ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

KinKi Kids Concert 2013-2014 12/31 1/1 東京ドーム その1

二日間ごたまぜですが、鮮度が大事ということで…(いつも超のろくなって、忘れちゃうからね、笑)ざっと参加した二日間の感想を書いておきます。

ずいぶん早くドームシティーにはいたくせに、どちらの日も話し込んだりトイレに行くのが遅れたりで、会場に入ったのが二日ともほんとにぎりぎり。
もうインストが鳴ってるかなってないかという時間になっちゃってあわあわ。しかもなぜか大荷物(笑)
iPhoneの電源を切って〜ペンライトと双眼鏡を出して〜全部椅子の下にしまったところで…あっ!メモ帳忘れた。ペンもどっか行った!…というマヌケ具合(笑)
もう一度椅子の下から引っ張り出して、やさがしして、やり直し。
鳴っているインストはなんだろう?と思っていたら、あとでネタばらし。
これ、映画「ラッシュ/プライドと友情」の日本語イメージソング「Glorious Days 〜ただ道を探してる」なのだということがあとからわかります。最後の方で若干コーラス?コウイチさんっぽい?と思われるような声が聴こえたような気がして「あれ?」ってなりました。
客電が落ちる前からさりげな〜く曲がかかってました。
ステージの形はカウントダウンコンサートで同じセットが使われていたから、みなさますでにご存じかと思いますが、メインステージがアリーナのど真ん中にしつらえてあって、Lがふたつ背中合わせにくっついたような花道がついてます。
それぞれのステージからメインステージ、外周をつなぐトロッコがあって、メインステージよりさらにバックネット側にどーんと寄ったところからまっすぐにメインステージ方向に動く透明ステージがあります。
そしていつもならメインステージになるはずのところが今回はバクステです。ここでも数曲歌いました。
あっ!ワイドショーをご覧になった方は、コウイチさんのバースデーケーキをご覧になったと思うのですが、ケーキの形がまさしく今回のステージの模型みたいになってるんですって。
あれはケーキですけど、コンサートの折には、いつもあのケーキみたいなジオラマが作られて、ふたりはそれで実際にどう動くかとか確認するんですって。
なのでそのジオラマみたいなケーキをコウイチさんに見せながら「これで次の曲ではどっちへ歩いて行くとか確認して〜」とつよしさんがニコニコと言って、同じくニコニコなコウイチさんが「コンサートは残念ながら今日で終わりや!」と一蹴した(笑)そんな思い出のあのケーキの形。それが今回のステージです。
大きな円形の真ん中のステージの上がぐるっと360度のモニターになっていて、最初はステージが見えないように下がってます。
カラフルな映像や確かLアルバムのロゴとかがくるくるしてたようにも記憶してます。
そしてセンターステージを支える柱の四隅に縦長の大きなスピーカー。
これがあって、かなりどこにいてもいい音が聴こえるように工夫されてるんじゃないかと思ったことは前の日記にも書きましたけど。
センターのステージをぐるっと取り囲むようにアリーナがあって、スタンドも今回はぐるっと広く客席になっていて、いつもなら見切れ席になるところにも人がいっぱい入ってます。
いつもと比べるとどこからでも近いように考えてあるんだなぁという感じ。
そして、どこからでも多分どれかのモニターが見えるように考えられていて、あちこちにモニターがありました。
それとは別に真正面に近いところに細長く歌詞が出るモニターがあって、あれは誰用?(笑)
元旦、背中側からの席はアリーナの内周にいたにも関わらず、巨大モニターの映像と耳から聴こえる音が微妙にずれてて、ちょっとヘンな感じでした。
元旦のわたしたちは、バンドのみなさんからは相当近いところにいたわけですけど、彼らとの距離と音のずれはあんまり関係がないのかなぁ?
まあ客席は多少のずれは気にしないようにできるとして、たとえばドームの端と端に分かれた時のKinKiさんたちには、なんらかの影響はあるのかないのか?
ドームの天井とかなら、音の伝わる速度と映像に時差があるのはあたりまえと理解していて、あんまり気にしないのですが、すごく近い距離で生歌なのに微妙な時差がある不思議。
これ物理学的なこと?コウイチさ〜ん、説明プリーズ!!(笑)

さて。客電が落ちて、それと同時くらいだったかな?BGMがアップテンポのものに変わり…ものすご〜くカッコイイコウイチさん、続いてつよしさんの映像が流れます。
ふたりの顔がそれぞれ出てきた瞬間にキャーっ!!とものすごい歓声。ああ、KinKiがKinKiのフィールドに戻ってきた!!
会場中が一気に沸騰する瞬間です。
そしてセンターの円形ステージに(例年と比べれば)わりと素直にドーンと登場するふたり。
ふたり並んでるとなんて豪華なんだと惚れ惚れ。

衣装が白地に金?銀?完全に同じじゃないけど、ちゃんと統一感があってうっわ〜久々にふたり揃って王子様っぽい感じだ〜と思いました。
31日は特に外はねにキメキメにセットされた髪形のコウイチさん。終わってからすぐにあきこちゃんにこのコウイチさんの髪型のことを連絡したのですが、わたしはその時なんて書いたんだろうとメールを見直してみて笑いました。「プチ麗しくてプチチャラくてゴージャス!」と書いてます。失礼極まりない(笑)
もちろん素敵でしたよん。ビジュアルが…というよりもなんだかしあわせ滲む感じで、内側から終始HAPPYオーラが出ているような、いい顔のコウイチさんばかりを思い出します。
そういえば、31日のMCで、珍しくご本人が「この髪形決まってるでしょ?セットしたんですよ〜」みたいにプチ自慢。かわいかったです。
正直に言うと、彼は昨年とは全然違う印象を受けました。個人的には…ですけど、今年の彼の方が断然好きでした。なにかが吹っ切れたのかな?というくらい、なんだかいろいろ違った気がします。
いえいえ、実は本人的にはなんでもなくて、むしろ見ていたこっち側の問題でそんな風に見えただけなのかもしれないですけどね。
「彼ら」は実はわたしたちを映す鏡なのかもしれないし、「わたしたち」こそが彼らを映す鏡なのかもしれない…なんて暇にかまけてちょっとスヌーピー的、あるいはムーミン的妄想してみたりなんかして(笑)
今回の彼は、KinKiのライブそのものを、つよしさんとのステージを、ご本人がとっても楽しんでいるように見えました。
一方のつよしさんは茶髪が明るくなってましたけど、髪形にそう大きな変化はなく…そういえば今年は一年を通してずっと美ビジュアルをキープしてたねぇ〜とショコラ嬢と目をハートにしながらこしょこしょ萌えトーク(笑)
ちなみにつよしさんはセットとかしてないそう。ちょいちょい!って感じとか言ってて、あら、いつもと逆のイメージと思ったんだった(笑)
つよしさんもまた今年は年越しの小喜利がなかったせいか、例年よりリラックスムードな感じ。
もちろん彼もコウイチさんとのステージ、ファンとのふれあいを素直に楽しんでいるのが伝わりました。
それにしても…
コンサートや生放送と言えば今日は元気かなぁ?どうぞご本人も楽しめていますように。なんて祈るような気持ちだった時期も今は昔。
ここ数年はまったくそういう心配を忘れてます。
今回も最初から帽子もかぶらず、もちろん緊張はしてたかもしれないけど、最初からとっても穏やかでいいお顔。
おふたりが元気そうというそれだけで、しみじみとしあわせを感じちゃいました。ファンだなぁ(笑)

ここからはセットリストに沿って。
所々アルバムの感想みたいになっちゃってるところもあります。(書いてなかったのでね。)
もちろん長いです。
お暇なときにちらちらっとのぞいていただければと思います。片目はちゃんとつぶってね(笑)
記憶違い等ありましたら、ご指摘よろしくお願いします。
もちろん超主観的な文章なので、そのつもりで読んでくださいね。
★Cool Beauty
1曲目がこれだということは実は知っていたのですが、思ったとおり、スタイリッシュな色っぽいダンス曲になっていて、すっごくかっこよかったです。
イントロの最後のところ、想像がつくところでどっかーん!と特効。
今回は関西の友人が、ちゃんと特効ポイントを教えてくださってたので、もちろん怖いには怖いのですが、そんなにムダにびくびくせずに済みました(笑)
間奏で鳴ってる音もすっごくカッコイイ。贅沢な生バンドで生歌で生ストリングスに当たり前のように慣れちゃってるけど、これってもしかしたらとっても凄いことなのかも!
カウコンのステージを見ていてちょっとそんなことを思いました。
実は曲だけ聴いていた時は「Cool Beauty」は特に歌詞があんまり得意じゃなかったのですが、ライブで見たらやっぱりすごくよかった曲のひとつになってしまいました。
よくあるライブマジック。
31日、ほぼ真正面天井から見ていたわたしたちですが、途中で一瞬、二人が猛接近するところがあって、たまたま双眼鏡をのぞいてたのでのけぞってしまいました(笑)
「関西レポでは聞いてないぞーっ!!」と思ったら、東京だけだったみたい?思わずひゃーっ!!って周り中大興奮状態に陥ってましたね〜(笑)
それが某西の方の新聞に使われた、某関東系新聞の三版だけに載っていたという噂のあの写真のシーンです。
そりゃどうみてもそこがシャッターチャンスよね!というシーン。
ただし〜そこがあったお陰でその前後があまり定かじゃないんですけど。
なんだかしょっぱなから超おかしなハイテンションになってしまったのは「ここ」のせいかと(笑)


★3-2-1
この曲と前の曲はCアルバムあたりに入ってたちょっとなつかしいイメージもあるなと思いました。
歌の途中で8小節ごとに入るブレイクっぽい変拍子のところが好き。ものすご〜くライブ感があって思わず身体が動きます。
サビ前のつよしさんの声がものすごくよくのびていてひゃーっ!となる。
サビのコウイチさんの声が好き。
一瞬しーん!となってからの…クラップしたくなるところあたりとか、曲の構成がすっごくおもしろくて大好きでした。
ふと周りを見回すと、双眼鏡で超ガン見な方々と、ノリノリで手を叩いて身体を揺らしている方々の落差が激しいのがおもしろい。
もちろんどんな楽しみ方をしても全然いいと思います。他の人の迷惑にさえならなければ。
この「いろんな人がいる」というのがKinKiファンをやっていると時々ものすご〜く実感できて、人生における大事なレッスンを受けてるような気がしたり。
つよしさん、コウイチさんの在り方、考え方、ファンそれぞれの立ち位置。寄ってる人、セットが好きな人、どちらか個人のファンの人。わりと同じように好きなつもりでも、好みのところ苦手なところがそれぞれだったり。みんなちょっとずつちょっとずつ違ったりもするのですが、違っていて当然で、いろんな人がいるからおもしろくって。
たとえ小さな接点でも…みんながみんな楽しんでる瞬間が結構頻繁に訪れて、おおミラクル!っとそれはそれはしあわせな気持ちになるのですよね。
この曲の最後でもどっかーん!と2曲続けて特効があって、やっぱりこわ〜い(笑)…けど過ぎちゃえばあっという間だ!!


★99%LIBERTY
この曲がこんなに早く訪れるのが、いい意味で違和感。なんとなくアンコール曲というイメージができあがっているのですよね〜
でもすっごく好きな曲のひとつなので、ものすごくうれしかったです。
元旦、なんだかわからないけど、バンドの音が突然ちょろっと鳴って一瞬で止まりました。あれ?っと思っていたら、機転を利かせたコウイチさんがここですかさず短い挨拶を入れて、「あけましておめでとうございます!新年早々いろんなことがあります…」みたいなフォローをして、さすが〜と思いました。カッコイイ!!


★硝子の少年
そしてこの曲のイントロのところに特効がないのも、なんとなく違和感(笑)いえいえ、わたし的には全然いいんですけど。
31日の天井席の時、この曲でふたりがほぼ真正面の近いところに立っていて、わーいと大興奮、近い近い!と思って見ていたら、ほどなくだんだんに遠ざかってゆく(笑)
40ゲート側から見ると一番遠いバックステージまで歌いながらも彼らを乗せた透明ステージ?(だったかなぁ?)が移動していきます。



まだ涙にならない悲しみが
元旦はおしり側の席だったので、この曲の時は後ろを向くと比較的近くのステージでふたりとも見れてうれしかったです。
とはいえ、基本後ろ側から見る席は、常に彼らの背中およびヒップのガン見席です(笑)
リアル背中をガン見しながら、同時にモニターの前からのそれぞれのアップを観賞するという不思議な見方。おもしろ〜い!!
この曲はだんだんに育ってきているのを感じます。
ふたりとも声がよく出ているし、なによりユニゾンがとっても美しかったです。
この曲でどっちの日だったか、つよしさんがすっごくやさしい顔で、両手で大きく手を振ってまっすぐに天井の方を見上げてて、その姿に思わず釘付け。
ああ、この人のこういうところが好きなんだなぁ。



★WELCOME
わたしは前日全然気がつかなかったのですが、次の曲に行く間に、長いイントロがあって、バクステ側から、透明な箱?みたいなものが次々とセンターステージへと運ばれて行くのが見えました。
曲のせいだと思うけど、なんだかとっても神聖なものを運んでいるようなしずしずとした感じ。何が始まるんだろうとワクワクします。
この透明なアクリル板のような、ガラスのようなものが、実はここからの演出を際立たせるポイントだったのだと思います。
この透明な部分に照明が当たってプリズムのように反射してとっても綺麗なの。
ここからのものすご〜く凝った美しい光の演出の秘密が、二日目にしてやっとわかりました。

「Dream」「Smile」「Friend」などの文字が出て、暖かい雰囲気の中、最初にコウイチさん、次につよしさんと順々に赤ちゃんの時の写真がモニターに映し出されます。
出るたびにキャーキャー会場が沸きます。
次にもうちょっと大きくなった子ども時代のおふたりが出てきて、またまたかわいい〜♪と沸きます。
そしてふたりもまたバクステ方向からセンターステージへと歩いてきて「WELCOME」の歌が始まります。

まずはふたりの衣装がすっごくツボです。
つよしさんは目が覚めるようなピンクのキラキラしたジャケットの下にピンクが基調のマーブルカラーっぽいTシャツ。柄のレギンスに短パンだったかな。これ、つよしさんしか似合わない感じだったけど、すっごくかわいくて似合ってると思いました。
そうそう、31日のMCでコウイチさんがこの衣装のことをいじってました。
「つよしくんのズボンがヘン!」みたいなことを言い…つよしさんが「オレはいいけど、これを作ってくれた衣装さんにあやまれ!」みたいに笑いながら。
さらにコウイチさん「つよしは似合ってるからいいけど、オレは短い短パンは絶対に似合わないからムリ!」みたいに言い。
つよしさんが「短パンはたいがい短いもんですけどね」みたいにツッコミ返ししたのがツボに入って、ゲラゲラ。
実際に以前コウイチさんもスタイリストさんに勧められて短パンだったかスパッツだったかを履いてみたけど、結局却下されて「ほらみろ!」っていう事態になったこともあるそうですよん。やっぱり王子様はかぼちゃパンツの方が?…違うか(笑)
一方のコウイチさんはジャケットは同じようにキラキラの青いジャケット。ふっつーにカッコイイ。
ワンポイントがうすいグリーンのストールで、そのストールによく見るとKinKi Kidsって書いてあるの。
確かつよしさんの方は背中にやっぱりKinKi Kidsの文字があって、その文字で片やオーソドックス、片や奇抜なふたりの衣装に不思議な統一感が生まれて、どっちもすっごく好きでした。
この曲はわたしがLアルバムで最も好きな曲のひとつなので、とっても期待して来たのですが、期待を裏切られないすっごく素敵な歌声と、美しい演出でした。
そもそもがこの曲の歌詞がそのまんまわたしがここのところ切実に思っていることで、そのメッセージがふたりの声で流れてくるしあわせ。
つよしさんはわりとこういう路線の曲をソロでも歌うことがあるけれど、コウイチさんのソロの世界は少し違う、ディープでダンサブルな恋愛系の曲を歌うことが多いように感じていて。
たとえば彼のソロ曲で言えば「Peaceful World」が近いかな。
時々こういう曲もまた彼の声で聴きたいと思ったりするわたしとしては、ああコウイチさんの世界にKinKiもあってよかったとすっごく満足できた1曲になりました。
つよしさんは、こういう曲を大仰になりすぎず、さりげなく思いをこめて歌うのがとっても上手だなぁと感じていて。
押しつけがましく感じさせず、でも心にまっすぐに入ってくる歌声が絶品でした。
総じてこの曲がやっぱり好きだと実感しました。しあわせだなぁ。

生まれてくる君へと
胸を張って「ようこそ」と言えるように
さあ、ぼくらは今日を生きるよ

のところとか、歌詞もあちこちすっごく胸に沁みました。

Welcome to the wonderful world

最後の方で何度も何度もこのフレーズが繰り返されるのですが、ここ、自分に言い聞かせてるみたいな気持で聴いてました。

彼らはさきほど運び込まれた透明な台の上に登っていって歌うのですが、その台は結構高さがあるみたいで、元旦は後ろからだったので、螺旋階段みたいなのがついていて、ぐるっと回るように登っていくのが見えました。
31日は上からだったので、そんな過程は全然見えず(笑)
突然彼らが宙に浮いて現れたように見えてとにかく綺麗!綺麗!ってそればっかりうわごとみたいに言ってました(笑)
その台に照明が当たると、彼らの足元や周りにダイヤモンドみたいな銀色や金色の光が飛んでいるように見えて、彼ら自身が光っているようにも見えたし、光の粒子の中で歌う彼らがとっても美しくて神々しくて、夢見心地。



★命のキセキ
この曲はとにかくふたりの歌がすっごくよかったです。ふたりの声によく合っていて、切々と心に響いてきました。
聴いていてすごく気持ちよかったです。
今回のLアルバム、そしてライブでは、今までにはちょっと想像してなかったいろいろな新しいKinKi Kidsの可能性がたくさん見せてもらえたような気がしました。
この曲もそのひとつだと思います。
アルフィーの桜井さんの歌い方と少し似ている、あえて感情をまんま出しすぎない?…かなあ。クールに抑えて歌う歌い方が、この曲にどこか高潔な感じを与え、メッセージそのものを強く、そしてよりドラマチックに聴かせている気がしました。ハモるところもやわらかく響くというよりは、下ハモに支えられてメロディーそのものが強く響くように感じました。
この曲も照明がすっごく綺麗で、ふたりの立つ地面の色がすごく美しかったです。
ピンクとかグリーンの照明。光の輪の中に浮かび上がる、美しいふたり。
光のシャワーを浴びて歌っているふたりはキラキラしてほんとにそこにいるのか幻なのか疑わしい感じ(笑)
まるで宝石箱の中で歌っているようなふたりと、美しくも切実で、でもちゃんと血が通っているように感じる高見沢さんの楽曲がものすごく合っているように感じました。
そうそう、31日のMCで、コウイチさんが「命のキセキ」を「『いのき』のキセキ」と言い、大爆笑を誘った事件がありましたよ。
つよしさんが盛大につっこみつつも乗っかって、「そりゃあ、猪木さんはタバスコを輸入したり、奇跡を起こしましたけれども…」みたいなことを言ってみたり。
しまいには、コウイチさんがストールを撒いてる姿が猪木さんに見えてきたとか言ってましたね〜(笑)
そして、ストールは好きでしてるんじゃないとコウイチさん。(スタイリストさんに)かけられたんや〜みたいに言ってましたね。
それにしてもキセキな噛み方でした。絶対忘れない1曲になりましたよん。わはは。コウイチさんってばso cute!!



★ウタカタ
秋?紅葉?という感じの色に照明がシフトして、黄色やグリーンのアースカラーのイメージの中、ふたりが歌ってました。
この場面転換というか、同じステージを使っているのに、1曲ごとにステージが生き物のように変わっていくのが見ていてとってもおもしろかったです。
木とかベンチとかは、いつからそこにあったんだろう?(友達のサイトを読んだら、上から降りてきたんですかね?見えてませんでした、笑)
曲もアップテンポだし、前の曲とはまた趣が全然違います。
この曲もちょっとなつかしい雰囲気です。浅田信一さんの詞というと、どうしても月光とかエンジェルとか浮かんでしまうのですが、この方の詞はとっても繊細で、景色や季節の質感が浮かんでくるようで、本当に大好きです。
「ウタカタ」という日本語の言葉の美しさをしみじみと感じてぐっときます。
ふたりの歌声はさわやかなのですが、どこかせつなくて刹那的。この一瞬を捕まえておかなくてはという焦燥感。
このせつない歌詞が載っているメロディーがくったくなく明るくて、それがとってもいい効果を出している気がします。
ふたりがそれぞれ、公園のベンチみたいな長い椅子の上に立って高らかに歌うシーンがあったと記憶しているのですが、上に立っても小さい…と思ったことは内緒(笑)



★Morning Glory
この曲ではコウイチさんがロックっぽいシャウト気味な声を出していて、ロッカーコウイチが好きなわたしとしては大好物な感じでした。井手さん曲だしね。
彼は実はこういう曲もすっごく似合うと思うのですよん。
つよしさんはすごーく滑舌よくはきはきパキパキと歌っていて、彼がこんな風な歌い方をするのもすっごく久々な気がして、新鮮な気持ちで聴いてました。
このライブの中にあって、とってもスパイシーな1曲になった気がします。大好き。
なんでかちょこっと「Rocketman」とか「Broken冷蔵庫」を思い出しました。勢いかな?ちょっと押せ押せな感じだからかな?
いずれにしても前の曲とこの曲はすっごくなつかしい、わたしの馴染んでるKinKiというイメージで聴いてました。
元旦では、この曲でつよしさんがかなり近くにきてくれて、Lの端っこですっごく楽しそうにぴょんぴょんしてて、それがとってもかわいかったの。撃沈。
ああ、彼自身が「楽しませるため」だけじゃなくて、自分もちゃ〜んと本気で楽しいんだなぁというのが伝わってきて、しあわせな気持ちになりました。
そんなしあわせそうな顔をオンタイムで見つけられると、なぜだか泣きそうな気持ちになったりします。
好きなひとたちにはいつもしあわせでいてほしいのだ!…そんなことを本気で思っちゃう乙女心がふと顔を出してびっくり(笑)



★スピード
ここで後輩にギターをもらって、センターステージで。バンドコーナー。
「スピード」だと思った瞬間「キャーっ!!」となりました。自分的にすっごく期待が高かったらしいです(笑)
この曲はMFの時も思ったけど、ものすごく安定していて、とっても聴きやすかったです。
ふたりともの雰囲気によく合ってるし、聴いてると自然ににこにこと笑顔になれて、聴いている人の心にポジティブな風を運んできてくれます。
儚げKinKiさんから、骨太で頑固だけど男気のあるふたりという雰囲気に自然にシフトしていくのがスゴイです。
いつか「毛、みんな元気かい?」(誕生会MC参照)あたりと一緒に歌っていただきたい!!
前にも同じことを書いたけど、濡れてもいないし、蒼くもないこういう曲こそ新鮮で新しい息吹をKinKiさんに持ってきてくれたかも?
なんだかKinKiさんずの明日につながる、限りない可能性を感じた1曲になりました。大好き。




全部だきしめて
ああ、スピードからの流れでこの曲に入るのはなんてぴったり!!と思いましたのことよ。
そのせいかな。失礼ながら時々感じる「またか感」今回は感じませんでした。わぁ〜っうれしい!!ってなりました(笑)
アイドルKinKiバージョンで、「こうちゃ〜ん!」「つよし〜!」の大合唱。もりあがる〜♪
ひく〜い声も多いなあと思っていたら、あとで男子率の高さに驚愕させられることになります(笑)
今までのライブの中で、どう見ても一番ダントツで男子が多かったかも。
若い恋人同士や中年カップル、家族連れも多かったし、男子だけのふたり組み、3人組も見かけました。自然に男子が混ざってきてる。
KinKiさんのファン層がおもしろい方向へ転がっている気がします。た〜のし〜い♪

そしてここからが長〜いMCタイムになるのですが、多分ここはテレビ誌さんかオリスタさんあたりにほとんど載りそうな予感がするので、自分的ツボだったところにだけさらっと触れて次に行くつもりです。