ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

KinKi Kids Concert 2013-2014 12/31 1/1 東京ドーム その2 (MC後から)

31日のMCについて書かせていただきましたが、書き終えた翌日に元旦のMCがちゃんとJwebでアップされていました。
さらに元旦のMCはたいがいオリスタさんとかに写真入りで詳しく載るので、わたしは元旦のMCはパスです。
続きのレポもJwebに出たので、こちらもパスでもよかったのですが、もうほぼ書き上げちゃってたしね(笑)
読み返すと、良くも悪くも自分の個人的な感想なので、質が全然違うし(わたしの方が多分に主観的なので質が悪いとも言いますけどね、笑)自分の日記である以上「自分の言葉で書く」ということが大事なのだと思うので、やっぱりアップしておきます。
くれぐれも客観的な文章を読みたい方には向きませんが、今年は原点に戻ってより「日記」的側面を強く打ち出そうと思っているので、まんまアップします。
MC後からのスタートです。

★「Glorious Days 〜ただ道を探してる」
MCの最後に「それでは吹き替え部分を一部見ていただきましょう」ということになって、スクリーンに映画のシーンが流れます。
その映像を見ていると、自然にイントロが流れ始め、お二人が歌い始めます。
この曲は座って聞いてください…と言われたので、映画館で映画を見ている続きのような感覚で自然に歌の世界へ入って行きます。
むずかしい曲ですが、何度か聴いているうちに癖になるような曲…みたいに言ってました。
夕べのどんなもんやで流れたので、ライブに行ってなくてもそれをお聴きになった方もいらっしゃると思いますが、スローテンポでどこかちょっと幻想的な響きがある不思議な感じの曲でした。夢の中で鳴っている音みたい。
今までのKinKiの曲とはあんまり似てない感じもするけど、強いて言えば「TIME」に一番近いかも。同じくイメージソングつながりだからかもだけど。
バックで鳴ってるエレキギター?キーボードの、キラキラしたアルペジオの水に光が反射するような音がさらに幻想的に聴こえる要因かも。
ふたりの声がユニゾンになったかと思うと、途中から重なり合ったり、何重にも聴こえたり、離れたり。
とっても余韻が残る感じ。映画そのものが過去をなつかしんで振り返ってるようなイメージだからかな。
ふたりも言ってたけど、むずかしくってカラオケなんかでは簡単には歌えない感じです。
一緒に歌いたいというよりは、観賞してこその歌って感じ。
31日、元旦と2回聴いても全貌が掴めてない感じだったのですが、多分聴き始めたらエンドレスになって止まらなくなる予感がします。
これは映画のグッズとしてブランケットと一緒に限定販売されるそうですが、その販売に関することは、まだはっきりとしてないことも多いみたいで、JEのサイトをチェックしてくださいとのことでした。
そうそう、この話の流れでつよしさんの「ちぇきらっ!!」のセリフとなったわけですね(笑)
新聞には、オリコンには反映されない形になる…みたいなことも書いてありましたけど、どうなんでしょ。


★むくのはね
この曲も前の曲からの流れで座ったまま。
わたしメモにはピンクや紫の音の波形と書いてあってごていねいに物理の放物線がいくつも並んでいるグラフみたいな絵まで描いてあるのですが、さっぱり思い出せません(笑)そんなのだったかしら?わはは。
Jwebレポには純白に染め上げられた場内って書いてあります。あれれ?
この曲と次の「恋は匂へと散りぬるを」は昨年も披露されたのですが、断然今年の方が胸に響きました。
聴き手側のわたしたちが聴きなれたせいかもだけど、それだけじゃない気がします。
特に歌いだしのつよしさんの歌い方がオトナっぽく、オトコ臭い感じになっていて、毎回いや〜んっ!ってなります(照!)
一瞬にして心を持っていかれます。
1番も2番もそれを感じました。玉置さんバージョンとは違う「味」みたいなものが出てきた気がします。好きです。
最後の方で踊りが加わってたのってこの曲だったと思うのですが、スローテンポのこの曲に合わせてしなやかに踊るのも新鮮。
なんだかいろいろと素敵な驚きがありました。



★恋は匂へと散りぬるを
ここでガマンしきれず立ちあがりました。このダンス、すっごく好きなので前のめりで見てました。
ラード2曲でしっとりキュンキュンしてからのこの曲でしたが、せつなさマックス。
衣装替えしたその衣装も例年よりふたりのテイストが近くて、でもふたりともとっても似合ってて素敵でした。今回は衣装の満足度も高いです。
つよしさんに尻尾がついてる!!かわいいねぇ〜ってショコラ嬢と顔を見合わせてメロメロ。
ビロードでもこの曲でも、そして「Cool Beauty」でも、さらに言うとまだ書いてないけど「スワンソング」で最も強烈に思ったのですが、わたし的に…ですけど、KinKiのダンスの素敵さは、多分完全なシンメトリーじゃないところだと思います。
ふたりでひとつな感じではなくて、1+1=2な感じでもなくて、1+1=∞な感じなの。
ふたつの全然違う個性が喧嘩せず存在していて、どちらかが折れて合わせることもなく、どっちかの色がもう一人と比べて薄いわけでもなく互角な感じで…でも、ふたりが合わさるととんでもなく豪華で無敵な感じ。
仲良しのコウイチさん大好きKinKiファンのあきこちゃんと、笑い話で話してたのですが、ある意味KinKiってどっちもラスボス的雰囲気を漂わせてるよね〜と。
どっちかに近づこうと思っても、まずは隣にいるとんでもない強い人を倒さなきゃ辿りつけない…みたいな(笑)
そんな負けず劣らずどちらも強いふたりが、今回はドームにしてはいつもより近い距離感で踊っているところが多くて、すっごく目でも楽しめたライブだったと思いました。
もちろん5万5千人、全部楽しませようと、端と端に分かれて歌うKinKiさんのやさしさも十分にわかっているのですが、ダンスチューンは隣に並ぶふたりが見たいです。
広がってしまうと片方ずつしか見れないのもとても残念だし「寄り」はあったとしてもKinKiファンとしてそこにいるからには、やっぱりふたりがふたりなところを見たいと思うわけです。
そういう意味でいろいろ満足度が高いライブでした。
この曲では女性ダンサーさんが前面に出てらして、華やか。それもまた新鮮。
そうそう。Mステに出た時に何度もリピートした最後のところ。桜の花びらの行方を指先で追うシーンが生で見れて釘付けになりました。
ただし、やっぱりふたりいっぺんには視界に入らなくて、どうしてもわたしは本能的につよしさんを追いかけてしまいました。
指先の動きがとてもとても繊細で、そこにない花びらが舞う様子が、確かに見えるような気がしましたよ。
でもコウイチさんのもちゃんと見たかったの。
こういうところ、生だとリピートできないから不便なのだ!(笑)あるいはもう一日あれば、コウイチさんの方だけを見ることもできたかも。
どっちも見たかったのに〜
まあ欲を出すとキリがないわけです。
とはいえ今回ふたりのダンスシーンの距離はずいぶんと近かったし、わたし的にはすごく見やすかったと思ったので、あまり細かいところまでは言うまい言うまい(笑)
というか、まだ全然見足りません。追加があってもいいのになぁ〜と切実に思います。



★i love you
なんとなくいい曲は聴き尽くした感すらあったこの辺りで、まだこの魅力的な曲が出てくるしあわせ。
建さんつながりの2曲がくっついてるのも素敵でした。
確かこの辺りはKinKiさんたちは外周にいたんだっけな?ふたりの距離は決して近くはないのですが、ちゃんとユニゾンが合わさって聴こえました。
この曲を聴くたび、ああ、ゼクシーかなんかのCM、もしくは化粧品かなんかのCMに揃って出ないかなあ?なんて夢みてしまうわけですが(笑)ふたりののびやかな歌声が、ドームいっぱいに響き渡ってうっとりしながら聴いてました。
なんていうのかな、長調の曲なのに、すっごくせつなくてしあわせで…それこそステージに向かって「i love you(このyouはもちろん複数形)」と言いたくなりましたのことよ。大好き(はーと)。
そうそう、間奏のあとの「あなたが欲しい」をつよしさん、コウイチさんの順に歌い継ぐところ、ここ、すっごくグっときました。
こんなに短いところを歌い継いでもちぐはぐにならず、ちゃんと違う声なのに、ものすごく自然で、境い目が全然気にならないところがKinKiのふたりの声の相性の良さという気がします。
「堂本」という名前だけが引き寄せた偶然のご縁ってだけじゃない気がします。いつも。



★Tomorrow Again
実を言うと、わたし、この曲はLアルバムで一番ライブで聴きたいと思っていた曲のひとつでした。(ちなみにもう1曲はwelcomeです。)
ものすご〜く期待していたのですが、裏切られない素敵さでしたよ。
ものすごくキーが高くて、歌うのがタイヘンってふたりとも言ってましたが、確かに最後に行くと転調して更に高くなるのですよね〜
「そう〜誰だってさ〜♪」のコウイチさんあたりからさらに。
でも、ふたりともすっごくのびやかないい声で歌ってました。
元旦、コウイチさんの声が若干苦しそうになったところで、つよしさんが察したかのように、ちょっと声量が上がってさらにのびやかに歌っていたところを聴き逃しませんでした。
距離的にはかなり離れたところ、端と端にいた二人ですが、きっとこうやって常に相方の声を聴いて、さりげなくお互いがお互いをフォローしているんだろうなぁと思ったのです。
「見上げよう 見上げよう」のところで、モニターに大映しになったつよしさんの見上げてる瞳があまりに綺麗で息を飲みました。ああ。大好き。
そのまんま「手をのばせ」ですっくと掲げた腕。決然としていて、真っ正直な感じで、なんだか心をぎゅーっと掴まれました。ここ、すっごく覚えてます。



★もう君以外愛せない
この曲はいつぞやかのライブで「コウイチさんゆかりの曲」(失礼、笑)的イメージになってるわけですが、今回は二日とも美しい入りでしたのことよ。むふふ。
そして、ユニゾンの美しかったこと。このふたり、ハモってもいいけど、ユニゾンも抜群に素敵なの。
誠実で生真面目なふたりがまっすぐに歌うからこそ美しい。
久々に聴いたけど、KinKiの声の美しさが際立つ曲で、KinKiにしか歌えない曲だという気がしました。
ふたりとも身体を折って全身を使って歌っているような感じ。
なつかしくもあるけど、今歌っても全然色あせてないなぁとしみじみ。




メンバー紹介-
お名前がモニターに出てたのですが、よく見えなくてメモまではできませんでした。
一通りバンドの紹介が終わったあたりで、今度はダンサーさんが出てきて踊るのですが、この辺りで音楽の調子が変わって、なんとなくエキゾチックなメロディーが。
あれ?もしや次がビロードかな?と思っていたらやっぱりそうでした。


ビロードの闇
音楽に合わせて焔が出て、その中でふたりが踊ります。
ふたりの距離がうんと近くで、Mステハットトリックを思い出しました(笑)もちろんふたりとも間違えないし、すごくカッコいいパフォーマンス。
この曲になるとわたしはいつもMAを空目してしまうのですが、今回もやっぱり。
ふぉーゆーも大好きなのですが、やっぱりこの曲はMAごとイメージとして強烈に残っています。
なんとなくKinKiさんとエキゾチックはちょっと遠い気もするけど、実際に見るとこの辺りはものすご〜くはまってます。
もう君以外〜からのこの曲。この振り幅がKinKiさんだなぁ。



Destination
最初にドカーン!と特効。カッコイイ!!
この曲は前回Kコンかな?の時に披露された時はロックな感じでしたけど、今回はダンスチューンに戻ってました。
いえいえ。ちょっとだけロックテイストの名残もあったかな?という気もするけど。
元旦の時、つよしさんがわりと目の前にきて歌い踊ってくれたので思わずガン見しちゃいました。麗しい@@@
つよしさんは曲のリズムの真芯を捕まえるのが本当に上手だと思います。見ていてとても気持ちよくて、さらにその表現力にいつだって心を動かされます。一瞬でしたが近くで見れてうれしかったっです。
この曲では花道を真横に広がるフォーメーションを取っていて、天井から見た31日はとても美しくて面白かったのですが、アリーナではつよしさんが見れた代わりにコウイチさんはまったく見えないのがちょっと残念。
もちろんモニターでは見れるわけですが、モニターは片方ずつしか映らないしなぁ〜というのがちょっと残念ポイント。
この曲ではつよしさんはわりと余裕のあるのびやかな声でさらっと歌っていて、フェイクなんかもさらりとさりげなくカッコイイ。
わたしの耳的には、この曲で絶妙な味付けをしているのはコウイチさんの声という気がしました。
いつもはわりと逆パターン、安定的な基礎部分を担っているのがコウイチさんで、味付けはつよしさんな曲が多い気がするのですが、逆バージョンも好き。
コウイチさんの声が入ると、こういう曲はとってもオトコくさい、パンチがある感じになってカッコイイの。
これは単なるわたしの好みの問題だと思うけど、ロックチューンを歌うコウイチさんがやっぱり好きです。



★Secret Code
ペンライトがすごく揃っていて綺麗でした。
円盤の真ん中にKinKiさんが立って、だんだんに上がって行きます。
この曲はつよしさん大好きなんだろうなぁというのがものすごく伝わります。フェイクとか煽る声とか、とっても生き生きしてるるる〜。
ふたりが最上段にいて、その感じはワイドショーで映ったバースデーケーキの感じかな。
中合わせで、まるで半分ずつふたりで分担して守ってる戦士みたいにも見えてカッコイイ。ハモリも最高に気持ちよかったです。
確か中段にはホーン隊?の方かな。バンドの人たちがいました。
そして一番下にふぉーゆーとかがいて、笑顔で踊ったりKinKinKiを指差したり。みんなすっごく楽しそう。
曲の最後に銀テープ。
そして二日目なんてアリーナにいたのに、ここのところまったくテープが取れない鈍くさいわたし(笑)
というか、明らかに目の前に落ちてきたらもちろん手にしたいですが、わざわざ席を離れたり、よそに飛んでったものに手を伸ばして奪い合ってまで取るのは抵抗があって。
そもそもテープだし…というのは負け惜しみ?かもだけど(笑)
となりのおねーさんは、さほどがんばってた感じでもないのに、5本くらいガバっと持っていて、次の曲の間中、ぐるぐるぐるぐるひたすら巻きつけてました。
ガーサス!(笑)感心してしまった。



★愛のかたまり
久々に聴いたけど、やっぱりこの曲はライブでこそ映えると思います。
ただし、前の曲のところでも書いたけど、目の端っこに入る場所でまだ銀テ争奪戦が続いていて、ちょっとだけ興ざめ。
ほとんんどの人たちは、とてもせつなくキュンキュンしながら聴いてるのに、席を離れて彼らそっちのけで銀テを集めてまわってる方々ってどうよ。
それも一人や二人じゃないし。人をかき分けてまで曲の最中に列の真ん中から出入りするのもやめよーよ!!
KinKiさんたちからこういうのが見えてないといいなぁなんて思いながら。
せっかくの愛のかたまりなのに〜
気を取り直して正面の彼らにだけ集中しようと努めたわけですが、このタイミングで銀テじゃなくてもよかったかも?
それにしてもこの曲の特別さはなんなんだろう。
それこそこれぞKinKiにしか作れないし、KinKiにしか歌えない曲という気もします。
ゆっくりじっくりでいいから、また競作が生まれる瞬間に巡り合えますように。


★Candle Night
多分、今回のライブの一番の感動ポイントのひとつではないかと思われます。
31日、早々にペンライトが売り切れたのは、この演出のことをすでに関西からのネタばれで、みんなが知っていたからだと思われます。
噂には聞いてましたけど、31日、天井席から見たこの曲のペンライトの海の美しかったことと言ったら…ちょっと涙ぐみそうなくらい美しかったです。
KinKiさんの美しい歌声と、ふぉーゆーの誠実なペンライトナビゲート。
赤から青、そしてオレンジへと一斉にペンライトの色が変わるさまは、きっとずっと忘れないだろうなあと思います。
いつかとんでもなく苦しい時に、この日のこの光景がふとよぎって支えてくれそうな、そんな気がしました。
元旦、たまたまモニターに映ったつよしさんの瞳が、すっごくうるうるしているように見えました。
きっと感動してるんだろうなぁと思いました。
前日の夜に来たLFを思い出して、じーーーーん!!
もちろん気持ちはコウイチさんも一緒でしょう。特に元旦はお誕生会の余韻もあってか、この辺りからコウイチさんがほんとにしあわせそうで、それが隠しきれずにそこここに滲んでいるような感じで眼福でした。
好きな人たちのしあわせそうな顔ほど癒されるものはないですからね。

そしてごあいさつ。
今回は上へ昇っていくようなセットもないので、ありがとう!と言いながら、バクステ(いつものセンターのところ)から普通にふたりが帰っていきました。


アンコール

ここからはメドレーで
スワンソング
この曲もさっき触れたとおり、いつになくふたりの距離が近く感じた1曲でした。
元旦、つよしさんが視線の先にいるコウイチさんを、ものすごく情熱的な熱視線で見つめているように見えて、穴があくんじゃないかと思うくらいでした(笑)
ドキドキドキ。
イメージ的にはすっごくMステ披露の時を思い出しました。
すごく近く見えるけど、実際にはさほど近くないというのはよくあることですが(笑)今回は実際にいつものライブの時と比べて距離が近かった気がします。
2人組でドームを使うわけだから、見せ方はとてもむずかしいと思うけど、やっぱりそこは大事にしてもらった方がうれしいなぁ。


★やめないで、PURE
雨のMelody
to Heart
この辺りはふたりがムービングステージに乗って、まっすぐにバクステ方向へ移動しながら歌っていた気がするのですが、やっぱり名曲だなぁと思いながら聞いてました。
何度もライブでも聴いてるけどあせないし飽きない曲たち。
そして「to Heart」。
切々と聴かせるKinKiさんにしばし会場がしーんと静まりかえります。
5万5千人が見守っているはずなのに、しばしすべての景色が霞んで、ふたりの声と息づかいだけが響き渡ってる。
せっかくのこの空気を邪魔したくなくて、息をするのもためらわれる感じ(笑)
これでもか〜って名曲が出てくるのがKinKiさんの凄いところだなぁと思います。



永遠のBLOODS
ここでふたりが外周を回り、わたし的に、なんと1曲のうちにふたりとも目の前に来るという奇跡のような瞬間がありました。
多分その距離、5mとなかったかも。
こんなこと、多分この先5年くらいはない気がするくらいレアな感じ(笑)なので舞いあがっちゃってあんまり覚えてません。
最初につよしさんが通り過ぎて行った時はぽーっと熱に浮かされたみたいになっちゃって(笑)
なんだかそこにいるんだけどあまりにも遠い感じがして(笑)
ここ最近ソロではかなり至近距離もあったけど、KinKiでこんな近くでそのお顔が見れるのは久しぶりかも。
そしてソロの時とは全然違う顔をしているのですよね〜
ちんまりとかわいくて、瞳がとても大きくて魅力的。ああ、アイドルつよしさんだなぁと実感。
やわらかい笑顔でてっぺんにも下の方にも、前にも後ろにも気を配っていたかと思うと、自分が歌う番になると周りの喧騒もキャーキャー言われる声も、すべてを忘れたような顔になってすっと歌に集中していく。
このあたりの切り替えも鮮やかです。
目の前のつよしさんは自分のパートを終え、愛らしいお顔で手を振ってます。不思議の国の王子様(笑)


一方のコウイチさんは、顔の造作が美しすぎて人じゃないみたい。なめらかな陶器でできたアンドロイドみたいでした(笑)
やっぱり美しいなあ、細いなぁ。ほんとに生きてるんだよね?彼は王子というよりも、つよし王子の兄で、一国を預かる王様みたいにも見えました(妄想し過ぎ、笑)
なんだかとっても自信に満ちた感じだったのですよね〜
ただただとみとれていたら、あっという間に目の前を通り過ぎてさらに外周へ。
ここで2度目にもうちょっと遠いながら、10mくらいの至近距離で見たコウイチさんがあまりにも笑顔なんでびっくりしました。
外周を回りながらさらにテンションが上がっていくコウイチさんってとっても珍しくないですか?(笑)
「あれ?客席に手を振った?」はっきりとファンサービスをするコウイチさん!久々に見ましたよ!
「笑ってる!笑ってる!」「テンション高っ!!」「なんであんなにうれしそう?」むふふかわいい。びっくりです。
もちろん客席は大騒ぎ。
MCタイムからこっち、明らかにわかりやすくだんだんにテンションが上がってる。そんなコウイチさんを見ることができて、こっちもしあわせ。
そしてふたりはバクステからセンターへ。


★フラワー
そして最近ライブの終盤には、安定のフラワーだなぁ。
わたしは好きです。誰でも口ずさめるし、今のこの世相にこそ必要な歌という気がします。
センターに近いところに金と銀の紙吹雪が雪のように降り注いでいて、とても美しい光景でした。
響き渡るKinKiさんの歌声。客席がみんなやわらかい笑顔になっていて、しあわせな気持ちが次々に湧いてきます。
ふたりともいい顔をしてましたよ。
コウイチさんがニコニコといいお顔だったことには触れましたけど、つよしさんもまたとってもやわらかい微笑みをずっと浮かべてて、夢見るような顔をしてました。


さて。
MCはわたしが書かなくてもいいやと思っていたのですが、やっぱりせっかく書いたんだし、書きながらやっぱりカタチにしとくか!と思い直しました。
というわけで、最初の方で書いたことと矛盾してますが、このまま行っちゃえ!!
自分用の老後の楽しみということで(笑)
印象的だったMCを箇条書きにしておきます。


・お誕生日会 
色紙ご披露。
「植えないで ヘアー」
「被るより生やしたい」
「毛 みんな元気かい?」
「ほんまにたよりにしてまっ毛」
「ボクの頭には髪がある?」
「毛、がんばるよ。」

わたしは「毛、みんな元気かい?」がツボにはまってけらけら笑ってましたが、コウイチさん的には「植えないで ヘアー」がツボだったみたい。
一旦紙袋にしまったのに「植えないでヘアー 剛」の色紙をまた取り出して無言でにこにこと剛さんに見せてましたよ。
「これ気に入った」ってぱーっと明るい笑顔を見せて、ふたりでにこにこ。
しかもコウイチさんってば、お誕生日コーナーの間ずっと、色紙の入った紙袋を大事そうに持ちいてて、すっごくほほえましい光景でした。


・誕生日の歌は
キモチの問題(『もう君以外愛せない』の替え歌)
モチからはじまるミステリー(『Kissから始まるミステリー』の替え歌)
つよしさん、コウイチさんを呼んで「ちょっと雑誌の撮影の時みたいに背中合わせで立ってみて!」と誘い、いい角度で立ったところでその場所ごとせりあがって行きます。
せり上がっていくに連れ、自分達が立っているところが実はケーキの上だったというのがわかる演出です。このあたりはワイドショーでもいろいろ映りましたよね。
そしてふたりだけがいるてっぺんで、つよしさんが歌い始めます。
でも、たった一人、その仕掛けがわからない人がいます。それがコウイチさん。
あとで種明かしをして、巨大モニターにケーキと二人が映し出されるのですが、最初わざとその映像がピンボケなの。
コウイチさんが「見えない見えない!」と言い、ちゃんとフォーカスが合わされるとケーキのてっぺんに、誕生日のろうそくよろしくふたりが立っている!!というコウイチさんのためだけに用意されたサプライズ。
2曲とも、歌い終わるや否や、コウイチさんがつよしさんに「あなた、歌お上手ね〜」とわざとオネエキャラで言うの。
明らかに照れてるな!
ここがすっごくかわいかったの。
「いい歌は替え歌してもいい歌」とも言ってましたね。
対つよしさんに関してだけは、褒めどころで決して褒め損ねない律儀でやさしいコウイチさん。
そして素直にうれしそうで、ちょっと得意げなつよしさん。こちらもかわいい。

ちなみにこれらの替え歌は、つよしさんが元旦のリハーサルの時に考えて、パソコンでプロンプト用の歌詞もその場で打って、スタッフさんに渡したそうです。こういうところマメだし労力をいとわないところがほんとに素敵。すごいです!!

ツイッターで見たのですが、高性能の双眼鏡を持っていた方が、つよしさんの持っていたお誕生日の赤い進行表、実はカタチだけじゃなくて、びっしりと細かい字で式次第的なものが書いてあるのが見えた!とおっしゃってて、そこにもびっくり&素敵だなぁと思いました。
なんだか器用だから、なんでもアドリブでやっちゃいそうなイメージがあるけど、実は裏ですっごい努力してるんだろうなぁ。
で、多分コウイチさんもちゃんとわかってての、つよしさんの気持ちを汲んでのあのうれしそうなはしゃいだ顔なんだろうなぁと。
KinKi Kids Forever〜♪



・東京ドームでコンサートをするのは16年連続になります。バンドメンバーさんや様々な人が支えて下さっているおかげです。
こうして16年連続でここでコンサートができて『つよしくんを始め』みなさんに誕生日おめでとうと言っていただくのは本当にありがたいこと…とコウイチさん。


・建さんからのプレゼントは喋るお掃除ロボット
「それすごいね!」と感心するつよしさんに対し「戻って来なくて心配になる」とか「パンとはまだ『会わせて』へん」とか「仲良しになってくれるといいんですけどね」とか、思いっきり掃除機を擬人化しちゃってる科学オタクさん(笑)
つよしさんが「(パンが)上に乗るんとちゃう?操縦してたりして」と言い、頭の中ですでに掃除機の操縦をするチワワのパンちゃんがぐるぐるしました。
かわゆい。



・恒例のストロベリータイム、今年はなし!
(このあとの声に支障が出んねん。」とコウイチさん。



・辰巳くんのラッパ隊。
ちゃんとつよしさんがバースデーソングを歌うたびにオケのところへ言って、高らかに(笑)この時の姿勢がよくてすっごくかわいかった!


・お参りにて、つよしさんの目の前で小銭を借りていたコウイチさん。
『お前そーいうとこよくみてんなあ』マネージャーさんも忘れてしまい、なんでお参りするのに小銭を忘れるのかと問いただしたところ『そんなに怒らないでくださいよ』なマネージャーさん



・久しぶりの皆でのお参りでつよしさんが気づいたこと。
床が床暖房になっている(気付いたのはTOKIOの松岡くん!)
楽しみにしていたサブレがなくなっていた(噂によるとハトサブレらしいです、笑)
『そやなあ!!』とふたりだけにしかわからない話で盛り上がる(笑)
はいはい。そうでしょうとも。


・住職さんの叩く太鼓の複雑なリズムになんか規則性はないのか?と聴き入るつよしさん。
(わたしも前にやったことあります。楽譜にできないんだろうか?とか思ったり)
そう思っていたのはどうやらつよしさんだけじゃなくて、関ジャニの大倉くんは「太鼓の達人」状態になってノリノリだったらしいです。
それを見つけたつよしさん。得意気にコウイチさんに報告(笑)
そうそう。日頃からリズムのことばっかり考えていると、そういうのが生活の至るところで出ちゃうの!めっちゃよくわかります(笑)

関ジャニと言えば…横山くんがいきなり話しかけてきた言葉が『最近バスケやってますか?』だったそう。

お参り後は東山さんの『よしっ帰ろう!』の鶴の一声で即解散!!

相変わらずお参り用の小銭を忘れて誰かに借りたコウイチさんをちゃ〜んと見ているつよしさん。
おまえ、よ〜く見てるなぁとうれしそう。この日は財布そのものを忘れたって言ってたような。さすが王子様(笑)
「だっておまえ、目の前で取り引きしてたやないか!」とつよしさん。
コウイチさんのことはそっと見ていたつよしさんですが、同じようにお賽銭を忘れて貸してあげたマネージャーさんのことは叱り飛ばしたというつよしさん。(初詣に行くことは毎年)わかってるんだからちゃんと用意しとけよ!!だったっけな?ちなみにわたしも毎年でも忘れるタイプ〜♪(笑)


・今日は男性客がたくさん!という話の流れで…
じゃあ、試してみようということに。
「男性だけで『もちー!』って言って」とつよしさん。
場内に「もちー!」の声が多すぎて「おぉ〜っ!!」と騒然となる5万5千人!!
「そんなにいんの!?」「今までで1番多いかも」と喜ぶKinKiさん&ファン。
「じゃあ、こーちゃんだいすきーって言って」とつよしさん。
「男に言われてもねぇ(笑)」と言いつつも、とってもたくさんの男子からの歓声に素直にうれしそうなコウイチさんでした。

続いて…

コウイチさんの35歳の目標は「もうお客さんイジらない。ブスとか言わない」だそうで(笑)
そう言ったら、客席からブーイング(笑)
「わがままな娘たちよのう!」だったっけなぁとコウイチさん。
「心の中にとどめとくそうです。」みたいなことをつよしさんが言い、「そっちのが真実味増すじゃん!」とコウイチさん。
確かに確かに!!(笑)

その流れで…
「じゃあ男性だけでブスーっ!て言いましょう」「え〜っ!?」
「光一さんも『言いおさめ』ですから。地声で一緒にね。」
実際にはコウイチさんの生声ははっきりと聞こえましたが男性陣の声は明らかに遠慮がち。
焦るコウイチさん。
「今、オレしか言ってなかったんじゃない?止めてよ5万5千人で俺をハメるの!」
ここめっちゃおもしろかったです。

そのあと…
つよしさんが、女性、男性、それぞれの声で「つよぽーん」と言ってもらって比較しようと言いだし…
比較してみたら、男性の声がほんとにすごかったの。会場騒然!
ここ、びっくり。
そういえば、以前何かの拍子に兄弟でとっても自然な感じで深田恭子ちゃんが「つよぽーん!」って呼ぶのが映ってたり、小池栄子ちゃんとかにもつよぽんって呼ばれてましたよね。
ファン的には「つよぽん」と言うとくさなぎさんを思い出すけど、プライベートではつよぽん呼びなのかな?
実はファンの知っている世界なんてほんとにちっぽけなんだろうなぁ…なんて超どうでもいいことに思いを馳せた東京ドームのおもひで…(笑)



・「歌いたかったな。『勇敢なき〜みに〜♪』」
ちらっとだけメロディーをつけて口ずさんでたつよしさん。
当然ながら「やって〜やって〜」の声が上がってたけど、ふたりはきっぱりと歌いませんでした。
常に完璧なものをちゃんと見せたいコウイチさんと、わりとフレキシブルで器用、客席で恥をかくこともいとわない強さがあるつよしさん。
このシーンではつよしさんが「やらない!」と強く主張してたのが珍しいなぁとも思ったのですが…
たとえばつよしさんもコウイチさんも、ことKinKiでは相方の気持ちをどうかすると本人より先に察知、あるいは推察して(相方がやりたくないであろうことは)やらないよ!とはっきり主張するパターンを目にする機会が結構多い気がします。
そもそも限られた時間、流れもすべて計算の上でひとつのライブが創造されるわけで、次回見せてもらえたらいいなぁくらいの気持ちでさらっと…でいいんじゃないの?と感じました…わたしはですけど。



・「さきおめ」
これは4月のつよしさんの誕生日の話がちらっと出た時に自然発生的に起きたファンの「おめでとう!」コールがこう称されたの。
いい言葉だな。
実際にはつよしさんは(本当はコウイチさんだって!)、5万5千人の人たちに祝われたいとは思ってないかもで。
静かに家族や仲良しさんと過ごしたいくらいが本音な気もするけど…
それでもやっぱりファンとしてはどっちも祝いたいじゃない。
というわけで、この「さきおめ」とってもいいなぁと思いました。周り中がにこにこにこ。とってもいい空気でうれしかったです。



・つよしさんの話がだんだんに白熱してくるにつれ、ザワザワする客席。
「何ザワザワしてるの?」と疑問を呈するコウイチさん。
「ボクがかわいいからですよ」軽くいなすつよしさん。
つよしさん、さらにKinKi愛を語って語って…まだまだ語ってます。
その間、コウイチさんがつよしさんの周りをぐるぐるしながらうなずいてるのがモニターに写っててくすくす。
近くの女子が「こーちゃん保護者みたい。うなずきながら、周りを見回しながら聞いてるよ、かわいい!!」と小声で言ってたのが耳に入りましたよ。確かに確かに♪
そしてひとこと。「わかった!よーしゃべるなと思ってんのやろ!?エエやないか!エエこと言ってるやないか!」
叱られてしまいました(笑)
むふふ。つよしさんは多少ざわざわされたってたいして気にしてなかった気がするけど。
それよりファンにつよしさんの話が長いなあと思われるのは(ご本人よりも)コウイチさんの方が心外そうでしたよ。相方愛。

肝心な中身はというと…
たとえば
・人生には叶う日と叶わない日があるけど今日は叶った日。色々な情報が飛びかって周りの声に流されたり不安になることもあると思うけど、そんなしょうもない事に時間を使わないで。僕と光一君を信じてKinKi Kidsを愛しているという現実を生きてほしい。

さらに
これからのKinKiについて「ぼくたちには本当に素敵な曲がたくさんあるけど、ふたりで作る曲の力もぼくはずっと信じてます」みたいに話した時、コウイチさんが「ぼく」に引っかかって「そこは『ぼく』じゃなく『ぼくたち』って言ってもらえます?」とリクエスト。ここ、なんだかグっときましたよ。

確かにすっごくいいお話でした。サービストークじゃなくてつよしさんのふたりの本気がこもってる感じのトーク
だからコウイチさん的にもファンにちゃ〜んと受け止めて欲しかったんだろうなぁ。


そしてWアンコール
★anniversary
この曲はわたしが唯一ちゃんと完璧に歌詞を覚えててアネに驚かれたヤツ(ダメじゃん!最近歌詞が覚えられないの。30年くらい前のヒット曲は完璧なんだけどなあ。アネの方が断然KinKiを歌わせたら完璧です、笑)
今回は急ごしらえなはずのダブルアンコールのわりには、ものすご〜く凝ってて、途中アカペラになるところがあったり、客席とKinKiさんがひとつになってドーム中に響き渡るシーンがありました。
ここは感動だったなぁ。

そしてとってもいい気持ちでライブは終了。

つよしさんがはけていく時に何度もちゅっちゅっ!!と投げキス。
コウイチさんと共に清々しいお顔ではけていきました。

今年の東京ドームは2日間でしたけど、とっても中身が濃かった気がします。
「いいライブだったねぇ〜」「ほんとによかったねぇ〜」とショコラ嬢とニコニコしながら会場を後にしました。

実は昨年の15コンは個人的にちょっと消化不良気味で、自分的に(彼ら的にじゃありませんので念のため、笑)今年は大丈夫かなぁ?という一抹の不安があったのですが、今年は全然大丈夫でした。
これからもドーム通いは続きそうです。
考えてみればわたしも2000年から欠かさず行っているのですよね。それっていろんな意味でスゴイなぁと思います。
家族にはそれほどでもないよ!?という顔をして、「そんなにはずっと行ってない感」を装ってますけどね(ムリですから、笑)

そしていい気持ちでライブが終了したので、必要以上に名残惜しさで凹むこともなく…もう気持ちは次に向かっている感じ。
また逢う日までKinKi Kids!!

年明けから半月、いい感じに気持ちがまた切り替わってきています。
それぞれのソロ含め、今年の活動も楽しみです。