ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 大人の社会科見学 参加記録 その3

(この日記は下から順番に、1、そして2があって、続きの3です。)
何度目かにはけるために前を通ったときに、目の前で「暑っついよ〜」という生声のつぶやきが聞こえてひっくり返りそうになるわたしたち!!
これ、すっごい貴重じゃない?
いやん、かわいい。かわいすぎ@@@…神さまありがとう!!(なんのこっちゃ、笑)

仲良しになったおとなりさんと目を合わせて「うわぁ!」と声を出さずに大興奮のわたしたち。


ステージでのスタンバイ中は、スティーヴさんと笑い合ったり、何かこそっと小さい声で話してたり。
わたしは見えてませんし、そこは聞こえてませんでしたが、後でそちら側にいた方に聞いた話によれば、ミラーボールマンに「大丈夫ですか?」と気遣って声を掛けてあげてたりもしていたそうです。

スティーヴさんとつよしさんは、日頃の仲良しな感じ、信頼が伺われて、すっごくほほえましいシーンもありました。

数回目にステージの上を羽根がふわふわ飛んでいて、ふたりともお互いにふわふわを身に着けてるので、どっちの?みたいに言い合って、伸びあがって羽根を拾おうとするつよしさんが見えました。
声は聞こえなかったけど「どうみてもこれはスティーヴさんのでしょ!」みたいなことをふたりで笑いながら話してるんだなという瞬間がありました。


回を重ねるたびにカメラ目線になったり、全体を見回したり。変化をつけつつ歌ったり踊ったりします。
その動きとか、カメラの追い方がとにかくすっごくプロっぽくて。
カッコイイ角度とか、動きとかすっごく知り尽くしている感じで、この人は本当にプロなんだなぁと実感します。

休憩の時にステージの先の天井近くに大きな紙が貼ってあって、歌詞が書いてあるのを発見。
ここになんて書いてあったかはお楽しみかもなので、書かずにおきますが、ライブで聴いて思っていたのよりもずっと凝っていました。
ここは形になってからしっかりと歌詞カードを見て味わいたいところです。
言葉選びがとってもおもしろいし、なるほどというメッセージ性もありました。


3回目の時は、始まる前に天井のカメラの位置をスタッフさんと確認していて、そこに何度もタイミングよく目線を送ったり、天井カメラを意識したパフォーマンスをしてました。

わたしたちは最初つよしさんから見て正面側にいたので、前半は彼の動きを追えますが、後半、もうちょっと自由度が増したあたりからは振り向いてカメラに視線を送る段取りになっているのでつよしさんを追うことはできません。

帰ってからいろんな方のレポを読むと、後半マイクに跨がって色っぽいドッキリなパフォーマンスをしたり、寝ころんだりなんて場面もあったそうで、参加している人は、指示に従って一生懸命に動いているので(笑)やっていることが全部がつぶさに見えていたわけではないのです。

そんなわけで、仕上がった映像で初めて見る場面もたくさんありそうで、発売がとっても楽しみです。

5回くらい踊ったところで、スタッフさんの場所の入れ替えの指示を受けて、わたしたちは今度、つよしさんの真後ろ側に移動しました。

今度は基本、つよしさんたちは背中側からしか見えませんが、カメラからは見切れる場所と最初に言われたいたので、それはそれでドキドキです。
後ろからだと、踊っているつよしさんの腰のあたりがことさらに妖しく強調されて見えて、ひゃーーーっ!!くーーーっ!!といちいち思ったり(笑)

この芸者さんオブジェは、ライブでもそうだったように「鼻息スモーク」をもくもくと吐き出すのですが、近くにいるとその威力のすごさにびっくりします。
PVでは最後の方で鼻息スモークが炊かれるのですが、終了直後にみんなげほげほしちゃって、顔を見合わせてげらげら。
ライブでもスモークはつきものですが、演者もひそかに大変なんじゃないだろうか?なんてことを思ったりもしました。

ミラーボールマンもスティーヴさんの帽子を被せられたり、いらっとグラスを白タイツの頭に乗せられたり、スティーヴさんやつよしさんに踊りながら絡まれたり、いろいろと変化をつけらていたし、照明の位置が変わったり、カメラもレールの配置を変えて位置や角度を変えたり、カーテンを引いたり開けたり、いろいろなアプローチで撮影が進みます。

せっかく背中側にいて、後半になっても振り向かずにカメラ目線になれるのだから、後半部分はつよしさんをガン見するぞーっ!とそのたびに思うのですが、実際に音楽が鳴り始めるとやっぱり踊ることに夢中になってしまい、そのたびつよしさんを見損なったことに気がついて、素人とはいえPVの参加者としては正しいのでしょうけれど、ファンレインとしては、わたしのバカバカ!と思ったり(笑)

この位置に来た時は比較的ゆったりした最後列に陣取ったので、わりとのんびりムード。

もちろん本番中は一生懸命にならざるを得ないわけですが、一旦休憩に入ると、たまたま近所に陣取った方々と、とっても話がはずみました。

芸者さんオブジェの前から眺めて「ほぉ〜こんなのだったのか〜」なんてしげしげと眺めたり。
同じ側に7か月の妊婦さんがいらして「おなか目立たないですね〜」なんてみんなに言われてたり。
「赤ちゃんを産んだばかりの方もいらっしゃるのよ〜」とか「わたしは安産だった」とか「わたしは難産で〜」とか…いろんな世代が入り乱れてなぜか出産話に花が咲いたり(笑)

その辺りからつよしさんは本番が終わってもステージにいて、わりとリラックスムード。
スタイリストさんがステージに上がってきて、汗を拭いたり、スタイリングを直したり、パタパタと粉をはたいたり、つよしさんを扇いだり。

その間つよしさんは綺麗なお人形さんみたいにされるがまま。
そんな光景を見れる機会もそうそうないので、あちこちから視線を浴びてたものと思われますが、つよしさんは表情ひとつ変えず、ひたすらにちまっと身を任せてました。

そして、まだまだ撮影は続き、従ってわたしたちのダンスタイムも続き…10回を超えるくらいは撮影が行われたあと、10分間の休憩タイム。
隣の部屋に行くだけなのに、足が重くて痛くてもう大変!(笑)

最初に集まったパイプ椅子に倒れ込むように座ってひと息ついたり、トイレに行ったり。

次に集合がかかった時には、並び順は自由になって、今度は全部フリーで踊ってください…というのが2回くらいあって、これまた困ったなぁという感じでしたが、ちょっと変化をつけてクラップしたり、shamaサインをしたり、左右に揺れたり軽くステップを踏んだりして、全員で踊るところは終了となりました。


続いてスタッフさんが「今日のベストドレッサーを選びましょう」とおっしゃって、何人かの方が次々ステージの上にさらに作られた自動でぐるぐる回るお立ち台に乗せられて、ポージングしたベストドレッサーさんたちが回されてました。もちろん、この時もみなさんちゃんとお面は着用です。

そこもつぶさに撮影されてたので、みんなの目にも触れるんじゃないかと思いますが、一人目は袴姿のお兄さん。
この方は、近くにいた友人によればE☆Eくらいからのファンの方だったんですって。すごくさわやかでカッコイイ。お面をしていてもわかります。とっても好青年〜♪

その後もピンクやオレンジのビビットなワンピースのすっごくかわいいお嬢さんとか、袴に身を包んだ女子2名とか、美しい和風の方とか、割烹着に赤いはたきを持ったおねえさまとか、いろんな方がお立ち台に上がり、ポーズを決めて回るたび会場もとっても盛り上がってました。

素敵な人がいっぱいいたんだなぁ。

一通り終わると今度は、全員が何十人ずつかに分かれてステージに上り、みんなでポーズを決めて記念撮影をする時間に突入。

この時間は結構長かったので、待ち時間も多かったのですが、部屋の一角、スタッフさんたちが待機する場所につよしさんがいることに誰からともなく気がついて、小さく「あっち!」とお互いに突っつき合って、遠慮がちに?つよしさんをちらちら伺ってました(笑)

髪の毛を長いことくしゃくしゃしているところや、カツラみたいなものを被って遊ぶスタッフさんを見て大喜びをしているところ。
モニターを見てなにやらスタッフさんと打ち合わせ?という場面など、いろんなところがちらちらと垣間見れて、みんなほとんど声は出さずに、でも心の中ではひゃーひゃー言ってるのが伺われておもしろかったです。

こういう時に露骨につよしさんの方へ寄って行ったり、少しでも近くに行こうと躍起になったりする人は一人もおらず、距離感は詰めず、できるだけ邪魔しないでいたい。つよしさんが少しでもリラックスできるように…という願いが暗黙の了解みたいになっていて、誰もがそこにいるつよしさんを絶対に気にはしているのだけれど、一見知らん顔という…そういうところもすっごく素敵だなぁと思いました。