の方々はこの日、もしかしたら初雪が降るんじゃないかと思ってらしたのですって。

そんなこととはいざ知らず。分厚いコートでもなく、ダウンでもなく、ニットでもなく・・・
わりと薄っすいコートで出かけてしまったわたしたち。
一応旅の直前まで毎日「天川村のお天気」は読んでいたのですが、まさしく「山の天気は変わりやすい」なのでしょうか?
こんなに気温が急に下がるとは、よもや思ってませんでした。

オットが貼るホカロンを大量に持ってきていたので、腰のところに貼ってもらい、まあまあ耐えられないほどではなかったですけれども(笑)

車で走っていても、至るところにわりと大ぶりの枝や葉っぱが落ちていて、夜中にずいぶん風が舞ったのだなぁという感じ。
前日にはなかった光景です。

そして神社の敷地に車を止めたら、巫女さんたち、そして宮司さん?とおぼしき方も、みなさま総出で箒を持って立ち働いてらっしゃいました。

落ち葉を掃き清める音だけが響き渡る境内の清々しいことと言ったら。

そして日記上は少し時を巻き戻します。

画像の最初の方は、二日目に撮ったものです。

二日目の朝は、まだ時間に余裕があると思い込んでいたので、まずいつもの大木さんたちにご挨拶に行ったのでした。
一枚目は入り口のところです。
しだれ桜があって、その奥にわりと画面いっぱいに映っているのが、来迎院の大銀杏です。


前の日記にも書きましたが、わたしは風に揺れ「しだれる」植物がとても好きなので、たとえ花が咲いていなくても、このしだれ桜には強烈に心惹かれました。
もちろんいつか桜が満開の時にもここを訪れてみたいです。
美しいのだろうなぁと思います。


そうして、もうちょっと大銀杏に近づいた画像がこれです。
こちらは前回の旅の時に撮ったのと同じような角度で撮った画像です。

昨年の時はもっと紅葉していて、黄色かったのですが、今年はまだ緑です。
これはこれでとても美しく、清々しい感じがしました。

大木に大地の母のような母性を感じ、そのパワーを分けてください・・・という気持ちで見上げてました。


ちなみに、昨年この銀杏の下に落ちていた「ぎんなん」を拾って帰ったのですが、そこから出た我が家の銀杏の今はこんな風です。
意外と大きくなったでしょ?

帰ってきてから撮ったので、こちらの銀杏は紅葉しています。
小さくてもちゃんと葉っぱの色が変わるんだなぁと不思議な気持ちで眺めています。