ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ガラクタだけど〜♪あなたにだけ歌える世界を教えてよ〜♪(プラスちょっとだけコウイチ!)

カロヤンやZIPの日記、そして土曜日のライブと音楽祭の日記も挙げようと思ってて、ほぼ下書きをしてあるのですが、こっちから片付けないといけない気がしてきました。

そして、やっぱり推敲しつつ読み返してみて、これ、映画の前にアップすべき内容だったなぁと後悔したりなんかして(笑)
もっと言えば玉置さんのライブの感想の前にやっぱりアップすべきだったかも?

なので時系列および、心の風景が行ったりきたり、今となってはちょっと片付いた気分になっていることも多々あるのですが、あえて時系列を無視して、やっぱり通過点として日記にしておこうと思いました。

なかなかにネガティブな内容を含んでいて、しかも行ったり来たり、ぐちゃぐちゃしてます。

そしてぐちゃぐちゃしつつも好きな人たちがやっぱり大好きだと再確認しています。

ひとりだ!ひとりだ!と叫んでるところもありますが、ひとりじゃないことにはもうとっくに気がついてます。正直うざいです(笑)
でも確かにその時はそう思っていました。
ぐちゃぐちゃして殻に閉じこもっていても、そして今も、黙って見守ってくださった、今も見守ってくださっているたくさんの方々には本当に本当に感謝の気持ちをこめて!

ちょっとオトナらしからぬ日記ですけれども(笑)それでもいいよ!という心の広い方は続きを読むからどうぞ♡


表題を見て、玉置ファンもつよしさんファンも半分はアレだな!と思い、半分は「なんだそりゃ?」だと思うのですが(笑)

ガラクタだけど〜は「心をこめて♪」と続く玉置さんのJUNKLAND。
「あなたにだけ歌える 世界を教えてよ〜♪」はふぇるまーたにいらしてくださるみなさまはご存知であろう、ドウモトツヨシさんの「いま あなたと 生きてる」です。

6月のある土曜日の夜、わたしはほんとにほんとに疲れ果てていて、なんだかいろいろ極限状態で…

全員が寝静まった(というか、部屋へ去った…ですね、笑)午前1時過ぎくらいから、最初玉置さんのファンクラブ限定の昨年のツアーのDVDを見ていたのですが、途中で大好きなJUNKLANDで引っかかって、何度もそこだけリピートしていました。

昨年のツアーのことはふぇるまーたでも何度か触れましたが、ほんとに愛に満ちたとっても素敵なライブでした。
JUNKLANDに限らず、オススメ曲はいくらでもあるのですが、わたし的にはやっぱり彼の曲で一番好きな曲のひとつなので、やっぱりこの曲がかかると無条件に気分がアップします。

歌詞はこんな感じです。

野暮ですけど、内容をざっと説明するなら。

ブレーキもないポンコツ車を全速力で走らせている主人公。
後輪タイヤはパンクしてて、持ち物は何もなくガラクタばかり。
ねこ一匹と、あとは太陽と月を友として。

はちゃめちゃになりながら(多分「人生」という?)旅をしてて。

半分妄想入ってますけど、主人公はお調子者でその日暮らしでダメダメなんだけど。ほんとにダメダメなんだけど。

待ってる人のその前で
泣いてる人のその前で
困ってる人のその前で
迷ってる人のその前で
笑ってる人のその前で
祈ってる人のその前で
遊んでる人のその前で
愛してる人のその前で

と続いた後の、
一番は

大丈夫だよって言いたくて 一緒にぐらぐらんなって

2番は

心配ないって言いたくて こんなボロボロのまんまで

で、2番のこの歌詞の直後に入っている叫ぶようなフェイクのような

抱きしめたい!

よくわたしはこの曲を引用するし、youtube画像を貼り付けたりもしているけれど、多分この玉置さんの「抱きしめたい」に癒されたいのかもしれないと思います。

あまりにも誠実で、ウソのないやさしいこの言葉を聴きたくて聴きたくて。

そして昨日の日記を読んだ方ならおわかりかと思うのですが、わたしはここのところ、ひとりぼっちてさびしくて哀しくて「ひたすらに抱きしめられたかったのだ!」ほんとうに。

その事実に正直自分ではまったく気がついてなくて、映画「きみはよい子」を見て、やっと気がついたというわけです。遅いよ!(笑)

そのあとに続く「ガラクタだけど心をこめて」は玉置さんからわたしへの応援…のようでいて、実はガラクタなのはわたしなの。

最近ほんとに「わたしってばガラクタだなぁ」と自分を思う瞬間が多々あって(笑)
わたくしレインの中身はガラクタの寄せ集めでできている。

100均で買えるような、もしくはゴミ置き場で拾ってきたガラクタでできてるハート。
安いけどものはあんまりよくなくて、意外とすぐに壊れちゃう。
でもほんとに稀にだけど、掘り出し物もあって、ぴったりはまると偶然のようにうまくいくときもある…みたいな。

とはいえ、見かけとお値段以上にはタフだし、いつかは買い換えようと思いつつ、何年も使っちゃったりして…みたいな(笑)


このところ、自分の中にはこれまであんまり縁がないと思っていた「ひがみ根性」とか「孤独」とか「自分不信」とか、そういう感情がもくもくと限りなく沸いてきて自分でも驚いていました。

もちろん今までも自信満々だったわけじゃないし、凹むことも多々あったけど、ここまでのことはなかった気がして。

あれ?わたしってこういう人だっけ?

なんだかいろんな場面で調子が良いことを言ってるけど、意外と口だけだわ〜この人。

うわぁ、ウザっ!

そして弱い。弱すぎる。

そのくせおせっかい。

なんだか大変だ!大変だ!といつも必死に汗をかいてるんだけど、どれも空回り。
誰ひとりとしてうれしくないことを、なんでこんなに必死になってやっていて。
しかもとっくにそのことに気がついているのに、止められないんだろう…

なんて。

それでも、自分なりに人のことも考えて動いているのかと思っているのですが、その実、ものすご〜くこっそりいやらしく、利己的な自分が隠れてるんじゃないの?なんて気がついてみたり。

いわばブレーキがついていないポンコツ車を、全速力で運転しているような恐怖。

あっそっか。
だからJUNKLANDに深く惹かれるんだな!

わたしはまさしくJUNKLANDの住人なの。

でもってさらに回遊魚。ぐるぐる回らずにはいられない。

「止まらない」のではなくて「止まれない!!」んだ!

勝手に暴走しているのは百歩譲ってよしとして、ひょっとして誰かを巻き添えにしてるんじゃないかという恐怖。

ただただ自分がさびしんぼうで、周り中を巻き添えにしてるかも?というイヤな感じ。

勝手にやって勝手に疲労困憊して、そしてちょっとさびしい。

わかっているから見なかったことにしようと思うのに、「そっとしておいて!」と思っているであろう人にも声を掛けずにいられなかったり。

でありながら、ほんとは自分が一番「ほっといてよ!!」と思っているという大いなる矛盾。

めんどくさっ!!

でもでもでも。

無責任でもてきとーでも。

それでもそれでも「大丈夫だよ」「心配ない」って言いたくて〜

ああ、まさしくJUNKLANDの世界観。

しかたないなぁ。そういう人なんだもの。

そういう裏表、いろんな気持ちごとぜ〜んぶ玉置さんに抱きしめられて、歌詞の中にもあるけど「ポンコツのまんまでいいから、これからも全力疾走して行っちゃえ!」という元気がまた出てきたというわけです。

ああ、玉置さんとわたしって実はちょっと似てるかもしれないな。
お調子者ではちゃめちゃで、でも変に情にもろくてほっとけなくて。

いまさらながら「だからファンをやっているのか〜」と思った次第です。


散々リピートしまくって、不意に今度はつよしさんの歌に逢いたくなって、真っ先に開いたのが「いま あなたと 生きてる」でした。

なぜかどうしてもこの曲が聴きたくなってしまったのです。

ご存知の通り、ここのところ、アルバム「Tu」の中でも比較的FUNKの色が濃いものに夢中になっていたわたしですが、この晩はこの曲ばっかり、何度リピートしたかわかりません。

情けない顔しないで 
誰かと同じを生きないで
あなたにだけ歌える…世界を教えてよ

まさしくその時、限りなく「情けない顔」をしていたであろうわたしは、この歌がなんだかとってもがっつーん!!ときてしまい、叱られたような慰められたような、不思議な気持ちになりました。

この曲は初めて聴いたときから、深いなぁと思ってましたが、突然ものすご〜くこの歌の芯のところにある心が実感を持って胸に迫ってきて、ぎゅーぎゅー締め付けられたような気がしました。

強がることをしないで   
偽りの世界を止めて
あなたになら歌える すばらしい孤独を

さぁ、歩き出せ!
そう言われたような気がしました。

週末、ちょっと違う毛色の方々のライブを体験してきてひとつ気がついたことがあるのですが、最近のつよしさんの音楽は実はとても「強い」です。
以前、なんて繊細な人なんだ!と思うことは多々ありましたが、今、彼の音楽をしみじみと聴いてみると、芯のところにものすご〜く男っぽい、流されない強さがあるなあとしみじみと思います。

この強さを手に入れてからのつよしさんはとても頼もしいし、そして誰よりもやさしい…そんなことを実感しています。

この話はまた後日もうちょっと掘り下げて書きたいですけれども。

それはさておいて…

なぜだかわからないけど、この歌はCDで聴いてもミュージックフェアの映像を見ても、心を鷲掴みにするなにかがあって。

それは簡単に「歌の上手さ」という言葉では片付けられないような何かで。

声の音色っていうか周波数?が純粋に気持ちがいいところを突いているような気もするし。

音楽を聞かせる技、たとえばピッチの安定性とか曲全体から見た強弱とか、バックで鳴っている音楽のリズムにいかように歌を乗せていくかとか、技術的な部分が長けているような気もするし。

そういうのはすべて当然考えられた上で、何かしら人の心を動かす、こればっかりは天性の「プラスアルファー」を持っていて、そのプラスアルファーが効いているようにも思えるし。

そんなことをまったく考えずに上の空で聴いていても、振り向かされるような、知らずに涙が出てきてしまうような…

本当に不思議な感覚だなぁと思います。

町のピアノの先生としてのわたしは、それが何なにかを知りたくて、掴みたくて、そしてさらにうちの子(生徒)たちにもわかる言葉にして伝えられるようになりたくて、一生懸命考えるわけですけど、そんなに単純なものではなく。

左脳をフル稼働させて考えてもちっともわからないのですが、どこか直感的に「これは違うぞ!」という感じ。
ああ、こういうのをちゃんと言葉に置き換えることが出来る人になりたいなあ。

な〜んて…思い始めた時点でどこかが違うわけですが(笑)

とにもかくにもいろんな聴き方をしてCDにしたりHDDを再生したりして、30回くらい聴きました。聴きすぎ!

そしてまた振り出しに戻る。


どうもここのところ、このふぇるまーたでも小出しに、いろんなネガティブが透けてたみたいで…

ある日、やさしい友人の一人が「ぶちまけてみたら?」と言ってくださいました。

そして、ありえないほど長い長いメールを送りつけたら…

とってもやさしく、さらに長いメールを返してくださって「ひとりだ!」なんて思っていた自分がとても恥ずかしかったです。

さらに先々週の火曜日に会ったNさんに「最近あんまり誰とも会ってないし、どこへも出かけてなくて」と言ったら…
「そうでもないと思いますけどね。わたしは知ってますよ。」とさりげなく温かく、そしてとっても控えめにヒントを投げてくださいました。

人って「持ってない」と思うものには敏感なくせに、意外と自分が「手にしているもの」に対しては鈍感なのだなぁと思います。

これまでが多分持ちすぎなくらいだったんだなぁ。

こんな風に時々逢って、いろんなヒントをくださる友人たちの存在や、自分だけがなんだかひとりぼっちだ!なんて思うことの傲慢さよ。

なんだかいろいろ吐き出して、夜中にひとり、だーだー泣きながら「JUNKLAND」と「いま あなたと 生きてる」を見ていたら、すべての負の感情から開放されたような清清しい気持ちになりました。

そして…
小さな揺れはあるかもしれないけど、なんとなく心の中で昨年末あたりからずっとわだかまっていた自分の中の問題が少しずつほどけつつあるような気がします。

もう大丈夫…かも?

みんなにもみんなだけの歌があるように、わたしの歌はわたしだけが歌える歌、世界でわたしだけが歌うのを許されるたった一つの歌で…

他の人と比べるものでもないし、アベレージを追いかけるようなものでもないのだろうと思います。

今の形がムリがないなら、このまんま走っていけばいいのだし、疲れたと思ったら休めばいいのだし。
(Endless SHOCKか!!と自己つっこみ、そういやコーイチ風味も若干入ってたな、笑)
(そしてわたしの中に、玉置さん的な要素も確かにあるけど、一方でコウイチさん的要素もSHOCKのコウイチ的要素「Show must go on」な一面も確かにあるのだ!笑)

もっと楽でいいような気がしてきました。

今日もがんばる。

できないことはできないから、できることをしっかりとやる。

そしてやらずにはいられないことは、やっぱりやろう。

待ってる人のその前で
泣いてる人のその前で
困ってる人のその前で
迷ってる人のその前で
笑ってる人のその前で
祈ってる人のその前で
遊んでる人のその前で
愛してる人のその前で

大丈夫だよと言いたくて こんなボロボロのままで

「ガラクタだけど、心をこめて…抱きしめたい!!」

誰かをぎゅーっと抱きしめたいし、わたしだって抱きしめられたい!

そして歩き出そう!

ファイト!!