昨日最初にタイトルを打とうとして、マジボケで「平安神宮LOVE」と入力していたことにかなり経ってから気がついて、思わず笑ってしまいました。
確かにLOVEだ!!LOVEだね!(違う、それは別のヒト、笑)
平安神宮にかかっても「LOVE」だし「どうもとつよし」にかかってもやっぱり「LOVE」なのだ!!(笑)
な〜んていきなりそこから入るか!という感じですけど。
ひとつ前の日記にすでに反響をいただきました。
「PINK」を知ったくだり、別のところで同じように固まったという方(笑)
そして、日記のあの部分が臨場感があって好き、その場にいて一緒にびっくりしたかったというなかよしさん。
ほんとにね〜♡
むふふ。ほんと、ああいいうハプニングこそが、野外ライブのおもしろさでもあるわけですよね〜(笑)
そして、同じような最大級のネタバレ事件を思い出しました。
薬師寺ライブのときの「春涙」。
あの時もしばし固まって、そしてぎゅーっと掴まれて、開場の列に並んでいたのに、うっかり下を向いたらこぼれちゃうかも?いう状態に陥りましたっけ(笑)
それから京都のホテルがいっぱいだった件。
ある信用筋から「某学会があったんですよ〜」というお話も伺いました(笑)やっぱりか!!
いろいろと何か書くたび構ってくださるみなさまには心からの感謝をこめて。
で、やっと「その1」なわけですが、何度読み返しても、これでいい気がしないのは、あまりにも感想がマニアックになってしまいました。
もしかしたら大幅に推敲すべき?という気もしますが、とりあえず一旦これでアップ。
冷静になってからあまりにもヘンだと思ったらもう一度手直しします。
さて。
今回は平安神宮ライブ6年目にして、はじめて2日間参加させていただくことができました。なんて贅沢な時間なのでしょう。ありがたいことです。
なので、いろいろとごたまぜにして書きたいと思います。
曲目や大きな流れ、バックのメンバーさんたちは二日間とも一緒。
二日目は少し早めに行ってお参りをしたのですが、その時にはたくさんのスタッフさんがすでに立ち働いていて、このライブのために一体どれだけの人が裏でがんばっているのだろう?というようなことを実感しました。
ステージの上にはカラフルな傘。
初日の始まる前、先にお参りを済ませたとっかーた嬢にちらっと見せてもらった画像の中に、「なると(練り物の)」?それとも「ロールケーキ」?というのがあって、「ねえ、これ何?」と聞いたのですが、謎めいた表情でにっこりされて煙に巻かれてしまいました(笑)
入場して自分の目で確かめてみたら「それ」は渦巻き模様の入ったカラフルな和傘たちだったわけなのでした。
もちろんわたし自身の新鮮な驚きのためにネタばれを避けてくださったのですが、知りたくて焦れ焦れしました(どうせすぐにわかるくせに、笑)
畳んだ傘を引っくり返したような白い照明器具。
ステージの右と左に大きな縦型のスピーカー。
どちらの日もスピーカーの延長線上にわたし。
一日目が舞台向かって右、二日目が舞台向かって左だったのですが、今回ほとんど音のストレスを感じませんでした。
野外だからなのか、キンキンすることもなく、スピーカーが近い時特有の、ガンガン来すぎて耳が疲れる感じもなく。
とにかく誰かに真っ先に話したかったのは「音響が絶対にすごいスピードで向上している」ということで、ここは声を大にして言いたいところでした。
どんどん日が暮れていくので、どちらの日もわりと早めに中に入り席に着いたので、しっかりとお祓いを受けるところから参加できました。
紫色の装束でステージに上がられた宮司さんの声とともに、静かに頭を下げてお祓いを受けます。
あの手に持ってらっしゃる白い神祭用具は、幣(ぬき)とか「御幣(ごへい)」とか言うそうですが、静まり返った会場内で、静かに宮司さんによって打ち振るわれる音が、さわっ!さわっ!と耳に心地よく聞こえてきました。
瞬時にして静謐で落ち着いた空気が満ちてきて、心が平らかに凪いだ海みたいになってゆくのがわかり・・・
これは一見ライブ前の高揚した気持ちに水を挿される感じかと思いきや、まったくそうはならず、なぜか「ああ。(聴く)心の準備はできた。」という気持ちになったのが不思議でした。
これは毎年行われている恒例行事でもありますが、例年、このタイミングに中に入ってはいても、雨支度とか、荷物をビニールに押し込むとか、何かをしながらになっちゃうパターンが多かったところ。
今年はなんせ雨の心配がまったくいらなかったので、入ってからすることがないのです(笑)
せいぜいメモ帳とペンを出すくらい。
なので、ちゃんとお祓いから静かに受けることができたのは、もしかしたらはじめてくらいかも?と思いました。
ああ、本当にお天気がいいってありがたい。
お天気だけはどうやってもままならず、当然のように手に入るものじゃないから。
雨じゃないというだけで「ほんとに神さまにありがとう!」と言いたい気持ちです(笑)
さて。
ほぼ定刻どおり、ライブがスタートしました。
☆瞬き(涙奏)
最初にSWING-Oさんだけが出てこられて。
スモークがもくもくもくと炊かれるのがわかったのですが、初日は近すぎて、スモークの効果がいまひとつ伝わらなかったので、つよしさんがとっても自然に現れたと思ったのですが、宿に帰ってレポを見ていたら、「スモークの中から逆光でシルエットが浮かび上がる演出」とかってみなさんおっしゃっていて、びっくり(笑)
そうだったのか!!(笑)
初日、出てきた瞬間に思ったのは、この間のトーキョーライブとほぼ同じようなイメージの、ずいぶん前のつよしさんを思わせるような自然なビジュアルだなぁということ。
めちゃくちゃ男前で、そしてかなり若く見えて、実際お肌もぷるぷるそうで(笑)
(で、念のため付け加えておりますが、この時点では・・・ですけどぜ〜んぜんぽっこりおなかではなかったです。数日しか経ってないのに、そんな?とも思うわけですが。なにやら「なら100」方面から「ぽっこりなウワサ」が流れてきてますね〜むふふ。)
服装は一瞬ローヴ?と思うくらい長い紺のジャケット。後ろに紐があったから、トレンチコートみたいなもの?と思ったのですが、違うかな?
中はシンプルな白いシャツだったと思います。
登場時一瞬だけ、いつも「帽子にサングラスに前髪カーテンにヒゲにストールに」・・・と完全武装して現れた頃のことがなぜかよぎったのですが、今回はあの頃とは真逆なイメージ。
身体や心の飾りを全部はずして、少年のような澄んだ瞳で、ごくごくナチュラルに、その歌声ひとつ、それだけを携えて立っている・・・そんな感じがしました。
(あくまでも余談ですけど「菩薩じゃなくて如来な感じ」とかメモに殴り書いてて笑いました。言いたいことはわかるけどここは神社だから・・・笑)
二日目はもうちょっと後ろだったので、ちゃんとスモークの中から現れる・・・というのを実感できたのですが、その日はその日で、その煙の中から現れたつよしさんが、とても神秘的に見えて、1曲目を知っていたこともありますが、これから始まるかの歌にふさわしい、つよしさんが、どこかあの世とこの世の境い目に立っている人のようでもあって、また違った景色に見えました。
青い照明
白い雲のような光
とメモ。
幾筋(いくすじ)もの白い光の柱
つよしさんの第一声「まばーーーたき♪」のひとことだけで、すでに心を捉われました。
野外だからかもしれないですが、キンキンした感じが微塵もなくて、やわらかな澄んだ声。
かと言って聴きずらい感じは微塵もなく。
声の伸びが半端ないです。
他には鍵盤の音しかしないから、歌声だけがまっすぐに聴こえてきて、なんという贅沢な空間だろうと息を飲みました。
SWING-Oさんの音は気持ちに寄り添いすぎず、どこか神さまの領域に近いようなイメージの音。
ツイッターで、バンドの音楽に造詣が深いノンさんという方と最近よくお話させていただくのですが、彼女がSWING-Oさんの鍵盤の音を「梵鐘のような」とおっしゃってました。
とっても言いたいことがとてもわかる気がしました。
とても深い倍音的な広がりのある響きの音。
あえて感情的になりすぎず、ひそやかにまわりの景色に溶け込み寄り添う感じ。
とてもとても素敵でした。
この鍵盤の音の他に、つよしさんの歌に彩りを添えるのは、ブレスの間に間に聞こえる虫の声だけ。
涙奏バージョンだからブレスが深くて、たっぷりと間があって。
その「間」たるや、音が鳴っていないところも含めてちゃんと音楽なの。
これがとても心地よくて。
そしていいところで小さく聴こえる秋の虫の声。
自然をも味方につけたライブだなぁとしみじみと。
でもでもでも。なんといっても特筆すべきは、つよしさんの美しい声。
声そのものの音色が、まるでよく鳴る弦楽器みたいになめらかでなだからで。極上・・・とメモってました。
前述のノンさんが「純度」という言葉を使われて、なるほど〜っと膝を打つ!
つよしさんの声を評するのに『純度』という言葉はほんとぴったりなような気がします。
混ざりものがない感じ。邪念がない感じ。思考を通さずへんなテクニックも使わず、想いが素直にまっすぐ声になって出てきた感じ。
ああ、大好きだなぁと思います。
2番のところは歌詞を替えて歌ってました。
「眼に映した何枚(いくつも)の写真を」
のところを
「眼に映した何枚(いくつも)の光を」
という風に。
そしてそのあとの
「記憶できない儚さを愛していたい。」という気持ちは、この歌が世に出た瞬間から、わたしも何度も何度も折に触れて嚙みしめた言葉で。
またこの瞬間にこの歌を聴きながら、心の中で反芻してみる。ああ、ほんとうにそうだなと実感する。
そしてそして
瞬きするたび 大切なものが消えてゆく
戻れない記憶を
過去(きのう)へと見送るブルース
誰もが鳴らしながらそっと
未来(あす)を信じている・・・
ここがほんとにぐっときてしまって、1曲目から胸を衝かれます。
ぎゅーーーーっと締め付けられる感じです。
いつものライブと違い、あまりにも静かに始まったので、客席も着席からスタート。
これがとてもとても新鮮でした。
なんとなく「どんなバラードでも立って聴く!」みたいなのがジャニーズのコンサートでは流儀?というフシもありますが、一般的に、コンサートや音楽会ではやっぱり座って聴いた方がいい曲、立った方が楽しい曲、絶対にあると思うのです。
遡ること何年だろう?「si:」や「tank」の頃、家族や一般の友だちを誘ったことが何回かあって「この立たされ坊主感はなに?」みたいに言われたことがあります(笑)
どうしてジャニーズのコンサートってバラードでも客席みんな、こぞって仁王立ちしてるの?って(笑)
当時はここではそういう流儀だと思っていたので、あんまり気にしてなかったですが、最近はジャニーズと非ジャニーズなんていう境界を作ること、感じること自体がとても無意味に思えてきたので、確かになぁと思うところもあって。
今回のこの座ってスタートはわたし的に、思いのほかよかったです。
世界観を邪魔せずに堪能できる感じ。
穏やかに着席しているから、自然とライブに引き込まれる感じ。
とてもとても好きでした。
1曲目にして、隣の方、そして付近のあちこちからすすり泣き。
ここでこの1曲だけが聴けただけでも、すでにして来た価値があったかも?と思ってました。
瞬きという曲はこのライブの1曲目としてこれ以上ないというくらいベストマッチな気がしました。
最後の方で「赤」とわたしメモ。
赤がだんだんに広がってゆく・・・と書いてました。
白一色の世界から、次の曲のイメージカラーへと繋げてゆくようなラスト。
始まってみると納得でした。
余韻に浸っていると・・・
赤い照明の中、次の曲が始まる前にバンドのメンバーが静かに入ってくるのが見えます。
ステージ向かって左から。
コーラス隊は、カオルさん、平岡恵子さん、Lynさん。
その後ろにスティーヴさん。
少し右にSWING-Oさんと十川さん。
ドラムは屋敷豪太さん。
ベースの森多聞くん。
ギターは竹内くんと佐藤タイジさん。
ホーン隊がSASUKEさんと小澤さんとかわ島さんでした。
そして鳴り響く鈴の音。
ああ、これがきた!!
とてもとても納得です。
この曲は「平安結祈」にも入ってました。
あの時はオリジナルではなくて「I Love Youバージョン」。
そちらの方が、最近ではわりと耳馴染んでいるくらいです。
ふぇるまーたで「Help Me Help Me」と入れて検索すると、たくさんの過去ログが出てくるのですが、平安結祈の感想を書いていた時点で「2年連続で歌われている」と書いてました。
(すっかり忘れてる、笑)
かの場所で、結構頻度が高く歌われている歌のひとつなのだと思います。
でも、この曲ほど、歌うたびに込められた想いが変わっていく曲も珍しいのではないかと思います。
どうしてもそこを含め、ちょっと書きたくなったので脱線します。
これは以前も引用した文章なのですが・・・あえて再度。2010年にわたしが書いたものです。
「逃げたい時はどうすればいい」で始まるこの曲は、発売当時もとても好きな曲でした。
ジョンレノンライブをお客さんのひとりとして見に行って武道館の階段に座り込んで書いたというエピソードも、その後の出演者さんたちの記念撮影に清志郎さんや奥田民生さんに誘ってもらって記念撮影に入れてもらたったというエピソードごと、とても印象的な曲だし、どこかジョンレノンやビートルズ的な匂いも漂う不思議曲だと思ってましたが、代々木でまた違う曲へと生まれ変わった1曲です。
少し前までは、とても切実に「心」を求めて迷いさまよっていたつよしさんが、今では自分からキラキラと愛を放ち、今も切実に愛や本当の心を求めている人たちの大きな力になっているような…そんな気持ちでとても心強く思いながら聴き入ってました。
ここを読んでからもう一度今年のオリジナルバージョンを思い出してみると、今回もまた、今までとはまったく違う意味でこの歌が歌われたと感じます。
今年の平安神宮奉納ライブのテーマは(再度MCのところで書こうと思いますが)「痛み」だそうです。
ここは今回参加されなかった方にも種明かししておいた方がいいような気がしたので、先に書いておきます。
それを知って曲の並びや感想を読むと、ああなるほどと思われることが多いんじゃないかと思います。
1曲目の「瞬き」もテーマ「痛み」にぴったりだし、この2曲目はさらにわかりやすくそうなわけで。
誰よりも痛みから目を逸らさず、真正面から向き合ってきた彼だからこそ、説得力があるテーマだし。
表現されたものを受け止めるわたしたちの心にもぎゅーぎゅー迫ってくるものがあるんじゃないかと思います。
「Help Me Help Me」に戻って。
ここで言う「痛み」は曲が作られた当初のように「ご本人の痛み」限定ではもちろんなく。
この引用文のときに感じたように「愛」や「本当の心」を求めている個人の力になるための1曲でもなく。
もっと大きな世界観で歌われてるのは明らかで。
歌の中で「きみならどうするだろう?」と問いかけられたとき、わたしたちは決して誰一人傍観者ではなくて、そこにいる一人ひとりに「どうするの?」と問いかけられたような、そんな気がしました。
世の中に「あれ?」と思うことがどんどん増えてきて。
一方で自然が容赦なく猛威を振るい始め。
明らかに人の心が荒れはじめているのを感じ。
だんだんに「自由」という言葉がそらぞらしく響くように感じ始め。
見て見ぬ振りでやり過ごすには、あまりにも問題が山積しすぎていて。
そんな中
「きみなら武器をとるの?」
「世界なら武器をとるの?」
その言葉の重さに震え上がる今日この頃。
この曲を聴いて、こんなことにまで考えが及ぶ日が来ようとは、よもや思ってはいませんでした。
さて。ライブに戻って・・・
何度も何度も「鈴」とわたしメモ。
スティーヴさんがいつも持ってらっしゃるたくさんの鈴がついた楽器です。
この鈴の音がとても効果的に使われていました。
シンバルだと強すぎるし不安を煽るイメージだし、シャララララーンな音ではちょっと人工的。
この素朴な「鈴」の音が、とても印象的でした。
煙。
赤い照明からの暗闇。
モノクロームの世界。
「いっそ叫んでしまえば未来になる」
「いっそ叫んでしまえば光になる」
と歌詞替え。
ああ、納得!
つい先日作ったんですよ!今の世相を反映させて作ったんです・・・と聞いても納得してしまいそうです。
そんな風に、曲に入り込むほどに、現在の日常的に感じているなんやかんやが浮かび、現実を思いながら聴いていたわけですが。
ただ不安を煽られただけじゃなくて、その「圧」に負けない真ん中に立っている人の「勇敢さ」のようなものも感じていて。
今こそ踏ん張り時・・・と言われているような気もしながら聴いていました。
わたしはこと音楽に関しては「音を楽しむ」が何より大事で、それを裾野のほうで伝えることに生き甲斐を感じているタイプですが、今回この曲に関しては、味わっていたというよりも、いろんなことをめまぐるしく考えていた・・・という方が強かったです。
こんな風に思うのは珍しいことでした。
さらに。
一方でもうひとつ、曲を味わうという意味では、この曲で強烈に意識した「音」があって。
それはドラムの音でした。
わたしの位置があまりにも右前方で、ステージの奥の方まで見えなかったこともあって、最初ドラムを叩いているのが誰かはまったくわからずでした。
そういうのを音だけで想像するのも楽しみのひとつなので、この音は誰だろう?と最初ちらっと思ったのですが「重厚なのにとてもシャープ、それなのにとってもハートフル!」という特徴から豪太さんに違いないと確信しました。
彼の音はとても重たくて、なのにとっても敏捷で。つよしさんの歌声のイメージともだいぶ違うカラーでもある気がするのですが、色は違っても、つよしさんの心にものすご〜く寄り添って、時に強くときにとっても温かく彼を支えていると思います。
この日、この曲でもそれがとても顕著だった気がしました。
どうかするとそのまんま空へ飛んでいってしまうんじゃないかと心配になるような、つよしさんの美しくも儚い歌声を、現実につなぎとめるもの。
しっかりと芯を作ってくださっているという安心感。
やっぱり豪太さんとつよしさんの相性は抜群だと思いました。
で、これは曲そのものの感想とは少し別の話ですが。
1曲目から2曲目、演奏メンバーが増え、バンドの音が厚くなった途端にスピーカーから飛んでくるドラムとベースの音があまりにもわたしの心(ハート)を直撃してきたので、とてもとてもびっくりしました。
いやいや。「心(ハート)」と言うより、そのものズバリ「心臓」かしら?
わたしの「鼓動」と呼応してるかのようにドラムの音が妙にリアルに直撃してきて、つよしさんの魅力とあいまって、苦しくてせつなくて、いてもたってもいられないような、たまらない気持ちになりました。
この曲でそんな気持ちにさせられたのは、主にドラムのビートでしたが、他の曲では多聞くんのベースにも感じたことです。
この瞬間「ビートにここをやられて〜♪」という歌詞が浮かんだことをこっそりと告白しておきます。
まさしくそんな感じだったのです。
(「なんのことやら?」という方、もしくは「はぁ?なんやと?(怒)」っという方はするするする〜っとスルーでよろしくです、笑)
で、ツイッターでノンさんをはじめ、音楽好きな方々ともすでに散々話してたのですが、わたしはこれを一種のボディソニックのようなものかな?と感じたので、そう言いました。
スピーカーのまん前にいたこともあって、音楽的ななんやかんやとはまたちょっと別の、なんらかの振動効果で感じるものがあったのかな?と。
意外とボディソニックという単語を知らない方が多かったみたいなので、説明してあるところにリンクを張りますと・・・
詳しくはリンク先に飛んで読んでいただくとして。すご〜く簡単に要約しちゃうなら、ボディソニックとは「体感音響装置」とでも言うもの。
「音楽振動を適切に付与すると 音楽の感動や陶酔感を深める」という効果があるもの・・・とされてます。
さらにもうひとつ「意識下に残る胎児期の記憶とリラクセーション」という側面もあります。
噛み砕いて言っちゃうと、おかあさんのおなかにいたときに聴いていた「母の心音」に近い音を再現すると、リラックス効果が高いというような話です。
豪太さんが鳴らした素晴らしい音と、その振動をうまく再現、発するスピーカーが、意図していたかはわからないまでも、わたしの心に言葉にできない、いろんな「味わい」をもたらした気がしたのです。
ちょっと未消化ではありますが、このことも記しておきたいと思います。
これは物理学的?音響工学的?な話も孕んでそうで、そうなるとめっちゃ苦手な話でもあるわけですが、一方でとても興味を惹かれました。
いつかどこかで機会があったら、つよしさんにいろいろとぶつけてみたい話が多すぎる(笑)
こういうのも含め、あんなことこんなこと。どこまで意図してるのかどうなのか?
そんな機会は絶対にありっこないわけですが、夢の中でもお互い死んだ後でもいいから??(笑)一回とことん音楽について彼と話をしてみたいなぁ。
ねえ、ドラえもん♪
さて。
脱線しすぎて、なんだかわけがわからない文章ですが・・・
この2曲目では、「瞬き」のスモーキーな状況から、少しずつ色を増していく世界・・・世界観が存分に感じられました。
紫やピンクの雲。
もくもくもくもく。
2日目はスティーヴさん側のスピーカーの延長線上で見ていたので、彼の動きがつぶさに見えたのですが、
クライマックスに差し掛かるころ、銅鑼の前に移動して、連打、cresc.していくのが見えました。
こんな風に銅鑼を連打するところはもしかしたらわたしははじめてみたかもしれません。
そしてこの振動にも心が捉われてなりませんでした。
とてもとても印象的でした。
わたしの身体全体が共鳴板にでもなったように、受け止めるのがやっとという感じで味わっていました。
物理的にも・・・そして心も。
いろいろ「体感した」というのにふさわしいライブでした。
もしブルーレイになる日が来たら・・・
これ、行けなかったみなさんにも体感してみませんか?って提案したいところです。
多分ですけど、どこかカラオケとか大きい音が出せる場所、音響が抜群にいいスピーカーを通したり、もしくは性能がいいヘッドフォンでも体感できるんじゃないかな?という気がしています。
あの感覚、みんなで共有できたらいいのになぁ・・・
そして、どう思う?と語り合いたいです。
というわけで、その2へ続きます。
いつもより何割か増しに、どうでもいいことを書いている気もしてます。
2曲でこんなに長くてどうする?という気も。
でも考え始めたら止まらない。
まだまだ平安神宮ライブは終わらない・・・
少なくともわたしの心の中では・・・
追伸:文中名前を出させていただいたノンさんには心からの感謝を!!いつも素敵な刺激をありがとうございます。