ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 目からウロコなDVD鑑賞

一昨日はショコラ嬢とともに、友人のあきこちゃんの家に遊びに行きました。
前から遊びに行ったら見せてもらいたいと思っていたものがいっぱいあって…
着く早々、3人でマンションのベランダへ。
たとえば、この間ちょっとだけ暖かくなった日に一旦冬眠から覚めてしまったペットの亀のカメオくん(笑)
彼はまたちゃんと水の中の彼専用のおうちに入ってまた眠ってましたね〜後ろから目を凝らしておしりだけちらっとのぞいてきました。
さらに絶対に見たいと思っていた、平成22年に種から植えたというシクラメンを見せてもらったのですが、これだけもう何年も経っているのに、ものすご〜く小さい株なのです。
その小さい子を大事に大事に育ててるあきこちゃん。
せっかくなので画像を送ってもらいました。これです。

小さいながらもちゃんとおまんじゅう(球根の部分)もできていて、なんと今年初めてつぼみをつけたんですって。
記念すべき第一号です。
すごい感動です。我が家もやってみたいなぁ。
さらにさらに、鉢の中の沈丁花を見せてもらったのですが、ひとつだけ蕾が開いてましたよ!ちゃんと香りもします。
沈丁花の香りが大好きなので、これも感動でした。まだうちの方では咲いているのを見かけてません。
それから黒法師とか小さい多肉ちゃんたちとか、いろいろ端から覗かせてもらって、大きくなったねぇ〜とか、これ、雪でやられたねとか、みんなでワイワイ。楽しかったです。

そもそも彼女のお宅にお邪魔する予定だったのは、2月の最初の雪の日のはずでした。
そのあと2度も大雪が降り、なんやかんやバタバタしているうちに3月になってしまいました。

何のために遊びに行ったかというと…彼女の家の最寄り駅近くの自然派レストランでランチをするというのと…
さらに、彼女の家に移動してプレゾンのDVDを見せてもらうことです。

昨年から「DVDを買ったから、一回プレゾン見てみてよ!絶対おもしろいから!」と言われてたのですが、実はものすご〜く尻込みしてました(笑)
そもそも昨年来、なんとなく黙っていても見え隠れする某事務所の派閥の力関係というものにいい加減うんざりしていたし、タレントさんご本人たちにはなんの罪も責任もないことは十分にわかっているけど、それでもいつも同じメンバーがあっちの局、こっちの局に分かれて対抗しているのを見るのは精神衛生上よろしくない気がしていて…
う〜ん、わかった。いっそ全部パス!…くらいの気持ちになっちゃいました。

そもそももともとジャニーズファンってほどでもないしなぁ。
プレゾンの平均年齢っていくつくらいだろ?
一番若い子たちだと、うちの子たちより年下だろうし、正直まったく興味が沸かないし…なんて思っていたわけです。
でも、コウイチさんがちらっと映っている場面もあると言うし「本編でもぜひぜひあなたたちに見せたい場面がいくつかあるのよ!」と言うし、ショコラさんも見るって言ってるし…ということで、ほとんど初めてじゃないの?という映像をいっぱい見てきましたよ。

これがね…見てみたら日記に書かずにいられないくらい、おもしろかったのです!!(笑)
ちょっと目からウロコでした。
というわけで、KinKi以外は誰のこともあまりよく知らない、ジャニーズ音痴と言ってもいいくらいのわたしの、ほんとに素人の感想ですけれども(笑)ちょっとだけ書いてみようと思います。
まずは、我らがコウイチさんが出てくるシーンを見せてもらいました。
これ、やっぱり見てよかったです。めったに会えない彼に会えます。
オーラをどこかに置いてきたコウイチさんの愛らしかったことと言ったら。
もうずいぶん長いことファンをやってますけど、相変わらず「キューン!!」です(笑)バキューン!!です(笑)
前後して出てきたタッキーが、スターのオーラと風格を自然に身にまとい、キラキラとインタビューに答えているだけに、彼との落差がまたおもしろいわけですが。
コウイチさん自身は、後輩の舞台を見に行って、自分もインタビューを受けるとか、DVDに出演することになるかもしれない?とは多分あんまり意識してなかったのかも?しれません(笑)
完全にオフモードを絵に描いたような感じで、観劇中はものすごく背が高くてがっちりしている、トラビスともう一人の白人女性の間に挟まれて、ものすご〜くちんまりしてて、そのシーンも映るのですが、大柄な二人の死角になってよく見えないし。
インタビューを受けてるときは、ほっそりうすっぺらいし、キャップをかぶってたからか、髪の毛がぴとっとお顔に頼りなくくっついていて、ほんとこの人あのSHOCKの人?と思うくらい別人なの。
たとえるなら…おうちから急に引っ張り出されて、いきなりテーブルに乗せられたハムスター??…くらいの感じでしたよ(笑)
それを見て「ひゃーっ!!なんてかわいい」…とか思ってしまった(笑)やっぱりわたしは間違いなくKinKiファンです(笑)
あのSHOCKのステージで鋭い顔をして見栄を切ってる時の、オーラビンビンの「コウイチ」との落差にすっかりやられてしまいましたよん。ギャップ萌え。好きだなぁ(笑)
とはいえ、このDVDの見どころはもちろんここからです。

あきこちゃんのナビゲートに従い、いろいろとオススメシーンを見せてもらったのですが、そもそもセンターに立つ翼くんのかっこいいことと言ったら。
ちょっと前に所さんの番組で、本場でフラメンコを踊る翼くんを見たくらいで、最近翼くんが歌ったり踊ったりするところは見ていなかったような気がするのですが、以前SHOCKのライバル役で毎年出ていた頃とは全然違う、ものすご〜く成長した翼くんの歌や踊りにそこここで釘づけになりました。
プレゾンでは、彼と屋良くんと中山優馬くんがほぼ中心になってるのかな?
さらに、ふぉーゆーとかThey武道とかもいっぱい活躍してて、ジャニーズ音痴なわたしでも彼らはKinKiのコンサートのバックについていたりするので、ちょっとずつ知ってましたが、彼らが前面に出てくるところはほとんど見ていないので、プレゾンの映像を見て、やっと名前と顔が合ったなぁという感じ。
他にも次世代のスター候補生?とおぼしきフレッシュな面々がいっぱい出てきますが、失礼ながらまったく誰が誰やら…これ、さっきの人?あれ?違う?とくらくらぽかーん状態です(笑)
面白い名前の子がいました。「七五三掛くん」と書いて「しめかけくん」って読むんですって。ほ〜っ!!。

プレゾンという舞台は、それら、たくさんの若手のメンバーがいろいろなジャニーズグループの歴代のヒット曲を歌ったり踊ったりします。
こういうのが人気なんだなと思ったのが、いろんな曲でジュニアの子たちがステージから降りてきて、お客さんと触れ合ったり、通路で踊ったりもするのですよね。
「あなたの知らない世界」はまだまだいっぱいあるのだなぁ(笑)
「仮面舞踏会」を見ていたら、「これ、昔のまんまの振り付けなんだって」と言われて「ほぉ〜っ」となったり(笑)
ジャニーズのヒット曲ってほんとにいっぱいあるんだなぁと感心したり。
フレッシュな子たちの一生懸命さが伝わって参観日ママみたいに、がんばってるなぁと思いながら見ていたり(笑)
そこへ屋良くんや翼くんが出てきてセンターに収まると急にステージがぐっと締まって安定感を増し、先輩たちとまだ伸び盛りという子たちの経験の差や実力がとてもよくわかったり。

毎年追いかけていると、若い子たちの成長が手に取るようにわかって、次第にごひいきさんができて、その子の成長をともに喜んだり、スターになっていくところを目撃できるというのが楽しいのよ〜♪…と昔PTAで知り合った方が言ってるのを聞いたことがあったのですが、その心がちょっとだけわかった気がしました。

時々これは何?何のためにこう?というような実験的なの?とも思えるシーンもあって、おもしろいです。
たとえば屋良くんが腰にベルトみたいなのをしていて、そこから伸び縮みするゴムみたいな紐が四方八方に出ていて、その先に一人ずつバックのジュニアの子たちの身体がつながっていて、屋良くんを中心に彼を取り囲むように踊るっていうパフォーマンス。
曲が全然思い出せなくてあきこちゃんに聞いたら「お祭り忍者だよ!」ってああ、そうでした、そうでした(笑)
紐が縮んだり伸びたりしつつ、隊列がどんどん変化していくのですが、これ、いろんな意味で圧巻なの(笑)
センターの屋良くん、大丈夫なんだろうか?と心配になったり(笑)
ああ、あの一人が真ん中で回りが輪になってぐるぐる回りながら踊るというは、もしや盆踊りの会場の雰囲気を再現してるのか?なんて妄想したり(違うと思うけど、笑)
何のために屋良くんの腰に全員とつながる紐がついてるのか?なんでみんなつながったまま踊るのか?
しまいには「カモとりごんべえ」みたいに突然みんなに引っ張られて屋良くんごと空を飛んで行きそうで(行きませんから、笑)釘づけになりました。

優馬くんが歌い、屋良くんが主に踊って、途中から二人で踊る「水の帰る場所」という曲のパフォーマンス。
ここがあきこちゃんの超オススメの箇所で、見るまではどこがそんなに好きなの?とイマイチピンときてなかったのですが、見てびっくり。
とんでもなく惹きつけられました。
最初は屋良くんが一人だけで、無言劇みたいに始まるのですが、このシーンの屋良くんはまるでコンテンポラリーを踊るバレリーナのようです。
舞台の上に椅子が一脚。そこにシンプルな白いシャツで座っているところから始まります。
ドラマの一シーンのように、身体を伸ばしたり縮めたりして、首をぐる〜っと回すのですが、そこからもうパフォーマンスは始まっていて、一連の動きすべてが水が流れるようになめらかで淀みがなくて、とてもとても美しいのです。
「水」と表現したのは、曲全体に常に激しい雨音がBGMだったからです。
素足なので、足のつま先の動きひとつにも表情がとても豊かで、たとえば照明とダンスだけで、水たまりを超える…みたいな表現のところだったと思うのですが、まるでフェザーのようにふわっと軽やかなジャンプ。しなやかな背中の動き。なんて美しいのでしょう。
ああ、こういうのこそが彼の真骨頂なのかもしれないと思いました。
途中から優馬くんも出てきて、ものすごくがんばって屋良っちの踊りについていくのですが、毎年見ているあきこちゃんからすると、優馬くんの成長ぶりにはほんとにぐっと来たそうです。
そういえば、屋良くんがカウコンの時だったかな?優馬くんを育てたいなんて言ってたけど、ほんとにきっと後輩たちを一生懸命に引っ張り上げているのだろうなぁというのが伺われる場面でした。
SHOCKでの屋良くんも本当にすごいですが、まだ彼の本当のすごさの半分も知らなかったような、そんな感覚に陥りました。
本当に美しくて胸を打ち心を持っていかれるパフォーマンスでしたよ。
あきこちゃんが、どうしてもこれをわたしたちに見せたいと言ったわけがよ〜くわかりました。


さらに、翼くんの「アンダルシアに憧れて」がすごいから見て!と言われたのですが、これもまた圧巻でした。
翼くんのアンダルシアは、先輩の誰とも似ていない、彼だけのアンダルシアでした。
その動きはジャニーズの王道のそれとは少し趣を異にして、新鮮でとても骨太な感じがしました。
わたしはダンスのことはよくわからないけど、軸がとってもしっかりしているのは素人目にもはっきりわかるし、ピタっと動きが止まった立ち姿だけでもなんて絵になるんだろうとうっとり。
手の表情がいろいろなことを語っていて、フラメンコをしてる時の彼ってこんななのかなぁ?なんて想像したりしつつ、心をまるごと持っていかれます。
歌声もすごくよくて、彼が歌い出すと耳が自然に翼くんの声に惹きつけられます。

一人で海外へ修行に行き、外の世界で孤軍奮闘して、苦労してがんばって手に入れたものは決して無駄じゃないし、小さくもない。ほんとにこの人は大きくなりつつあるんだなぁというのがとても伝わる素晴らしいアンダルシアでした。

屋良くんもそうだし、昨年V6の森田くんの舞台を見た時にも思ったのですが、ジャニーズの外にも活躍の場、勉強の場を持っている人たちは、やっぱりみんなひと味違う個性が光っていて、すごいなあと思います。
そもそも何をやっていても、覚悟が違う気がするし、腹がすわっているように見えます。
そして、大事なおみやげをいっぱい持って、彼らの本来の事務所内の居場所に戻ってきている気がして…
あの事務所はこういう「先達」になって新鮮な空気を送り込んでくれるみなさんを、もっと大事にしたらいいのに…な〜んて思ったり。
また、大切な戦力の中心を担ってるわれらがコウイチさんのような人を、大事にするだけじゃなくて、もっと外部舞台とか、いろんなところに出してあげてもいいんじゃないかなぁと思ったり。

おっと、例によって話がどっか行っちゃったけど…翼くんは歌もダンスもとても安定していて、どの場面でもとても心に残りました。

そして「ふぉーゆー」です。
わたしは毎年一度か二度SHOCKに行き、年末年始のKinKiコンで彼らを見るというのがほぼ恒例にはなっているのですが、なかなか彼らの顔と名前を見分けることすらできずという、ダメダメっぷりでした。
今回このDVDを見せてもらえることになって、やっと完全にその区別がつくようになりました。すみませぬ。

そして、彼らの結構長いコントみたいな歌とMCの混ざった楽しいシーンを見せてもらったのですが、これが抜群のチームワークで超おもしろかったのです。
アドリブ?それともセリフ?という4人のやりとりがとっても愉快で痛快です。
また一人ひとり、間が絶妙で、ステージでしゃべっている時の表情がとっても豊かで魅力的なの。
ふぉーゆーってほんとに愛らしい子たちなんだなぁというのが実感を持って伝わりました。
いえいえ、知ってましたけど(笑)

そしてコウイチさんとう〜んと仲良しなのも、つよしさんともついつい裏で遊んだりして盛り上がっちゃうのも、つよしさんと一緒に盛り上げるお誕生会がものすごくいい味になるのも、すっご〜くわかるような気がしたのです。
彼らはとっても人なつっこくて、人見知りな先輩たちの懐に自然と滑り込める感じなのもよくわかったし、今までの他のグループにない何か、彼らだけの魅力がまだまだたくさんありそうで、この方たちも今後がとっても楽しみだと思いました。

総じて今まであんまり知らないことがいっぱい垣間見れて、知らなかったことで損をしたような気持ちになったDVD鑑賞でありましたのことよ(笑)

というわけで、目からウロコのプレゾン鑑賞。

ああ、先入観で「自分とは遠いところにある」と自分を縛っちゃダメだなぁと思った出来事でした(笑)

だからと言ってわたしもプレゾンを見に行くか?と言われると、本命さんたちのスケジュールによる…と慎重に答えざるを得ないのですが…
なんと言っても主婦に使えるお金は限られてるし、わたしが追いかけてる人は急にスケジュールが飛び込んでくる人だし。
でもでも…少なくとも「彼らが今年もやってるよ〜」と聞いた時、心の中でがんばって!負けないで〜!と日々応援するくらいにはなれた気がします。

それにしても…
わたしはわりとなんにつけ割りきりが良すぎるところがあって、よく言えば潔いとも言えるかもですが、そこが欠点でもあって。
たとえば一緒にどこか行かない?と誘ったとして「今回はいいわ。パス!」と言われると「ああそうですか。わかりました。」と簡単に引き下がってすぐに忘れちゃうところがあるんですよね。
それに対してあきこちゃんはあきらめない。
なんらかの理由で「今回はやめとく」と断わっても、少し時間が経った頃に「やっぱり行かない?」「気は変わらないの?」と聞いてくれたりします。
そして意外と気が変わる時もあるんだなぁというのを最近自分で知りました。
行ってみたら、あら楽しいじゃない…という場面も多々あって、今回がまさしくそうでした(笑)

おもしろいものを見せてもらいました。

今度SHOCKで屋良くんを見たときに、どんな感想を持つだろう?
ふぉーゆーの魅力も実感的にわかったので、今後のKinKiコンも楽しみだし(もちろんSHOCKでの彼らのことも)もっといろいろな場面で、彼らを親しみを持って見れそうな気がします。
そして、オーラをしまったコウイチさんを堪能できたことはすっごく楽しかったけど、今度はオーラ全開のところもちゃんと見たい…と強く思うようになりました。
早く座長のコウイチさんに会いた〜い!!(笑)
こちらも切実にそう思いました。わたしの観劇は来週末です。

そしてここのところ時節柄、shamaな世界にどっぷりなわたしですが、兄弟を見るたびにKinKiさんにも会いたいなぁと思います。
やっぱりわたしはKinKiファンでもあります。それは疑いようもない事実です。
きっとそこはもう今後も変わらないような気がします。

先日の堂本兄弟での「ボクの背中には羽根がある」をやったとき、テゴマスのボク羽根が全然KinKiの真似じゃなくて、ちゃんと彼らなりのボク羽根になってて、これもまたいいわ〜と思いました。
テゴマスの歌の世界はとっても前向きで明るくて、そして陽性なパワーに満ちてます。
彼らの今後の活躍も楽しみです。
そんなことをふんわり想いながら見ていたら、いきなり来たKinKiさんのアカペラ。
バキューンとハートを撃ちぬかれました(笑)
つよしさんの憂いを含んだ蒼い歌声が聴こえた瞬間に、ガラっと空気が変わったような気がしたのです。
さすがご本家!
表現に儚さが加わって「覚悟」…かな?そんな二文字が浮かびました。
コウイチさんの声もやっぱり濡れていて、切々とつむぐ歌詞に悲しみの色がにじんで…そしてふたりの声が重なった「乗り切れるさ〜♪」が来た瞬間。ふたつの声がびっくりするほどぴったりと重なって、やっぱりこのふたりだからこそのKinKiなんだなぁと実感しましたよ。
わたしもまた、この一声だけでしばらくは「乗り切れるさ〜♪」です(笑)

それにしても、そろそろタレントさんたちそっちのけの、事務所内の派閥争いはおしまいにならないかな。
もっとフレキシブルにいろいろバラエティーに富んだ活動が見れるなら、もっと事務所の他のいろんな人たちにも素直に興味が沸きそうなのになぁ。
このままの状態が続いたら、そうは言ってもやっぱりどんどん離れざるを得ないかも。
残念だなぁと思うけど、それも時代なら仕方ないのかなぁと思う今日この頃です。
さて。
とりあえず思いの丈を吐き出したので(笑)次からはがっつりとロイノチノイについて書きたいです。