ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  頑張りどきやmaybe〜♪

がんばらあかんな Baby
頑張り時やMaybe
愛の力で Power up up〜♪

タイトルはご存じKinKiさんの「負けたらアカン」です。

ほんとはいろいろ書きたいことがあるし、つよしさんのお誕生日エントリーもしたいところなのですが、今週とんでもないことがいろいろあって、それを書かなきゃちょっと前には進めない感じなので、まずはこっちから書きます。

火曜日は友人たちと会っていて、カラオケでDVDを見たりして、とても楽しい一日を過ごしていたのですが…これは帰宅後の出来事です。
意外と早めにきちんと切り上げて、ちょっとお友達のみなさんに出したい郵便があったので、駅でみなさんとお別れして一人郵便局へ。
家に帰ってからも、たまたまこの日は疲れも感じていなくて、気持ちよくすいすい身体が動いたので、着々とごはんを作り、バロンの散歩に行き、片づけをして…鼻歌交じりにそんなことをしていたら、オットからヘンな電話がかかってきました。
『なんだかめまいがする…』というのです。その後すぐに電話が向こうからぱたりと切れてしまい『え?まさか倒れた?』ととても心配になって、数分後こちらから掛け直したのが7時半頃だったかな?
折しもそろそろごはんの盛り付けをしようかなぁ〜な時間帯で、超バタバタしていたのですが、電話をしたら「ああ、大丈夫、大丈夫。なんとか仕事場の事務所まで戻ってきてるから。ちょっと早めに上がらせてもらうかは、自分で判断するから」と言っていた声はそこまで切迫したものではなかったので、ああよかったと安心して電話を切りました。

その後、新人研修最終日のオトートが帰宅して、ごはん食べるよね?と用意して、自分も食べ始めてややしばらく…

また電話が鳴って今度は都内の救急隊からの電話でした。救急車からの電話だったのです。

ほんとびっくりです。

『ご主人が倒れられました。ただ今救急車で搬送中です。
つきましては、都内某大学病院まで至急奥さまにいらしていただきたいのですが』…というではありませんか!!
ええ?なんですって??

ドキドキしながらも話を聞いていたら、即入院になるかどうかはまだ検査をしてみなければわからないけど、帰れることになったとしても、めまいだから一人では帰せないし、とりあえずどなたかに付き添っていただきたいのです。
とのこと。

「帰る」という選択肢を言ってくれるくらいだから、多分すぐに命に関るようなシリアスな事態ではないのだな?ととっさに判断したのですが、絶対にそうなのかどうかはもちろんわかりません。
これはすぐに行かなくては…と覚悟を決めました。

自宅から指定された大学病院までは電車で一時間とちょっと。
わが街は都心までほど近い東京のベットタウンと言える距離だと思うのですが、こういう時飛んで行くには結構遠いです。
有名な病院なので名前はもちろん知ってますが、どこにあるのかもわからず、とりあえずお金とパスモをひっつかんで、子どもたちに事情を話して、また外着に着替えて電車に飛び乗りました。

幸いにも子どもたちもそんなに大騒ぎせずに『やれることはやっておくから。助けが必要なら後で電話して』…と言ってくれたので『ごめんよろしく。追って連絡するから。』とだけ言ってあとはお任せ〜
実はご飯を半分も食べてなかったのですが、こういう時っておなかなんてすかないんだなぁ。
ああ、夜の仕事がない日で本当によかった。
このあたりの時間は多分夜8時半くらいだったんじゃないかと思います。

そしてひたすら電車に乗っていたのですが、なんせ直前まで全然なんの兆候もなかったわけで、こちらから打ったメール、頼みごと、生徒とのレッスン日程の打ち合わせ、地元の友達とのランチの約束の変更…

次から次へといろんなメールがやってきて、バイブレーションが何度も鳴っているのですが、しばし返信もできず固まってました。
なんだか背筋がヘンに伸びたまま、本も読めず音楽も聞けず、それでも時間はどんどん過ぎて行きます。

そんな中、頭の中でずっと鳴っていたのがこの曲。「負けたらあかん」でした。
こういう時はあんまりネガティブなのでもダメな気がします。
というか、歌うつもりなんて全然なくて、勝手に出てきたんですけどね(笑)

あーだったら、こうだったら…いろんな想像がふくらんでほっとくとどんどん発想がネガティブになっていまうので、短くメールを返したりしつつ…
ああ、もしやすっごくそっけないメールになってる?さっきまでと明らかに違うテンションになってないかなぁ?と心配し。
でもこんな支離滅裂な脳内では、今はちゃんと打つのはムリだなぁとあきらめ…

そして都内に入るくらいになって「あっそうそう、場所知らないんだった!」と超肝心なことに気がついて、あたふた病院を検索したりなんかして(笑)

と、このあたりで、本人からメールが来て
『大丈夫。とりあえずできる検査をして、CTも撮ったけど、脳になんかとか、そういうんじゃなかったから。今から会計するところだから。』

うっわぁ、よかった〜。どっと脱力。汗が急に流れてきてびっくり。ホッとして、まずは家族に連絡をしたりして。

実質本気で恐怖にかられていた時間は1時間弱くらいだったと思うのですが、それでも久々に肝を冷やしました。

こんなことってあるのだなぁ〜

その後、今のところひどいめまいはあれきりで、今は薬を飲んでいるからかもですが、小さなめまいの気配があって不安だという話はしていても、ぐらぐらと倒れるほどではないみたい。
お休みしつつも自分で車を運転してちょっと出かけたり、犬の散歩をしたりはしつつ、3日間家にいました。
とはいえ、特にわたしは夜中が怖くて、彼が一度寝た後も、何度も目が覚めては、オットがちゃんと息をしているのか確認してしまいます。
あとであの時もっとこうしておけばよかった〜と後悔するのはイヤだし、何かの兆候を見逃し、間違ったアドバイスをしたりしたら、きっと一生後悔するだろうなぁと思ったり。

整体に行ったり、元々不整脈があるのでそのせいかもということで循環器の病院へ行ったり、耳かも?ということで耳鼻科に行ったりして今日までお休みしてましたが、そもそも「めまい」の原因を特定するのはとてもむずかしいみたいで。

ひとつずつめまいを起こす可能性のあるものを消して行くしかないかなぁ〜なんて言っていて、場合によっては手術をすれば不整脈の改善に効果があるかも?と言われている案件を真剣に考えてみるか…なんて話も始まって、ちょっとドキドキしてみたり。

また仕事場で何かあったら、今回はたまたま大丈夫だったけど、たとえばすぐにいつだってスタンバイOKで迎えに行けるのか?とか…
冗談でオットが言った「だってオマエたちがまだ働けって言うからさぁ〜」が真剣グサっと刺さって、このままずっと家にいるの?なんて言わなきゃよかったかなぁと思ったり。ああ、もしや具合を悪くさせたのは間接的にはわたしのせいもあるのかしら?…と凹んだり。

まあ、いまさらそんなことを言っても始まらないので、今後はもうちょっとちゃんと見ていてあげなければ…と思うくらいですけれども。

それにしても本当に肝を冷やしたという表現がぴったりで、今まであまり「家族が外で倒れたら」…ということを考えたことがなかったので、今回のことでものすご〜くいろんなことを覚悟しました。

たとえばうちの両親はそろそろ80近くなってきて、年の割にはふたり揃って入院したこともないし、全然健康な方だと思うのですが、たとえば急病になった場合、漏れなく今回みたいにまた、電車に乗って駆けつけることになるんだなぁとか。

頻繁に通わなくてはならない日が来るかもしれないんだなぁとか。

常日頃、家族みんな別々のところで昼間過ごしている可能性大なわけで、たとえば災害が起こった場合も一人で判断を強いられたり、どうやってでも駆けつけなくちゃならない事態や、知っていても何もできないという事態も想定できるんだなぁということを考えたり。

折しもわたしは、ここ10日近く全然頭痛が治らなくて、ロキソニンを飲んでいたのですが、今回の緊張状態でとうとうどうにもならなくなって、わたしもおとといの夜に8時半も過ぎてから、整体に行きました。

「そんなに頭痛薬を飲んでると胃に来るよ」と整体の先生に言われたのですが、もう来てるし(笑)
ここのところあんまり食欲もないのは、もしかしたら頭痛薬の飲み過ぎだったかも?と思ったり。

ちなみに…やっと今日、久々に頭痛薬いらずで過ごせました。神さまありがとう(笑)
やっとちょっと落ち着いてきたかなぁという感じです。

ここのところよく思い出すフレーズに「つよいからだとやさしいこころをもち」というのがあります。
これはアネが通っていた幼稚園の園児の誓いの中の一節です。毎日彼女たちが唱えてました。
オンタイムではあんまりピンとこなかったのですが、最近ああ、なるほどなぁってよく思います。
「やさしいこころ」は元気じゃないとなかなかひねり出せないのですよね〜
身体が疲れ果てていると、やさしくはなれないし、どこか痛かったりどこかだるかったりすると、自分で精いっぱいになって、人にまで気が回りません。

筋トレは相変わらず週に3回なんとかキープしつつ通っていて、実質往復を入れても1時間くらいあれば十分なのですが、正直もういやだなぁ、今日は疲れたなぁ、休みたいと思うこともあるけれど、なんだか今こそとっても強い身体作りは大切なような気がしていて…
なんとか気力を保ちつつ、3年目もそろそろ半分を折り返しました。
少し前からヘンにムキムキしてきちゃって、イマイチなのですが、健康にはかえられないしなぁという感じ(笑)

まだまだオットの健康状態もしばらくは心配だし、新入社員のオトートのへろへろ加減も気になるし(笑)
生徒たちだってひとりひとり問題を抱えていたり、いろんな誤解があったり。紆余曲折を繰り返しながらちょっとずつ距離を縮めている感じです。
ちびっこたちとの毎日はいつだってごくごく平和なので、そこがわたしにとっても癒しになってる気もするけど。

そんなこんな、ヒヤヒヤすることばかりで、いくつ身体があっても足りない気がする今日この頃。

う〜ん。と心がささくれ立っていたところへオトートが帰ってきて、研修の昼食の時の話をしました。
「オレの弁当を見てさ、仲良くなった子がへぇ〜お弁当なんだね。いろどりがよくてすっごくおいしそう」って言ってたよ…とオトート。

なんとなく身構えてしまって、一瞬「皮肉?」「オトートってばイヤミを言われてるのに気がつかないんじゃ?」とか思ってしまった病んだ母。
そしたら続けてオトートが「その子ね、車椅子に乗ってる子で、本社勤務になる子なんだけどさ。いつも穏やかですっごく周りが見えてるんだよね。みんな新人は余裕がないのに、その子はいつも感情が穏やかで、ちゃんと周りが見えてる。」というようなことを言い…とてもとても反省しました。

ああ、なんでこんな風に疑り深くなってるんだろう。わたしってば。
素直に物事が取れなくなってます。

今は研修で、全国から新入社員が集まっているそうで、その中には結構障がいを持った人もいるのだそうで。
手が片手だけの人や、車いすの人や、自分とは違う障がいを持った人がたくさんいて、みんな苦労してるんだなぁ、みんなもがんばってるんだなぁと思ったそうです。
息子は多分自分以外の障がいを持った人と今まで話す機会や友達になる機会があまりなかったので、今回こうやって一堂に会して、いろんな人と触れ合えたことはとてもよかったと思ったそうです。

そしてそんな風にいろんな障がいを持つ人をちゃんと一定数、きちんと雇用しているこの会社のことも少し見直しました。

もちろん目に見える障がいだけじゃなくて、持病を持っている人もいれば、心に不安を抱えている人もたくさんいることでしょう。
いろんな人がいて、世の中が成り立っているということをちょっと忘れがちになりますが、こんな風に八方塞がりになっている時こそ、いろんな人がいるということを思い出さなくてはならないような気がしました。

昨日電車に乗っていたら、たまたま隣にダウン症のお子さんが乗ってきました。
彼は小学生くらいで、一人で電車通学をしているようでした。
ランドセルのフックにかかって揺れているお守り。手作りの手提げバックにつけてあるマークやキャラクターのアップリケにご家族の愛情が感じられて、思わずほっこり。
席はいっぱいで、ふたりして立っていたのですが、前の席がふたつたまたま空いて、ちゃんと詰めて座った彼はわたしの方を向いてにっこり笑いながら「どうぞ」と大きな声で言ってくれました。
この笑顔がほんとに心から湧き出る笑顔で、疲れ果ててたせいもあるかもですが、なんだかとっても心にきました。思わず涙が出そうなくらい。
ああ、やさしいいい子だなぁ、これからの彼に幸多かれ…と祈りたくなるくらい、それはそれは澄んだ笑顔でした。

彼がたまたまダウン症の子だったので、以前音楽教育の実習に行った幼稚園が統合保育のところで、そこで出会ったすっごくかわいいダウン症の女の子のことも思い出して、なんだかとってもなつかしかったです。
先生がおっしゃってたことも思い出しましたよ。
ダウン症だから大変とか、気の毒とか、一見みんなそんな風に思うかもしれないけど、全然違うのよ。
Aちゃんを見てごらん。ほんとに心がまっすぐで、こちらにいっぱい愛情を分けてくれるでしょ。
この子が笑うと花が咲いたように教室が明るくなるの、わかるでしょ?
忘れそうになった時に、いつも愛情を注がせてくれる相手がいるしあわせを思い出させてくれるの。
彼女はね、みんなが自分に思いきり愛情を注いでくれることをいつだってとても素直に喜んでくれるし、わたしたちは、注いだ愛情を素直に受け止めてもらえることがどんなにしあわせなことなのか、そういうことをいっぱい教えてもらったの。
ね?お互いしあわせでしょ?」
そんな風におっしゃってました。

この一言はずっと心に残っていて、折に触れて思い出します。

なんだかやることが多すぎて、考えることが多すぎて、求めること、求められていることが多すぎて、ここのところずっとあっぷあっぷしてるけど…
こういう時間って後で振り返ったらとても大事でしあわせな時間なのかも。

と…思ったのが、昨日。

こういう時こそ気持ちを整理しつつふぇるまーたを書こうと思ってパソコンを開こうとしたら…なんと開きませんでしたよ(笑)

まだまだトラブルは続いていて、今度は買ったばかりのパソコンに不具合が生じました。
なんなんでしょう?これは!!

そして一日かけていろいろやってみたのですが、全然ダメダメで、とうとう今日古い死にかけの前のパソコンを出してきて、もう一度セキュリティーを入れて使い始めました。
新しい方は明日アネがとりあえず見てくれるみたいなのですが、もしかしたら修理に出さないとダメかもです。

というわけで、まだまだ非常に不安定なふぇるまーた&レイン家ではございますが、とりあえず日付詐称で?お誕生日エントリーだけでもしたいなぁ。

そして、例によってあっちもこっちも滞っていて本当に申し訳ありません。
メールの返信も中途半端でごめんなさい。

それにしても…
ここ数日のなんだかとっても疲弊している毎日、わたしにしては全然眠れなくて、どんどん気持ちが落ちていきがちな毎日。
深夜のトーキョーライブ24時にはどれだけ助けられたかわかりません(笑)
あの番組があってほんとによかったです。
今日で終わりなんだなぁと思うとほんとにさびしい気持ちです。ナナナもすっごく好きだったのに。
オットを迎えに行って帰ってきた日は、松岡くんのトークに緊張がほぐれてずいぶん元気をもらえた気がしたし、相葉くんも癒し系だなぁなんて見ていたし。
そしてつよしさんの日のわたし的に素晴らしかったことよ!!
ビジュアルといい、中身といい…これは間違いなく永久保存です(笑)
この番組がなかったら今週は乗りきれなかったかもしれません。

わたしにしては珍しく、ここのところ全然夜眠れなくて、夕べは疲労の極限状態の中で、ぎりぎりまでつよしさんを待ってる間に、壊れたパソコンにつっぷしてうといとしちゃってたのですが、やさしい友達がご自分はこれからお仕事で見れないのに、LINEでわざわざ「起きてる〜!?時間よ!ファイト!」と声を掛けて起こしてくれました。
ああ、なんてありがたいことなんだ!とじーんとしながらテレビをつけたら…その後はあっという間でした。
つよしさんからの逆誕生日プレゼントのような夢みたいな一時間。
その話はやっぱり別途書きたいけど、こうやって好きな人、好きなひとたちからパワーをいただきつつ、必要とされる場所があるしあわせを噛みしめつつ…
頑張りどきやmaybe〜♪というわけで、もうちょっとがんばってみようと思います。