ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  Mコンサート−Memories&Moments 12/30&1/1 セットリストに沿った感想 その1

この連休中、というか連休前からひたすら宿題提出のために書き溜めてきたのですが、イマイチ記憶が上手に辿れず。
お正月明けはとにかく家のことも仕事も生活もバタバタなので、どうしても集中して時間が取れず毎年こうなっている気がしますが…

とりあえず見切り発車で、セットリストに沿った感想を書いていこうと思います。
ちなみに感想は東京ドーム、2日間ごたまぜです。
感想にMC部分を混ぜ込もうかどうしようかめっちゃ迷っていて、この「その1」でも中途半端に、多少曲に関するMCを混ぜ込んでますけど…でも、MCレポはTwitterでもブログでも、そしてほどなくテレビ誌やオリスタでもいっぱい出るでしょうから。
やっぱりふぇるまーたでは流れに沿った感想を主として書いていこうと思います。
(実は曲部分は、ざっとはもう最後の曲までできあがってます。あとは推敲するだけ。)

先日「記憶がありえないくらい怪しいしさぁ、これ、アップする意味があると思う?」みたいなことをちょっと愚痴ったら、某友人が「あのね、あなたに求めているのはレポじゃないのよ。いち早くそれをしてくれるサイトはいくらでもあるし、そっちの方が正確だし(笑)そじゃなくてね、それを聴いたりMCを聞いたりして、あなたがどう思ったかをこっちは知りたいし、待ってるわけ。まさしく感想を求めてるの。少なくとも一人はあなたのアップを楽しみにしてるってことを忘れないで!」
思いっきり言ってくださいました。ありがたいことだ♪

というわけで、とっても励まされたので、この文章はU嬢に捧ぐ!という感じで書かせていただきます。

ちなみに絶対に記憶違いがあるはずなので(威張って言うな、笑)どうぞ見つけた方はご遠慮なくご指摘いただけたらと思います。
事実確認をし次第、すぐに直します。
みなさまのご協力のもと、なるべく見たことに忠実な記録にできればと思っています。

Opening
客電が消え、真っ暗になってややしばらく、まずは宇宙のような映像が流れました。
続いて、ものすご〜くカッコイイ二人の姿がモニターに映し出され…
そして、アルファベットがAから順番にB、C、Dと流れていきます。
これはもちろんアルバムのタイトルで、すなわちKinKiの歴史を辿る旅を宇宙旅行?いえいえ、タイムトラベル?風に。

そして、Mになった瞬間に、たくさんのMがついた文字が現れては消えてゆきます。

これ、何覚えてる?っていう話を友達としていていて、どの単語が心に残っているかで、その人の性格が占えそうな気さえする…と友人が言ったのでゲラゲラ。

ちなみにわたしの記憶に残っているモニターに映し出されたMたちは…

Marble(マーブル)でしょ?Metropolitan(メトロポリタン)でしょ?Mirror(ミラー)でしょ?Moon(ムーン)でしょ?

その他にもいくつもいくつも単語が現れては消え…

そして、元旦に気がついたのですが、花道のMが美しく浮かび上がるのです。
ここ、上から見ていたらものすご〜く感動的なところでした。
でも残念ながら30日は何が「わぁ〜っ!!」なんだかわからなかったのが、今にして思えばちょっと残念。

そしてステージのてっぺんの方がなにやらキラキラして…

鍵のない箱
聞き覚えがあるキラキラなイントロで鍵のない箱だと気がつきます。

てっぺんの高いところからふたりが現れるのですが、まるでカーテンが開くような…とわたしメモ。
左右にパーッと視界が開けて、ひとりずつ白いリフトのようなものに乗った二人が現れます。
ワイドショーでもちらっと流れましたが、ブルー地に白の光がスクリーンに映し出されていて、彼らの足元のあたり、地平線みたいに濃いブルー、そこに白いキラキラピカピカが散っていて、それがあのピコピコのイントロにぴったり。でありながら、ふたりが輝いているような感じにも見えて、なんだか神々しい…とか思っちゃった(笑)
そのイントロが流れている間に、コウイチさんが初っ端から短い挨拶をします。
たとえば元旦は「あけましておめでとう!」的なことを。

歌い出しはつよしさん。そしてコウイチさんと歌い継いでいきます。
片方が歌っている時は片方はシルエットだけになってたような?すでにしてあやふやですけど。
歌ってる方だけにスポットが当たるような感じなのですが、実はわたし、シルエットも好き。
特につよしさんのシルエットは絶対に見ただけでそれとわかります。立ち姿の独特なシルエット。

透明な箱、白い箱が後ろのスクリーンに多数映し出されてました。ああ、鍵のない箱だからね!!

この曲は、初めて聴いた時よりも、聴き込めば聴き込むほど好きになる系の曲だと薄々感じていたのですが、ライブの1曲目としてすご〜く合っていたし、このキラキラ感がほんとにスターな感じで、ものすごく好きなオープニングでした。

そしてこの曲はふたたび後半で帰ってくるのですが、再度出てきた時にどんなことになるのか、今はまだ知る由もありません。

歌いながらだんだんに地上へと降りていくのですが、中段に建さん率いるバンドさんたちの一団が…
昨年あたりに気がついたのですが、年々大所帯になっている気がします。
ホーン隊とか、ストリングスとか、すごい数いたし!!
もちろんギターとかベースとかドラムとかパーカッションも。
びっくりするほど豪華絢爛です。

多分ジャニーズってこういうもんでしょ!みたいな先入観がある方が見たらとっても驚くんじゃないかな。
ストリングスチームもホーン隊もギターもベースもドラムもパーカッションも、手加減なしにffで音を鳴らしますが、全然負けない声で完全生歌で踊りながら歌うのですよ!我らがKinKi Kids!!

すっごく誇らしい気持ちになりながら。

元旦、ふと見たら、つよしさんが柵をまったく持たずに手を前に伸ばしてる!!!
って三つくらいエクスクラメーションマークを付けてメモに書いてたのですが、ここ、ワイドショーで流れてましたね。びっくりです(笑)

そして、横のコウイチさんがたまたまでしょうけれど、珍しく柵を持ってました。
珍しいパターンを見たので、記念に書いておこう(笑)

スワンソング
センターステージの下界まで降りてきたら、ダンサーさんやふぉーゆーが出てきて、一気に大人数になります。
そして、聴きなれたイントロ。わぁ〜2曲目からもうこの曲だ!!
二人だけのキラキラの世界から、ドラマチックなダンスチューンに。
イントロの最後でどっかーん!!と最初の特効。
否応なしに盛り上がる場内。キャーっ!!というすごい歓声が上がります。

この曲も出た当初よりも、ライブで回数を重ねるうちに育ってきた曲のような気がします。
なんといっても客席の盛り上がること!!
この曲では、一人一人が見たいというより、全体のフォーメーションが見たいと強く思ったので、あんまりモニターはあまり見ずに、ほとんど彼らの方を見ていたのですが、最後、モニターに、向い合うふたりの手だけがアップになって映し出され、ハッとしました。
これ、すっごく素敵な演出でした。なんだかジーン。


雨のMelody
ワンコーラス目は新しい振り付けになってました。ひらひら、ゆらゆら、ひるがえすような振り付け。とわたしメモ。
あれ?ふたりがめっちゃ接近してる?と思って双眼鏡をのぞいたら、KinKiが接近してたんじゃなくて、ふたりが別々に女性ダンサーの肩に手を置いたり引き寄せたりしてダンサーさんと絡んでいたのでした。

「わぁ〜オトナ!」

でもやっぱりどこかぎこちないのが、KinKiさん。

照明が情熱の赤!とわたしメモ。
ツーコーラス目はいつもの振り付けだったと思います。
間奏のところのこの曲の振り付けがものすご〜く好きなので、フルに生で見れてうれしかったです。


愛のかたまり
この曲はセンターに真っ白な衣装の二人だけが浮かび上がってすごく美しかったです。
照明も白。衣装も白。純白の世界です。
まっすぐにふたりだけに白いスポットが当たっていて、あえて?なんじゃないかと思うのですが、最後の方までモニターにも映し出されなかったので、そこにいる二人だけに5万5千人の視線が集中していて、誰もが固唾をのんで見守っている感じ。
(いつもはモニターを見ている人もたくさんいるし、二人が別々の場所にいることも多いから、あっちを見ている、こっちを見ている人、さまざまです。)
なんだかとってもドキドキしました。

途中から光の帯みたいな照明になって、下から上へと照らしてました。これはグリーンと紫とわたしメモ(実はあんまり覚えてない、笑)

Mステの時よりもふたりとも調子が良さそうで、しかも尻上がりに元旦の方がよく声が出てました。
ハーモニーがとても美しくって、ほれぼれ〜
FNSの時に、ファンクラブ絡みの現場でよくご登場になる某T子女史が「KinKiのファンはおとなしすぎ、黙って見惚れ過ぎ。聞き惚れすぎ。ちゃんと声を出して応援しなさい!」みたいなニュアンスのことを言っていたと読んだのですが、こんなにいい声なのだから、ムリもないといつも思います。
思わずぽーっとしてしまいます(笑)

もう一つテレビ絡みの話をMCから紹介すると、コウイチさんが、Mステスペシャルで「愛のかたまり」を歌いますってアナウンスがあった時、会場がどよめいたみたいな話をしていて、この曲が認知されてるんだなぁとうれしかったという話をしてました。

確かに他のジャニーズファンの方でも「愛のかたまり」が結構好きという方は多いし、ジャニーズにほとんど興味のないアネもこの歌はよくカラオケで歌うそうです。
三浦しをんさんもエッセーの中でこの曲に触れてらっしゃいましたよね。
実際オンタイムで見た時も反響が多い感じはしてました。そのことにご本人たちも気がついていたらしいのは、とてもうれしいな。

でもそのあとで「今日はもう歌っちゃったから、もう歌いませんけどね!!」的なことをわざわざ言うコウイチさん。
客席の「ええーーー!?」の声に、じゃ、二十何曲のセットリストが全部愛のかたまりだったらどうする?なんてまぜっかえす人たち。

「次は愛のかたまり、ボサノヴァバージョンで」…みたいにバージョン違いでやる?なんて言いだして、実際にボサノヴァっぽいリズムで歌い出すつよしさん。
「なんやよ〜わからん!!」とコウイチさん。

ここ、すっごくおもしろかったです。

わたしは、ロックバージョン、FUNKバージョンは当然あるとして…
あとはなんだ?なんて妄想しつつくすくす。
おもしろいことを考える人たちだ(笑)

どなたかがこのスローバージョンの愛のかたまりを称して「心中バージョン」なんておっしゃってましたけど、ほんと、そんな感じに聴こえるのはなぜなんでしょう(笑)
オリジナルバージョンはとってもしあわせな恋人同志の甘い歌に聴こえるのに、スローになっただけでそこはかとなく漂う悲しみの気配。
もう別れちゃった恋人との想い出の曲?それとも行きつく先にはもう…みたいな(笑)

30日「ねぇ雪が落ちてきたよね〜♪」のところで雪ひらが落ちてくるのですが、落とし始めたタイミングはばっちりだったのですが、落ちて来るまでにかなり時差があって、ああ、もうちょっと前から落としとけばよかったよね〜という雰囲気になっていて…
MCが始まっても、まだまだ落ち続けてて、しかもつよしさん側だけいつまでも降ってるのがすっごくおもしろかったです。
梅沢富美男さんみたいになってますが…とつよしさん(笑)

そして、紙吹雪のことを「愛のかたまりがまだ落ちてる!!」みたいに言って「ある意味執念深い歌だから」と言ってしまってから「いや、素敵な歌詞ですよ?」みたいにフォローするコウイチさんにくすくす。いえいえ、ちゃんとわかってますよん。大事な歌なんですよね?ご本人たちにとっても、そしてわたしたちファンにとっても…

そしてこれは裏話。
妹と姪っ子が、今回ものすご〜くいい場所にいて、センターステージの真ん前だったそうなのですが、紙吹雪が手動で撒かれる瞬間を見たそうです。
おびただしい数の箱に入った紙吹雪。手動なんですってよ。
裏方さんは大変なんだよ〜って言ってました。なるほろ〜

わたしたちが、わぁ綺麗〜♡って眺めている間にも、裏の方では本当にたくさんのご苦労があるわけですね。
ちなみに元旦は改善されていて、ばっちりなタイミングで美しくひらひら舞い、舞い終わってました。
もっと何度も撒く機会があったらよかったのに〜(涙)4公演ってどうみても少なすぎるでしょ。