薄れゆく音の記憶と懸命に闘ってます(笑)忘れたくな〜い!!
だんだんに書いていて、本当にそうだったのか、それとも妄想でかなりふくらませてるのか、よくわからなくなってきたので、注意深くメモ帳を確認しています(笑)
それでもツッコミ所満載かもしれません。みなさまの記憶を辿る道しるべや、叩き台になればいいかな?という気持ちで書いています。
どうぞご遠慮なく指摘してくださいね。
前の日記、MC部分の最後のところをこっちにつけるべきか、かなり迷いました。
今回曲と曲のつなぎの部分がとても凝っていて、どちらに入れていいのかわからなくなるところも多々あって。
なので、もしかしたら続けて読んでいただいた方が意味がわかりやすいかもです。
とはいえ、好きなところだけをピックアップして飛び飛びに読んでいただいても全然大丈夫。
自由に遊んでっていただければ幸いでございます♪
FUNKY PANTIES
MC明け、一発目は、思いもよらないことに、歌声からスタートしました。
コーラスさんたちはもちろんのこと、楽器のみなさんが、楽器を置いてハモリだしたのが超新鮮!!
これは何事?と夢中になりました。
ちょっとハモネプ風。
男声のベースの声、そこに重なる女声のふわっとした声。
全員が歌っているから、かなり音が厚くて、混声合唱をやっていた者としては鳥肌ものでした!!
あたりまえだけど、みんなリズム感も抜群だし、音楽としてかなり完成度が高いのです。そして楽しそう。みなさんとっても生き生きしてる!!
よ〜く聞くと「パンティー」「パンティー」「おぉ!パーーーンティー♪」と歌ってるのですが、この歌詞なのに超カッコイイ!!
ええ?パンティーですって?!ああっ!あれだ!!
もちろんつよしさんも歌ってるし、KenKenも十川さんも、ホーン隊も、ギター陣も、み〜んな歌っているのですよ。
な〜んて楽しい!な〜んて素敵!チームワークの良さがこんなところでも最大限に伝わって、こっちまでにこにこ。わくわく。
そして始まる「FUNKY PANTIES」です。
この曲は、わたしにとっては、ちらっと昨年のツアー最終日、フォーラムで聴かせてもらって以来の生歌で、大好きな曲なので、とてもとてもうれしかったです。
「FUNKYなパーーーンティーを越えろ」の「パ」と「ン」の間の長めに伸ばしているところ。
ここで思いっきり焦らされて、「越えろ」で一気に開放される感じ。
その伸び縮み、緩急がすご〜く好きでした。
やりすぎてもいないし、足りなくもない。
「越えろ」って命令口調だからかもしれないけど、妙にオトコ臭いのに、色っぽい。
相反する要素に翻弄されます。楽しい〜♪
このつよしさんの歌声に絡むコーラスさんのかわいい口調がまたベストマッチなの。
あのキュートなボイスは平岡さんかな?確かPANTIESの声…なんでしたっけ?
歌声もですが、ギターも超絶色っぽくて痺れました。
パンティーのおまけCD(笑)に入っているのみで、もう聴けないんだったらイヤだなぁと思っていたのですが、聴けて超HAPPY〜♪
この辺りがこの日のライブで最も心に残った箇所のひとつなのですが、そう思ったのは多分イントロのみなさんの歌声があまりに強烈だったこと。
全体として厚みのある音を鳴らしているのに、この曲ではつよしさんやコーラスさんの歌声が埋もれるどころか強烈に訴えかけてきて、逆にあんまりバンドの印象がないのです。
一度しか聴いてないから、もう忘れてるという可能性もありますが、とにかく印象が不思議で惹きつけられてやまなかったので、今でもまだ、思い出そうともがいてます。ムリなんだけど(笑)
ここはフォーラムでまた聴けるのが本当に楽しみです。
ずいぶん先だなぁ・・・はぁ。
余談ですけど・・・
たとえば、アカペラならたとえ電気がなくったってライブはできるわけで。
この人たちさえそこにいてくだされば成り立つわけで。
いつかそういうライブをやる時も来ないかなぁ。新しい期待が沸いてしまいました。
つよしさんの歌声が最大限に素敵に引き立てられていたし、音圧の差もないから、全体としてソフトで繊細な表現がダイレクトに伝わるのです。
よかったです、本当に。
ちなみに。
この文章をアップしようとして、大阪ではどうだったんだろう?と友人たちの大阪レポを辿ったら、なんと大阪ではこのコーラスっぽい部分はなかったのですね。
すご〜くびっくりしました。
ここは東京から付け加えられたところだったのか!!
逆に大阪だけしかやらなかったこともあるだろうし。
こうなったら、違うことをやった日のパフォーマンスはみんなブルーレイにまとめていただいて見てみたいものです。
244 ENDLI-x の時の「エンドリケリー LIVE DVD」のDVDの時のように、同じ曲が何度も入っているようなブルーレイが出たらいいのになぁと切実に思いました。
EENEN
そしてさらに色っぽく「ええねん」
ホーン隊のキレのいいイントロ。
打楽器やベース、リズム隊の刻むリズムのわくわくさせることと言ったら。
最初の方はわりとCDに忠実な印象でした。
この曲はCDでも大好きな1曲ですが、ライブの方がさらに何割か増しで惹きつけられました。
つよしさんのリズムの取り方がちょっとだけ後ろ目で、引っかかりがあって、でも、もったいつけてる?と感じるほどでもなくて、絶妙でした。
前の曲に引き続き、コーラス隊の声も美しくて、コントラストがとてもよかったです。
ここ2曲は男女の駆け引きの歌なので、歌声も絡みつく。
スクリーンでは鉱石に水が滴る映像が流れていて、なんだかとってもエロティック。
滴る水は、なんだか色っぽいつよしさんそのもののように、だだ漏れてる何か・・・ということが殴り書きしていあるわたしメモ。それってどうよ(笑)
パーカッションの音がとっても効いていて、スティーヴさんが踊りながら叩いているのがとってもいい感じ。
途中からDUTTCHさんのドラムの音、そしてKenKenのベース。
リズム隊が要な、CDともちょっと違う新鮮なアレンジになっていた気がしました。
そしてジャジーなホーン隊のソロ。
ルイスの搾り出すような超カッコイイソロから、ふと目線を前に上げていくと、竹内くんがトランペットを吹いてました。
ギターの時の立ち姿とは若干違う、ピンと背筋が伸びた背中!
そういえば、以前彼が吹奏楽男子だと聞いたことを思い出しました。
(このことはあとでMCで出てきました。)
三つ子の魂百まで・・・わたしもですけど、コンクールなどでピンと背筋を伸ばして指揮者の方を向く、音楽が始まる瞬間のことを思い出しました。
吹く楽器を前にすると、こういう姿勢になる・・・っていうのが多分刷り込まれてるんじゃないかな?(これはわたしの想像だけど、笑)
そこからしろくまさん、そしてSASUKEさんへとソロのリレー。
みなさん本当にすばらしくいい音を鳴らしてる。楽器が鳴ってるなぁという感じ。
「つよしさん」「二の腕」「とんでもなくセクシー!!」とでっかくわたしメモ(笑)(笑)(笑)
さらに
「その歌声!!」「うなじにくらくら」・・・と続きます。
そしていつしか音が幻想的な世界感を醸し始め・・・
コーラス隊の美しいハーモニーをつくり、さらに幻想の深い森へ入っていくような感覚。
これから始まる曲は一体なに?
(大阪のレポを読んでるはずなのに、もうすっかりと忘れてる、笑)
そこへ十川さんのキーボードが重なって、さらにイメージの中で森の奥へと進んでいきます。(比喩すぎてすみませぬ、笑)
けむりがゆれているような、熱い湿り気のある妖しい声と音で醸しだされる雰囲気。
奄美大島っぽい声(わかるかなぁ、笑)を出してるのは平岡さんかな?
たゆとうような揺れるグルーヴの中、始まったのは・・・
いとのとち
「いとのとち」でした。
つよしさんはギターを持って歌ってましたが、色気に満ちた湿り気のある声でした。
イントロの人を食ったようなワウワウ音は、ギターではなかった気がするけど違うかな?
コーラス隊の女声声と、男声?シンセサイザー?
この辺、よくわからなかったのです。次への宿題。
どなたかはっきり覚えていらしたら教えて欲しいです。
続く、トランペットの「チャーンチャーンチャチャチャ!×2」のフレーズ。
ここはものすご〜く忠実に再現されてました。ルイスのトランペット、なんていい音なんだ!!
CDでもイントロのトランペットの音が大好きなのですが、ルイスの鳴らす生の高らかなメロディーが、そこまでの不思議な感じとはまた違う、独自な世界観を醸しだしていて、なのに、相反する感じでもなくて・・・全体としてとっても好きでした。
照明は紫。尖った石が映し出されてました。
この曲もライブの方が何倍も好きでした。
「いと〜のとちの〜赤い華へーっ咲〜き〜も〜ど〜ろうーーー♪」
の最初からそうだと思うのですが、この曲は拍子がカクカクではなくて、角が取れた丸なのが特徴だと思うのです。
メトロノームでカチカチ追えるような拍子感じゃなく、丸いグルーヴなところが、つよしさんの表現にぴったり・・・
指揮棒を丸く振りたくなるような拍子感。
拍子がぐるりぐるっと回って、いっぱい愛をくっつけて、また自分に戻ってくる感じ。
と思ってたのですが、ライブでは数割増しにそれを実感しました。
すくい上げるように歌うのがこれまた色っぽい!!この人、自分に合う表現をほんとに知ってるな!と思いました。
ただ、残念ながら、わたしも含め、会場がイマイチ上手にそのグルーヴについていききれてないのが、ちょっと残念!
学生時代にちょっと本気を出してエレクトーンをやっていた頃に、「音符は完璧に再現してるのに、なんか違う!ノレてないのよ!!」と言われ、途方にくれていた頃の自分を思い出して苦笑い(笑)
あれからずいぶんたくさん、いろんなジャンルの音楽を聴いてきたけど、今あの先生にもう一度エレクトーンを習ったら、別のコメントをいただけるかなぁ?(笑)
おっとまた横道(笑)
ファンがイマイチうまくノリきれてない話だった(笑)
これがもっと長いライブツアーだと、最後の頃にはこっちもノリ方がもっと上手になりそうな気もしますが。
あまりに短くないですか?
小喜利も超がつくほど大好きだけど、そっちの方が本数多いってどうなの?(笑)
ライブツアーって言うからにはもっと長く、本数やろうよ!!
と、ここは大きな声で言っておきたいです!
こんな辺境の地から、いくら叫んでも届かないとは思うけど(笑)
言霊飛んでいけーーーっ!!
実を言うとCDをゲットしてしばらく「いとのとち」は「い」と「の」と「ち」だということに気づかずで、笑われました。
そもそもが歌詞が古語だし、どこか呪文ちっくで、ストイック。だからかな。ライブを体感していて、つよしさんに巫女っぽいイメージを持ちました。
そっか!太古の昔へ「咲き戻ろう」・・・なイメージ?
だから奄美大島っぽいあのコーラスの声が妙にマッチしてたのかも?
つよしさんの歌い方は、あえて呪文ちっくな棒読みな感じではなくて、ちょっとやるせないような、けだるいような歌詞の乗せ方が結果として色っぽい。
そして、ワウワウ言ってるあれ。あれはちょっとシニカルでもあり。
「なんでわからないのかなぁ?」という焦燥感のようなものが曲の行間に滲んでる。
いろいろな、一見相反する感情が集まってこの曲ができているような・・・そんな不思議な感じ。
コーラスとパーカスとドラムとわたしメモ。なんだっけ?
歌のみになるところがすご〜く効いていて、なんだかさらに神々しいと思ってしまった。
人類の此処
CDと同じく、KenKenのベースからスタートします。
この曲は、ライブではCDよりずっといい意味で男臭い感じに仕上がっていて、ちょっとイメージが変わりました。
CDはもうちょっと中性的で繊細、夜っぽい雰囲気を感じていたのですよね。
この日のライブでは、つよしさんも、あんまり繊細な表現にはしていなかった気がするし、都会的な感じともちょっと違う感じでした。
またメンバーが変われば全然違うものになるかもだし、その日心を支配している気持ちによっても変わる可能性もあるけど。
そういうところが判で押したように同じじゃないところもすごくいいなぁと思うのです。
どうにでもできる人だから。
その日のムードでいろんな表現ができる人。
そういうことがあるから、ひとつでも多く入りたくなっちゃうんですけどね。
オトナなので、そこはぐっと理性で抑えてわたし的ぎりぎりの回数にしてますけど(十分だろ!というツッコミも当然ではありますが、あくまでもわたし的に・・・ですよ、笑)
いつか、いくら行っても誰にも迷惑がかからないくらい年を重ねたら(笑)お金を貯めて、存分にいっぱい見に行きたいもいのです・・・と一応希望を述べておこう(笑)
この日、この曲のKenKenは、腰を落として、わたしの中の、いつもの彼のイメージとはちょっと違う、ちょっと挑発的な、這うような重たい音を鳴らしてました。
超カッコイイ!!
つよしさんもまた、めいっぱい腰を落として、踏ん張って音を鳴らしているイメージでした。オトコやのう!(笑)
つよしさんについては、「狂おしい感じ」とわたしメモ(笑)
いや〜ん、何書いてるんだ!!恥ずかしい(笑)
でも久しぶりにぐいぐいくる感じの、強気のつよしさんをこの日、この曲では見せつけられた気がして。
なんだかくらくらしつつも、持っていかれておりましたのことよ。
それにしても今年のツアーの曲たちは、1曲1曲がドラマチックに構成されています。おもしろいなぁ〜本当に。