ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  音楽の日

二日も続けて歌うKinKiが見れた、ほんとうにしあわせな週末でした。まだリピートは続いています。
週が明けたところで、アネが本格的に会社に行き始めました。久々の会社勤め。
相変わらず夏休みは毎日何が起こるかわからない。いろんなことが飛び込んできて、そのたび右往左往しておりますが、ちょっと5分休憩という時に「もっかい見てみようかな」というものがあるしあわせ。
おうちの主婦の一番の仕事って、24時間365日(あっ!同じことをGアルバムのサブタイトルでは『24/7』(24Hours(24時間),7Days(7日間=1週間) って言ってましたよね!)いつでも臨機応変に、どんな時でもスタンバイOKでいることだと思っているのですが、こう暑くっちゃどんと来いでいるのも大変。
夕べは不測の事態により、10時半も過ぎてから、最寄り駅から自転車二台を家まで持って帰るという業務(笑)
そもそもは最初に駅まで徒歩20分を歩いて行くのをケチったのが大失敗だったわけですが、100m一台目の自転車を動かしては鍵をかけて止め歩いて戻り、二台目を200m動かす…という単純作業の繰り返し。
半欠けくらいの月は冴え冴えとして、遠目には涼しげでとても美しかったのですが、実際に歩いているとなんとも蒸し暑く、家に帰った後2度目のシャワーを浴びました。

家に帰ってからも待ち構えていたアネの会社話をひたすらに聞き、やれやれと思ったら今度はおオトートが日付が変わる直前くらいに、こっちも接待に近い飲み会で強烈にストレスを溜めて帰ってきて、結局話を聞いているうちに深夜に。

う〜ん。
夕べはゆっくりできると思ったんだけどなぁ。

それにしても暑いです。

昼間はきのうが37度、今日は38度の予報。いつから雨が降っていないのでしょう?
中国四国地方や関西では雨が続いているみたいですが、足して2で割れたらちょうどいいのにと思います。
台風で大変な水害に見舞われた地域が、これ以上被害が拡大しませんように。
そして週末週明けとも、台風が逸れて、奈良や渋谷のライブが晴天のもと、無事に行われますように。
いやいや晴天とまではいかなくても、来場者がみんなちゃんとライブを見れて、その足に影響がありませんように。

さて。

とりあえず、突然降って湧いたかのように出演情報が流れた音楽特番「音楽の日」について書いておこうと思います。

KinKiさんにとってもファンにとっても、大事な大事なかんむり番組について、某新聞に書かれたイマイチ曖昧ながらとっても怖い話がネットニュースを駆け巡り。
どーんと落ち込んでいたこともあり…
そんな中この番組への出演がわかったわけで、ふたりがどんな風に出てきて、どんなトークをするのか。
そしてどんな歌を歌い、その時のふたりの表情は何かを語るのか、それともいつも通りなのか…なんて。
かたずをのんで見守っている方も多かったんじゃないかな?御多聞に漏れずわたしもです。

実はKinKiさん以外のところもぽつぽつ見ていて、そっちでも思うところがいっぱいあったので、そのことについても触れたいのですが、そこから語り始めると、きっとなかなかKinKiさんにたどり着けず、たどり着くころには力尽きちゃうのが常なので、先に書きたいところから書くことにします。

こんなしあわせはよもや「当然」だなんて思ってはいないけど、ここのところの教訓として、なんでもそう。味わえる時に心して存分に味わっておこうと思います。
最近「今のこの楽しい時間をちゃんと味わい尽して、絶対に忘れたくない!」と思うことが多いです。生活すべてにおいて。

朝ドラでは先週関東大震災が起こり、前日までのあたりまえの日常が一気に方崩壊しました。
きのう相思相愛の女性にプロポーズする!と意気揚々と明日を夢見ていた青年は今日はもうこの世にいませんでした。
恥しくてその場できちんとお返事しそこなってしまったかよちゃんはもうずいぶん経つのに、ずっとそのことを後悔しています。
なんて痛ましい出来事なんだと思いつつ、明日は我が身に起こらないとも限らないこと。

さらに今日は広島の原爆記念日です。
小さい頃わたしも山口県に住んでいて、平和教育を受けてきたひとりですが、自分が生きているうちに、こんな風に平和が脅かされるかもしれない?と不安にかられる世の中になるとは夢にも思っていませんでした。
まだまだ今なら間に合うんじゃないかな?
世界中の生きとしいけるもの、人も生き物も自然も…等しく大切にされ守られる世の中を強く望みます。

傷の色はひとつだよって痛みから教わったんだし

たとえどんなに大切な何かを守るためであっても、そのために犠牲になる命があってはならないはず。
闘いの連鎖はいつまで経っても、いくつの命が失われても、決して収束することはない。
それを断ち切るのは決して容易ではないと思うけれど、最後はやはり「傷の色はひとつ」
誰かの悲しみはみんなの悲しみ。
誰かのしあわせはみんなのしあわせ。
喜びはもちろん、どんなにか過酷な痛みも苦しみも、すべての人が自分のこととして感じ、想像して、分かち合っていくしかないんじゃないのかな。

国も人種も越えて、地球というひとつの星の仲間として、みんなが手をつなぐ世の中が訪れますように。

今日はこの言葉を噛みしめつつ「I'm you You're me」を聞きながらバロンの散歩に行ってきました。

日々大事に生きなければと思う今日この頃です。

おっといきなり話題が全然違う方へ(笑)

続きからはちゃんとKinKiカテゴリーに沿った内容で書きますよ〜♪

「フラワー」「Hey!みんな元気かい?」

ファンならば生でもテレビでも散々聴いてきた曲たちでもありますが、今回はなぜだかものすご〜く沁みました。

これらの曲たちが大ヒットしていたオンタイムの頃はそのありがたみがあんまりわからなかったけど、この時代、こんな世の中になって、しかもKinKiさんたちもある程度年を重ねた、今の表現力で聴いてみると、楽曲そのものがとっても深いなぁと思います。

そして何より「音楽の日」でふたりが出てきた瞬間に「わたし、いつだって絶対この人たちのファン!今まで知らなかったとしても、今初めて見た人たちだったとしても、瞬時にしてきっとファンになったな!」と思いました。
なぜだかわからないけど、強烈にそう思いました。

ここのところずっと音楽番組に出てなかったから「たくさんのアーチストさんたちの中にいるKinKi」というのを意識することが少なかったからかもですが、音楽の日は100人からのゲストがいたから、否応なしにふたりを強烈に意識しました。

15年以上ファンをしてきて、今なお、やっぱり断然この人たちが好きだと実感できたのはしあわせなことだなぁと思います。

KinKi Kidsはふたりともどこかとっても品がよくて、ふんわりおっとりした空気をまとっていて、あんまり気負ったところがなくて、やっぱりこの人たちの佇まいが好きなんだと思います。
同じ苗字で引き寄せられた一学年違いの二人が、その絶妙なバランスを保ったまま成長して、同じくらいの身長でぴたりと止まり、17年も経ったことがそもそもスゴイなあとあらためて。

白いジャケットの人もカッコイイし、紺のジャケットの人も超好み〜♪
つよしさんの柄シャツとコウイチさんの巻物って共布?それともではないけど似た系?
なんだかふたりとも髪の毛を切って髪の色もなんとなく似た感じで、ちょっと双子みたいになってるし!
トークの時のつよしさんったら中居くんを見上げる目が超うるうるだし(萌)
コウイチさんが中居くんにもがっつり視線を合わせてるし!!
このどっちも負けず劣らずかっこよくて、どちらも強い個性と魅力を持っていて、一見したところ方向性は真逆と言ってもいいくらいなのに、並ぶとなんとも言えない豪華感。ものすご〜くしっくりくる「この組み合わせしかありえない」と思わせる雰囲気。
ええ、ファンのひいき目と笑うなら笑え!
いくらでも言っちゃうよ〜(笑)

たとえこの間彼らを大好きなファンたちが17周年!17周年と散々騒いでいたばかりなのに、当の本人たちはさっぱり覚えていなくても(笑)

中居くんに「もうKinKi Kids何年になる?」と聞かれて、いきなりキョドるふたりったら。
「え?え?ヤベっ!」と動揺しつつ、つよしさんとちらっちらっと目線を合わせるコウイチさん。
「こないだ16?」(疑問形でコウイチさんの瞳をのぞきこむつよしさん)
「わかんない。違うかも。」「16?17?そんくらいだと思う。」とあやふやであいまいで、またもやちらちらつよしさんと目線を合わせつつ、中居くんにも思わずタメ口になっちゃったりするコウイチさんったらso cute!(笑)

なんでデビューしてこんなに経ってるのに、どこか純朴な田舎から出てきたばっかり?系初々しい好青年っぷりを発揮できるのか?

ふたり揃って先輩相手ににこにこと後輩オーラを出しまくり、揃いも揃ってぶんぶん尻尾を振ってるワンコのようなモードになっているし(な〜んてかわいい、はーと)
司会のふたりの前を通る時に自然にかがんで通るような謙虚さもイヤミじゃなく自然に…

わたしはそれぞれのソロも大好きだけど、ふたりの時にはふたりの時にしか見れない空気感があって、ああこっちも大好きだなあと思います。

それぞれがソロで番組に出る時とは、やっぱり雰囲気が違っている気もします。ここでしか見れない顔ってありますよね。
たとえばソロの時はどっちももうちょっと孤高なスターなオーラを出している気がします(笑)
あくまでも個人的な感想ですけれども。

さらに音楽の日ではふたりがとりわけ大好きなSMAPの中居くんが司会にいたことで…
生本番で生歌を歌うにしては、いつもよりふたりとも笑顔も多く、和み系のほんわかKinKiに会えて大満足でした。

こういうほんのりおっとりしたところが昔から好きなんだな〜

たとえばMステに珍しくタモリさんがいなかった日のトークのふたりとか、ビロードのMステ3連発の時のこととか、むか〜しのFNS音楽祭で楠田枝里子さんとふわっとちょとトンチンカン気味なトークを繰り広げていたところとか、昨年大みそかの東京ドームの名残惜しくいつまでもMCが終われない二人とか…
和み系の想い出があとからあとから出てきて、すっごくしあわせな気持ちになりましたのことよ。

実は事前にあきこちゃんとメールの応酬をして、ダンス曲のあれやこれやをかなり予想して遊んでいたのですが、全然違う展開でした。
にも拘わらず満足度はすっごく高かったです。

独自の世界観でかっこよくも踊れるけど、踊らなくてもちゃんと歌だけで魅せられる(見せられると書いたつもりが、こう変換されました。ナイス!笑)ジャニーズっていうのも、ギターを抱えて演奏しながら歌うのがふっつーなジャニーズっていうのも、生バンドをバックに従えても全然負けない、むしろ水を得た魚のようになるジャニーズっていうのも稀有な気がするし、二人並んだ時の豪華な感じ。

きっとどのグループの個性とも被らないと思うし、邪魔したりもしないと思うふたりだと思うので、派閥とは一線を画しているふたりだけど、隅っこでいいからこっそり置いといてもらえないかしら(笑)

KinKiさんと中居くんとのトークも、先に触れた部分だけじゃなく、全般的にすっごく素敵でした。

たとえば中居くんは司会者としてあんまり誰かのことを特別に「この人は好き」という気持ちを持たないようにしているそうですが、今回はその中居くんがあえてKinKiについては踏み込んでましたよね。

「いやあ。なんかうれしい。すっごい好きな後輩ですよ。後輩って感じもしないですけどね。ほんと直の直の後輩でしたから。ずっとツアーも回ってましたし。」

この言葉は心からそう思っている感じが伝わって、なんだかじーーん!としてしまいました。

実は口に出して言っていたことの何倍も、いろんな思いがこめられた、双方がそれぞれに思いをこめたトークのような気がして…あとでいろいろと考えてしまいました。

最近はあちこちでいろんな心配を生んでいるかの事務所だけど、俺たち自身は大丈夫だから心配しないで!とでも言われているような気がして…
よくわからないけど、明らかに安心したのも確かで…

ここのところ、素人目にも音楽祭ごとの出演者があまりにもあからさまで、激化しているとしか思えない派閥闘争ですが、本人たちとはなんら関係ないよ!と遠まわしにジャニーズファンみんなに伝えてくれたトークのようにも思えました。

歌は、フラワーが始まった途端、そもそも最初のユニゾンパートからがっつり持っていかれました。
ニゾンっていいなぁ〜ほんとにいいなぁ。
ふたりが声を合わせて歌っているだけでなんだかしあわせ。
声の相性がよくて、お互いの声質がお互いを決して邪魔しないから…というのもあるけど、理屈じゃなくてやっぱりしっくりくる感じ…というのかな。

大人になるだけ忘れていくけど
太陽はいつでも微笑み返してくれる

なんだか鼻の奥がツーンとしました(笑)
今のふたりが言うと説得力があるね!

続いて始まった「Hey!みんな元気かい?」はイントロだけでなんだかジーンなわたくしでしたのことよ(笑)なんなんだろう?この感覚。

そして、一瞬ピックが行方不明だったのかしら?抜かれたつよしさんの指がギターのネックを下から上へ辿ってシュルっと引っ張り出して何事もなかったように弾き始めるまでの一連の動きのオトコっぽかったこと!!
うわ〜ん、大好きだ(はあと)

そして何事もなかったようにふたりしてギターをかき鳴らし、瞬時にしてバンドモードに切り替わるKinKiの振り幅の大きさがわたしはとっても好きなのです。

悲しみの涙で育った大きな木を どこまでものぼってゆけば
 中略

夜はどこからともなく 僕たちを包み込む
君は何をしている この雨はいつか止むのかい?

あえてサビじゃないところを引用してみましたけど、この歌も深いなぁ。

これぞ今のKinKiさんからおっとりと繰り出されているようで、その実、かなりの本気がこもったメッセージな気もして、なんだかとってもキュンキュンしました。

歌い終わった後も超笑顔!
珍しくつよしさんだけじゃなく、コウイチさんも照れながら手を振ってるし。
思わずテレビ画面に向って手を振ってしまうあやしい人(笑)

そんな二人の去り際に「まったね〜♪」と思わず出たような中居先輩のひとことに、また本当にうれしそうな後輩KinKiさんたち!
17年も第一線にいるのに、この初々しさったら。

こんな風にしあわせそうな彼らを見ていると、平和だなあって思うし、見ている方もしあわせな気持ちになっちゃうよ!…ということで(笑)
LコンサートのBlu-rayとか新曲とか…ふたりとも絶賛ソロ期に入るところで忙しいとは思うけれど、ファンなのでね。
あきらめず、いつだって期待しつつ、彼らを信じて穏やかな気持ちで待っていようと思います。