ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 親友…かも?(笑)

さっき久々に拍手コメントを開いたら、久々に仲良しのリアル友から入ってました。きょんさーん、ありがとう♡
お花を荒らす人に関して。
おっしゃるとおりかもしれないなぁと思います。警察への通報が果たしてよかったのかどうか、今でも悩みますが、ダミーの防犯カメラも実際に考えたりもしました。
ちなみに、あれからはやられてません。もともとものすごい頻度で起こっているわけでもないので、一応平穏無事な生活は戻ってます。

家庭に不満があるほんとはやさしい人が、家ではとても我慢していて、物言わぬ花を怒りのぶつけ場所にしている可能性もあるよね。
そういうことをいろいろと想像し始めると、あまり強行手段に出ることが必ずしもいいことなのかどうか、犯人を追い込んだとして、誰もしあわせになれないような気がして、ますます悩んでしまいます。
もちろん我が家とて怖い思いをしているわけですが。
ほんとむずかしい世の中になったものだと思います。


さて。


さきほど前の日記をアップしつつ、手作りたらこパスタの準備をしながら、ブンブブーンの総集編を見ました。

いつもながらどうしてこう「ながら族」なんだろう(笑)

パスタはわりとあっという間にできたので、後半はがっつり見れましたが、もう始まってから半年も経つんだなぁと感慨深いものがありました。
そして、意外とどのゲストさんの好感度も上がったことに気がついてにこにこ。

KinKiさんのいろんな素の表情が見えたり、ちょっとしたお互いに対するやさしさが垣間見れるのもうれしいな。
視聴者参加はそんなに求めてないから(笑)KinKiさんの彼ららしい素敵なところをいっぱい見せてね!なんて思ってしまいました。


一方。


昨日はフィギュアスケートを目で追いつつも、耳はしっかりとつよしさんのラジオを聴いてからというもの(笑)久々にかかった「空〜美しい我の空」のリピートがエンドレスになってしまいました。

ああ、やっぱりこの曲は大好きです。今のところ、お葬式で流して欲しい歌としては、わたし的、不動のナンバーワン!かもかもかも。むふふ。

そのうちに、やっぱりつよしさんの好きな曲というプレイリストをもうちょっと整理したくなって、再度入れたりはずしたりしつつまとめてみたら77曲だって!
それはもはや、好きな曲セレクションとは言えないでしょ!ってレベルになってしまいました(笑)
だって、好きな曲が多いんだから仕方ない。

ちなみに今日アネが起きてきた前後にシャッフルモードで聴いていた流れは…

「Panic Disorder」「プロポーズダンシング」「HEIAN FUNK」「傷の上には赤いBlood」「故意」「春涙」「Let's Get FUNKASY!!!」「空〜美しい我の空」「海を渡って」「Yellow」「赤いSingrer」「恋にも愛にも染まるような赤」「イノチトボクラ」

ね、ね、なかなかに多彩でしょ!!

そしてやっぱり「空〜美しい我の空」リピートに戻って、久しぶりにこのシングルのCDのジャケットを取り出して眺めながらじっくり聴いたりもしました。
東儀さんががっつり「笙」や「篳篥」を弾いてくださっていて、つよしさんとのコラボレーションがすばらしかったことを思い出しました。

そしてそれをしみじみと思い出したら、今度は2007年の薬師寺ライブに一日だけ参加してくださって、たまたまその音に触れることができたことを思い出しました。

続いて、自分の日記のこの日の日記からスタートしているこの年の薬師寺ライブの自分メモを全部読み返してみたりしました(笑)

東儀さんが唯一参加された貴重なつよしさんライブの記憶がまざまざと蘇ってきて、思わずため息。
どんなのだったの?その頃はまだファンじゃなかったわ!とおっしゃる方がいらっしゃいましたら、このリンク先あたりからの日記をご覧になってみてくださいね。

文章はヘタですけど(笑)どんなだったかは伝わるかと!

そして、エコうたを思い出して、DVDを探しました。
そうなると、この周辺のテレビ露出の映像が見たくなって次々と。
またひとつ、過去への扉が開きました。

もちろん未来への期待もいっぱいしつつ、過去のものも使い捨てにせず、時々は存分に味わうしあわせってヤツを今年は徹底的に教えられている気がします。

そろそろ痺れが切れつつあるのも本当ですが、過去ものの素敵さをあらためて知る春もまたいいな。

さて。

これはさっきのエントリー、レッスンエピソードの続きです。

わたしの日記にはしばしば「うぜーよちゃん」という愛称の少女が登場します。
彼女は5歳くらいからずっとうちに来ている名物生徒です。
もちろん本当にそう呼んでいるのではなく、単なるふぇるまーた上の愛称です(笑)

来たばかりの頃、かなり年の離れたおねえちゃんの「うぜーよ」という口癖が移っていて、しかも爆発的エネルギーと5才児にして、すでに舌を巻く口の達者さ。
そして、まったく物怖じしないその態度で、ふぇるまーたは一時期彼女のおもしろエピソードであふれかえっていた時期がありました(笑)

もちろん今となっては「うぜーよ」とはよもや言いません。
言ってもおかしくない年頃ではありますが(笑)言いそうもない健全でおきゃんな中学生です。

思慮深い中学3年生になっていて、小学校から高校まで一貫教育の学校に行っているので、地元の公立の中学生よりのんびりムードですが、試験となるとあきらかに追い込まれムードになって、「先生、どうしよーーっ!助けて〜!!」と言うのもいつものこと。

先日は学校の音楽発表会でテゴマスの「青いベンチ」をやることになって、ピアノとギターとボーカルという編成でやることになったそうで、ピアノとコーラス担当だったそうで、一緒にレッスンの中で猛特訓したりもしました。

同じようにうちに来てらっしゃる中学3年の担任をしてらっしゃる生徒さんと、このうぜーよちゃんは、ほぼ同じ辺りの教材をやっていて、抜きつ抜かれつしているのですが、今年に入ってから二人ともレッスンの合間にぜひぜひ覚えたいということで「旅立ちの日に」の伴奏の練習をデザート的にはじめました。

うぜーよちゃんはすぐにうまくなって、2週間くらいで完璧になりましたが、数学の先生で、今までクラシック一辺倒でとても真面目にツェルニーソナタに取り組んで来られた生徒さんの方は、そうはいかず。
今っぽいリズムや和音から和音への指移動に相当苦戦して、珍しく弱音を吐いてらっしゃいました。

とはいえ、遅々として進まなくても決してあきらめず、コツコツと積み上げ、結局はものにしてしまう、その姿勢には毎度感服しているので、今回もきっとそうなることと思われますが…
今回ばかりは「弾けるようになる前に卒業式が終わっちゃいました〜」と残念そう。

もちろん卒業式本番では、彼女は生徒さんたちに歌をプレゼントされる側で、ピアノの上手な生徒さんが伴奏されたのだそうですが、生徒さんのことを「すごいなぁ。ピアノ上手いなあ」といつもは思わないようなところでとっても見直したし「あそこ間違えたな!」とか「ここはむずかしいのにすごいな!」とか、いつもは眠い卒業式関係のリハーサルが今年は楽しかったわ!とおっしゃってました(先生でもやっぱり眠いんだなぁ、笑)

おっと話が逸れちゃった。

うぜーよちゃんは、小さい頃から一緒に月を見上げた時に怒ったように「月に杵と臼は見えるけど、うさぎは見えたた試しがない。」と言ったり(笑)
教則本の「きぼりの兵隊さんエピソード」とか…数々の名言を残してきた子です。

特に後者は当時も大笑いして、いまだに二人で覚えていて、思い出しては笑うのですが、過去ログを探してみたら、ありました。
これこれ〜!なんと2005年の日記です。この日の日記です。短いので、何なに?という方は読んでみてくださいね。笑えます。


そんなひときわユニークだった彼女が、最近はまるで親友のように(わたしが勝手に思ってるだけかもだけど、笑)対等に話ができるようになってきました。
月日の経過って凄いなぁと思います。

もちろん彼女だけじゃなくて、みんなそういう時期を通っていくのですが、彼女の場合は最初が強烈だっただけに、なんだか感慨深くそう思います。

今はショパンがとても好き、嵐の松本くんも大好きで、先日近くのイオンに来た最強少女ボーカルチーム「Little Glee Monster」がいかにすばらしいか、わたしにも聴いて欲しいかを力説してました。

先週はなぜかゲラゲラ笑いながら転がり込むように玄関を入ってきて「箸が転がってもおかしい年頃ね!」と言ったら「箸なんて転がらなくても十分おかしいです!」と言い放ち!(笑)
一枚上手を取られたよ!と思いましたのことよ(笑)

「先生!先生!チョコレート」と毎年必ず自家製のチョコレートをバレンタインにくれるのもとってもうれしいできごとです。
そういや、おうちが有名ケーキ店の彼女、小さい頃に夢はパパみたいなパティシエ?と聞いたら「みんなそう聞くけど、わたしはパパの店の隣で餃子屋をやる!」って言ってたこともありましたっけ(それ、どうかするといやがらせ、笑)

今は餃子屋にはならないそうですが、パティシエにもならないそう(笑)
家の大変さを見てるからそう思うのかもしれないけど。

そんな彼女とは、学校の先生の話(とてもかしこい子なので、これ、矛盾してない?とかそういうことをよく言います、笑)や、本の登場人物の話、人間関係の話とかをよくします。

彼女の年代の子がどんな風に物事を捉え、考えているのかを聞くのはとても新鮮だし、将来の夢をどんな風に考えたものやらわからないとか、家族がこう言ってカチンときたんだけど、どう思う?とか。

ペットの話、保育園の頃からずっと話しに聞いていて、知った気になっている彼女の親友の話やら、どんな話を聞くのもとても楽しいです。

というわけで、レッスンが終わってからたいがい10分くらいは雑談をして、帰ってゆくのですが、その時間ごと彼女とのレッスンは楽しみです。

特に共通の話題として欠かせないのが「ドラマ話」で、同じものをみてどう感じるか?というのがお互いとてもおもしろくて、よく見ているドラマの情報交換や、感想を言い合うことになるのですよね。

ところが…

今期のドラマの話になったとき、いつもなら見ているものがいっぱいかぶるのに、今期はふたつ以外、お互いまったく違うものを見ていたことがわかりました。

ちなみにふたりとも見ていたドラマは「問題のあるレストラン」と「ウロボロス」のふたつだけでした。

わたしがうぜーよちゃんに話したら、きっとのってきてくれるだろうと「『学校のカイダン』おもしろかったね!」と振ったら、彼女は中学生にも関わらずこのドラマを見ておらず(笑)
一方でうぜーよちゃんはわたしに話を合わせてくれようとして「『○○妻』のラスト見た?」と振ってくれたのですが、それは見ておらず!

で、お互いに「な〜んで、そんなの見てて、こっちは見てないの?逆でしょうに!?」と大笑い(笑)

わりときわどい話も平気でできる相手なので、以前ショコラティエの時にセフレはダメでしょ?今の子たちにとってはアリ?と聞いたら、いやいやいや、あれはないよ〜!みたいな話も一緒に平気でするし(笑)このドラマはここがダメだったみたいな話もわりとはっきり。

「問題のあるレストラン」はいいドラマだったけど、あのセクハラの描写が常軌を逸していてキツかったなんて話とか。
東出くん扮する主人公の彼?がアホかわいい「ねえ、先生、男の人に知性を求めちゃいけないのかしら?」なんて名言を吐いてみたり(あっはっは)

そんな彼女と「最後があまりにもせつなかったけど、あれはあれで終始一貫して一番大切だったのは、家族のようなお互いだったね」と話したのは、ウロボロスでした。

いろいろと怖いシーンもあったし、せつないシーンも多かったけど、イクオが最後、何事もなかったかのように、樹里ちゃんと刑事をやっててもやっぱりイケナイと思うし。もちろん本人はそれを望むはずもないし。

段野が一方的にやられたままで、とうとうイクオの本当の家族を撃てなかったのも、すべては大事な人の気持ちを最後まで最優先したからであって。

もちろんいっぱい理不尽だし、そもそもいっぱい人が死んだのもイヤだったんだけど、架空の物語の、もう起きてしまった出来事として考えるならば、あれはあれとして、あれがベストだったかもしれない。

なんて話しを。

そもそも臓器移植をされて助かった小夏先輩も全然しあわせになれていなくて、なんて不幸なんだと思うし、生まれてしまった大きなわだかまりは、世代を越えて尚残っていて、新しい憎悪を生み。
新しい闘いの連鎖が起こっていくという状況をドラマの中とはいえ目の当たりにできたこと、決して作ってはいけないと思えたことは大事なことだったかもしれないよね?なんて。

珍しくものすご〜く深い話になりました。

同じドラマを見ていても、いつも同じように感じるとは限らないのもとてもおもしろいのですが、今回はわりと似たようなことを思っていて、話をしながらお互い「そうそう」「やっぱり?」「先生もそう思った?」「うぜーよちゃんも?」なんて延々言い合ったのですが、なんだか言い合ったらとってもすっきりしました(笑)

こんな話ができるほど成長した彼女に乾杯!!

そして、最後のほうでふと「不思議なんだけど。先生とわたし、音楽の好みとか、いいと思う演奏が似ている気がする」というのでこっそり笑ってしまいました。

そりゃそうでしょ。一番最初、ドレミ、音楽のイロハから手取り足取り教えたのはわたしだもの(笑)
いいか悪いかは別として、もう10年もやってれば、いろんな意味で似てくるに違いない(笑)

試験期間はお休みしたり、大きくなるにつれ、なかなか安定的にレッスンができないことも多いのですが、もうしばらく彼女のことを近くで見守れるといいなぁと思います。

みんなみんなそう思うのですが、出会いはひとつひとつ宝物。
どうか長く続くご縁でありますように。