ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

春が来た!


これ、土曜日のうちの桜の鉢です。この時はまだまだ蕾だったのが…
  
昨日、日曜日にはこんな風に開きました。ただいま5分咲きくらいかな。
あまりに風が強いので、ただいま玄関の中に避難中です。
ここのところ、オットの就職、オトートの卒業と就職にあたっての準備やら、生活の変化やらがあって、日々雑務に追われてました。
さらに学校や幼稚園の先生をしている生徒さんたちの年度末業務に振り回されたり、大学卒業の生徒、中学卒業、小学校卒業の生徒たちのなんやかんや、お墓参り、実家に顔を出したり、地元の集まりに顔を出したり、なんだかとっても忙しく過ごしてました。
よ〜く考えてみると自分ごとはなんら忙しくないはずなのですが、主婦の仕事は家族によってものすご〜く伸び縮みするので、いろんなことが一気にやってくると途端に忙しくなります。
とりあえず4月1日を迎えるために準備するものは準備したし、まだまだ新年度になって2週間くらいは仕事上のごたごたは続くものと思われますが、それでも多少は一段落かなぁ?という感じ。
何より、卒業が危うかった生徒の追試のお手伝いがとっても心身共に大変でしたが、彼女も無事卒業が決まり、めでたくこのたびピアノ教室も無事卒業となりました。
本当によかったです。
先日おかあさんと一緒にあいさつに来た彼女の顔はとても晴れ晴れとしてました。ご卒業おめでとう!
この子は、泣いたり怒ったりすがりつかれたり、逃げ出したり…いろんな意味でとっても泣かされましたけど(笑)
「本当に先生がいなければ絶対に卒業はムリでした。感謝してもしきれません。」とちょっと大げさに親子で深々と頭を下げていただいて、すべてが帳消しになったような気持ちです(笑)
苦労させられた一方で、いろいろと教えられたことも多くて、彼女と出会ったことで「誰にでもわかりやすいレッスン」のむずかしさと、それでもあきらめない心を教えてもらったような気がしました。
ひとつ残念なことがあるとすれば、最後、本人やご家族の希望もあって、どうしても試験に受かり、卒業させてあげなければということに焦点を絞りすぎて、本当の意味で「ピアノを楽しむ」ということがおろそかになったように感じていたこと。
しばらくは就職活動や、社会人として落ち着くまではピアノどころじゃないことと思いますが、いつかまた純粋に楽しむためだけのためにピアノの前に帰ってきてくれたらいいなぁと思っています。
うちの教室は、一旦やめても「またやりたい」と帰ってきてくれる子が多いので、彼女ともいつかまたそんな日が来たらいいなぁと思います。
ちなみに今日は本来お休みの日ですが、遅くにひとりだけ、幼稚園の先生のKちゃんがやってくる予定です。
昨日も振り替えレッスンがあったのですが、色画用紙の束を持って登場しました。土日もなく、もうすでに新年度の準備が始まっていて、年中無休のように幼稚園に行っているのだそうです。
にも拘わらず、残業手当もなければ、休日出勤をしても手当はないんですって。
そんなところにも、世の中のシステムにものすご〜い矛盾を感じます。
こんな激務が長続きするはずもなく、今年度末で、4人も先生がいっぺんにやめることになったのだそうです。
「来年度からやっと3年目なのに、もうベテラン扱いされることになっちゃった。先生、どうしよう!!ピアノだけは先生がいてくれるから、わたし、大船に乗ったつもりでいるんですけどね。ほんとにほんとによろしくお願いします」…と鼻息も荒くKちゃん。
こういう事情もわかっているから、寝過ごしたり遅刻したりしても、見捨てるわけにはいかないのですよね〜。困ったなぁ(笑)
さらに、大学入学を目前に、一日も休まずにバイトを入れてしまって、すでに動きが取れなくなってしまっているTちゃん。
一年目は特に学校も大事なのよ…と言うべきか。さらにバイトを優先して、ピアノを後回しにするのはやめて!と言わなきゃならないのですが、どんな風に伝えるか…
ああ、頭が痛いこともいっぱいです。
そうそう、中学入学とともに、ものすごく忙しい吹奏楽部に入ってしまうかもしれない、将来有望なMちゃんの今後のレッスンについても頭が痛いところです。
ここの吹奏楽部に入った子で、ちゃんと3年間レッスンが続いた子は今までたった一人だけだったのですよね。この子は続けたいと思っていて、わたしはもちろん続けてくれれば将来的にも絶対に楽しみ…と思っているわけですが、さて、いい知恵はないものか?
もちろん頭が痛い話ばかりじゃなくて、レッスンごとの中にはとっても楽しい話もいっぱいあるので、これはそのうちエントリーをかえて書きたいです。
さらにプライベートでもいろいろと考えなきゃならないことは山積みなのですが、すべて横に置いたまま…という困った事態です。
ほったらかしの案件の数々にあきれてらっしゃるみなさま方、もうしばらくお待ちくださいね。
決して忘れてはいませんので、ひとつひとつ、手をつけていきたいです。
そういえば、昨日、雨の中、レコード会社ジャニーズエンターテイメントさんから「shamanippon ロイノチノイ」の歌詞カードが届きました。
せっかくの歌詞カードが、ぬれたり折れたりしたらイヤだなぁと思って、晴れの日がよかったなぁと一瞬思いましたが、いえいえ、雨でも全然大丈夫。
外袋にちゃんとビニールがかけてあって、中を開けたらさらにビニールに入っていて、しっかりと厚紙で大切に保護されてやってきました。
そのていねいなお仕事っぷりにちょっと背筋が伸びました。ありがたいことです。
歌詞カードそのものもとても美しく、アルバムの歌詞カードに混ぜでも違和感がないつくりになっています。
訂正版なのに、ただでいただけるものなのに、きちんとていねいに作られていて、さらに大切に届けてもらってとってもしあわせな気持ちになりました。
レコード会社にとっても大切な「作品」という名の子どもたちのうちの一人でしょうから、作品の名を汚さない、素敵な対応をしてくださったことに感謝です。
同じようにCDを買うと言っても、聴き方も扱い方もとても人それぞれだと思うのですが、わたしの場合は、CDを手に取る時、どんなアートストのCDでも、どんなジャンルのCDでも、楽曲と同じくらい歌詞カードやライナーノーツ、ジャケットが大切です。
どんなイメージで、どんな歌詞で、その歌詞は漢字なのかカタカナなのか、わざわざ当て字を使っているのか…そういうこともとても気になるし、どんな楽器が使われ、誰がどの楽器で参加しているかもとても気になります。
わたし的にはそれらすべてが1曲を味わう上でとても大切なポイントのような気がしていて…
前にその話をしたら、持ち歩くなんてとんでもない!汚れるじゃない!!扱いが雑すぎる!と言われたこともありました(笑)
その友人は指紋が付かないように、そっと一度だけ開けて、一旦音源をMP3に入れたら、きちんと袋に戻して永久保存!と言ってました。
それはそれでスゴイなあ。お宝扱いだ!!と思ったのですが(笑)わたしはそういうタイプじゃないみたい。
新しく我が家に迎え入れたCDとはじっくりたっぷり寸暇を惜しんで関わりたいし、そばに置きたいし、気になった時に開きたいし、音源はやっぱり家にいる時はCDでこそ聴きたい派です。
最近はグッズ類もしまいこまず、使い倒してさよならする派になったし、なんとなく「物」に対する考え方が変わりつつあります。
なにより音楽にせよ物にせよ、現物を残すというより、想い出や心に残るような関わり方をしたいです。
そしてこのロイノチノイは、とっても聴きやすい一面と、奥が深くて探究したい一面の両面あって、まだまだしばらくはマイブームが続くものと思われます。
そんなこんなで、またひとつ宝物が増えてさらに盛り上がって参りました(笑)
せっかく送っていただいたのだから、大切にはしますが…やっぱり持ち歩くんだろうなぁと思います(笑)
そうは言っても一枚の紙だし、無くさないように気をつけなくては。