ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 堂本剛LIVE【FUNK詩謡夏私乱】2014.8.12 渋谷公会堂 その1 開演前まで

8月12日、渋谷公会堂に行ってきました。
今回のライブツアーでは初参加です。

渋谷は3日間でしたが、今回は前後にいっぱい仕事が入っていたし、わたし以外の家族がみんな働き出して日が浅くて、日々のリズムを作ることにみんなで気を配っている時期だし、それぞれが帰ってきたあとで話を聞いて欲しがったりもするので、自力で当たった一日以外はチケットを探したりもしませんでした。

とはいえ、いざ始まってみたら、行かない日、とんでもなくさびしくなっちゃうかなぁと思いきや…意外とそうでもなかったです。

もちろんいっぱい行けるに越したことはないけれども。
あまりに満足度が高いライブだったので、ほど近い渋谷だけれど、一回見ただけで十分。本当にしあわせ。
大げさに言えば、しばらくこのしあわせの余韻だけで生きていけそうな気すらしました。

だからこそ、一人でも多くの方に体感して欲しい気もするし、たくさんの人とこの気持ちを分かち合えますようにと思いました。

さて。

当日は直前まで、原宿のカフェでぐだぐだとおしゃべりしてました。

一緒にライブに参戦するショコラ嬢とのんびりできるお店を探したのですが、ほんとにたまたま、すっごくいい感じのビストロカフェを見つけました。
La ChouChou(ラ シュシュ)さんです。
一人でものんびりランチができる感じの隠れ家的雰囲気があるところで、ちょっと行けば表参道なのに、静かだし一歩入れば別世界という感じのところです。
アンティークな感じのインテリア、あちこちに置かれているハーブの香り。ゆったりとしたソファー。
とっても居心地がいいところでした。

最初はランチだけのつもりが、とってもいい感じのお店だったので、ここで西の友人たち、D嬢とS嬢とも合流することに決めました。
メニューもヘルシーでどれもおいしそうで、わたしたちが食べたのは、「お米のサラダ〜アボカド&サーモン〜」です。
押し麦ごはんがプチプチしてて、少しだけわさびが効いてるドレッシングがとてもおいしかったです。

そしてややしばらくして関西組のみなさまと合流。

長居したので、ごめんなさいの意味もこめて(笑)さらにケーキとコーヒーを頼みました。

彼女たちとは元旦ぶりですが、昨年も平安神宮からドリフェスという流れで京都、そして東京と、場所を替えてはあちこちで会った方たちです。
思いがけず、今年もまた同じパターンになったわけですが、今年は順番が逆で、渋谷から平安神宮という流れになりました。
さらにさらに、たまたま当たった日がどちらも一緒だったという奇跡!
というわけで、絶対に近所のリアル友達よりいっぱい会っているみなさま方と、お天気に一喜一憂しながらまったりとおしゃべりをして会場に向いました。

カフェを出る頃に友人から「NHKでまだプラトニックのチラシがもらえるよ!」と教えていただいたので急きょNHKへ。

窓口はとっても親切なおねえさんでした。
「もう最終回が終了しているドラマなので、お好きなだけお持ちくださいね。この固いチラシで挟んでお持ちになったらいかがですか?持ち歩いてぐちゃぐちゃになったら悲しいですもんね。」なんていろいろやさしい言葉を掛けていただいて、感謝感激!

「つよしさんですよね?」っておっしゃってた気がするので、渋谷公会堂でのライブ開催をご存じだったのかもしれません。

家に帰ってから「プラトニックのチラシの裏はベランダーのチラシだよ。」とショコラ嬢から興奮気味のメール。こっちも大好きなドラマなので、二度おいしかったです!

さて。

渋谷公会堂の前には、開場のちょっと前に到着したのですが、着くころになってなんとかもっていたお天気が突然崩れて、雨がたくさん降ってきたので、みなさん屋根のある方へと一時避難です。

わたしたちも会場向って左側の屋根があるところでしばしおしゃべりをしていたのですが、ふと気がつけば、近くに杖をついた上品なご婦人がいらっしゃいました。
娘さんとおぼしき方がわたしたちと同世代に見えたので、多分かなりご高齢なんじゃないかと思われます。
何が驚いたって、この方、カーディガンの下に黒いTシャツを着てらして、それがまさしく今回のグッズの芸者さんTシャツだったのです。
これを着てシャンと背筋を伸ばして立ってらっしゃいました。
素敵でしたよ〜っ!!
娘さんの方は普通にこぎれいな感じでしたが、お母さまは見るからにファンキーでめっちゃカッコイイの。
楽しみにしていらっしゃったんだろうな。つよしさんのライブを楽しむぞ〜♪という心意気のようなものが伝わって、こういう人生経験をたくさん重ねられたお仲間とも同じ時間を共有できるのだと思うと、とってもhappyな気持ちになりました。

渋谷は音を出せるのが9時までなのだそうで、ということは開演が早くて平日なのに午後6時スタート。

会社帰り?風の方が多かった気がします。なので、いつもよりずっと普通の恰好の人が多かった気がしますが、あちこちに歴代のグッズを持ってる方、身に着けてる方がいて、さながらグッズの見本市!!

E☆Eの頃からの歴代Tシャツ。shama傘!くーさんが何連にも連なる小さなストラップ。バックの横で揺れてる黒い空鹿ちゃん!244ENDLI-xの「kuri春」の女の子の絵の入ったTシャツ。
そしてshamaの時のグッズの布で作った、超カッコイイ手作りバックやひと手間掛けた手作りコスチュームの方々。
中に入る列の前にいらした方が、この布で京都のがま口屋さんで見たような、ポケットががま口になっているお手製のリュックをしょってらして、いいなぁ〜とほれぼれしながら見てました(笑)

それらに混ざって、もちろんもちろん、あちこちで今回の芸者さん?がドーン!なグッズたちを身に着けたり持ったりしている方々。

まだツアーも序盤だから普通に持っている人が多かったけど、オーラスの頃にはきっと、みんなちくちくしたり切ったり貼ったり張り切って、オリジナリティーあふれる作品が増えてるに違いないと思いました。


小学生くらいの男子がサングラスにTシャツでキメキメなのが超かわいい。着せられてる感じじゃなくて、本人が超得意げなのがさらに好印象!
ファンクラブだから断然女子が多いのかなぁ?と思いきや…いえいえ、カップルや男子も結構いましたよ。
おとうさんと十代かな?っていう娘さんっていう組み合わせも素敵だなぁと思いながら。

あんなシャツあったね〜!
うちのくーさんたちは、どこ行った?

奈良に参加された友人から「早めに入った方がいいよ!アナウンスはぜひ聞くべき!」と言われていたので、いつもぎりぎりなわたしたちにしては、ものすご〜く早めに会場入りしたのですが、そうするともう一回トイレに行っておいた方がいいような気になって、まずはトイレへ!(ダメじゃん、笑)

女子トイレの先には男子トイレがあって、列の横をすり抜けていく男子たちが、あまりにオシャレで自由で個性的なので、そのたびショコラ嬢と「ほぉ〜」とか「はぁ〜」とか無言で思いを交わしてました(笑)

しかも、前の日記のコメントで「またトイレの前でお会いしたりして〜」なんて返信した、まさしくその方、のんのんさんとふたたびトイレの前でばったりお会いしたのですよ!スーパーミラクル!
この方とお友達のまりもさんと、小喜利の時にも新橋のトイレの前でお会いしたのは、まだ記憶に新しいところです。
残念ながらまりもさんはこの時しばし離れてらしたみたいでお会いできず残念だったのですが、二度あることは三度あるというし、また逢えるといいですね〜トイレの前で(笑)

今回は参加型のライブと聞いていたので、ちょっとボロボロですが、一番楽ちんなスニーカーを入念に選んできました。
やる気満々です。
この日のために雨の日も風の日も筋トレに通って鍛えてきたのだ!!(そこまで言ったらウソだとバレる、笑)
さぁ、楽しむわよ〜!!
グッズの手ぬぐいを出しておでこにねじり鉢巻き…ではなくて(笑)肩に掛けました。
今回はメモが取れないくらい、向こうから超丸見えな、どうかすると目が合いそうな場所だったので、なんらかのアピールをしとかないと!という気持ちに駆り立てられました(笑)
トイレから急いで席に戻って、アナウンスを待ちます。

会場に入るとステージが意外と小さいことに気がつきます。
そこに所狭しと楽器が並べてあるから、さらに狭く感じます。
ステージ正面に、グッズでお馴染みのでっかい芸者さんがいらっしゃいます(笑)
そしてその横にぐるっと何本か、縦長の水の筒みたいなオブジェ。
ここからぷくぷくと泡が立ち昇ったり、照明に照らされて美しく反射したりします。

芸者さんの両目がモニターになっていますが、これは本人を映すモニターではありません。
時々いろんな表情の瞳が映し出されたり。
作りこんだ映像や、曲に合わせた「なんやかんや」が映ります。

芸者さんのお口は、しゃべっている風に、パカパカ開いたり閉じたりするようになっています。
(どうやらこれ、つよしさんの足元にスイッチがある?)
口からスモークが出たりもします。


そして待っていたアナウンスはメモっていたわけじゃないから、覚えているところだけ。
しかもニュアンスです。
あのおもしろさは、わたしじゃ出せないしね。
しかも超断片的なのは、こんなに長いと思っていなかったから、結構気を抜いて聞いていたからです(笑)
ちなみに、アナウンスが聞こえている間、正面の芸者さん?の口も動いています。



・魚で好きなのはブリ(単にネタかもしれないですが、最初に思い出したのが、こんな超どーでもいいくだりでごめんなさい、笑)


ツアータイトルは『FUNKの歌を歌う夏。私、乱れてしまおうかしら。』という世界平和への強い願いがこもっています。


・FUNKが苦手なファンにとっては大変迷惑なライブになっております。

・ライブ中、shamaniponという言葉がイヤ(という)ほど出てきます。
聴いているうちに麻痺して、なんか楽しくない?楽しいよね?これ、おいしくない?かっこよくない?ってなってくるので気にしないでください。

新しい世界に依存しないで、自分の一度きりの人生を、自分のチカラを信じて生きていくことをおすすめします。
これが(かなりはしょってます。もっとほんとはおもしろく作ってあるの。次は聞いてくるる、笑)現代の日本人の起こすべきアクションなのだとわたしは言いたい。

・マジメな話が苦手なファンの方は「ふぅーん」「うっふーん」って思ってもらえればOK!(笑)
膝に手を挟むなり、膝の裏を掻くなりして、お好きに時間をつぶしていただければ…だっけな?ここ細かいところ忘れましたけど、本編MCでも同じようなことを言ってました(笑)

ほんとはもっともっと長いです。
全編にわたり、かなりおもしろトークが繰り広げられておりまして、客席いたるところでくすくす笑いが起こってましたけど、笑いに混ぜてちらちらと、とってもさりげなく彼の本気の思いを理解するための核となるトークが混ざってました。いつもなら、ライブが終わった最後のトークでしゃべるようなことです。

すっごく楽しんで、時にげらげら笑いながら聞いてましたけど、大事なところはちゃんと伝わりましたよ、つよしさん。

ライブ全体を通して、ひたすらに楽しくて、心身共におもいきり解放できたライブでしたけれども、まだまだ冷静だった開演前に、このアナウンスでさりげなく放たれた「大事な部分」もちゃんと心に残っていて、ライブの途中で何度か思い出して、共感したり納得したりしました。

このアナウンスの最後の方で何かのネタ話をした直後に芸者さんの口からいきなり「ぱーっ!!」と銀テープが噴き出してびっくりしつつゲラゲラ(笑)
なにげにあちこち凝ってます。「どーでもいいところに凝ってる。力を入れている。」っていうのは今回の大事なコンセプトの一つでもあるのですよね。
つくづくとおもしろい人だなぁと思いながら、期待に胸がふくらみわくわくしながら開演を待ちました。