ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 最近の玉置さん その1

ここのところ、玉置さんが結構メディアに出ていて、ファンとしてはとてもうれしい限りです。
どうしてこんな風に散発的に出るのかというと、昨年あたりから安全地帯と玉置浩二ソロの両方で彼が活発に活動を始めたからです。
ファンはもちろん事情を知っているので、ただただ喜んでいますが、多分一般の皆さんからすると「玉置さんどうしたの?」「出過ぎ!」「さては強力なコネでも・・・!?」とか思ってる人いるだろうなぁ(笑)
いっぱい見たり聴けたりするのはただだただうれしいのですが、一方で「大丈夫かなぁ!?」「あんまりがんばりすぎてパンクしたりしないかなぁ」という不安もありつつ(だ〜か〜ら〜、やっぱりママ・・・笑)ドキドキしながらもわくわく露出を追いかけています。
テレビもいいけどライブもね!ということで、実は土曜日にオットと安全地帯のライブに行ってきました。
場所は渋谷公会堂
とっくにCDも届いていっぱい聴き込んで行きたかったわけですが、ここのところ全然別の人の某動物園系!?アルバムに気を取られているせいで、ちっとも聴き込めずに行ってしまいました。
あまりにライブがよかったので、この自分的に「聴き込みが足りない」というのがものすごい汚点に感じてしまいました(笑)
ちゃんと聴いてから行ったら100倍感動したに違いないです。
ついでにCDに「特製アナザージャケット引換券」がついていたのに、ライブに持って行くのを忘れました。残念!
もうね、その歌声のとてつもないパワー、まっすぐな歌心、そして、玉置さんから発せられるものすごく不器用で誠実な、いびつだけどとても愛おしい「観客に伝えたいという気持ち」がハートを直撃しちゃって、何度涙目になったかわかりません(笑)
ライブで一気に引き戻されて、ただ今アルバムをリピート三昧しておりますが、このリピート三昧も5月3日のMステスペシャルで上手に切り替わりそうな予感(笑)
そういう意味ではちょうどよかったかもしれません。
いずれにせよ、ここのところ元旦以来極上の生歌を聴く機会にまったく恵まれなかったので、ライブでは砂漠に雨が降ったみたいに心全体が潤うのを感じたし、心の中が暖かいものでいっぱいになりました。
ほんとはライブの話を書きたいところですが、ここのところちょこちょこ書き溜めた玉置さん関係のテキストがあるので、順番通りそっちから書きます。
ふぇるまーた的には、何もこんな時期に?って感じもあるし、何分にも長々書きますので、ご興味がない方はすっ飛ばして、あるいは余裕がある時に読んでくださいね。
さて。
玉置さんがここのところ出演した番組の中で、一番充実していたのが武田鉄矢さんの「ショータイム」というBSの番組で、これは1時間半という贅沢な時間でした。
安全地帯のコーナー、玉置浩二ソロコーナーの両方があって、しかも何曲も何曲も、それぞれの歌をスタジオ生ライブで。
武田さんやはしのえみさんと本音のトークもありーの、笑いあり、しみじみとした場面もあり…というおいしくも楽しい番組でした。
あまりに贅沢な番組だったので、いつかつよしさんやKinKiさんもこの番組にゲストに出ないかなぁなんて切実に思ったわけですが、最後の方で「しばらくこの番組はお休みをいただきます。」とアナウンスがあってう〜んがっかり。もったいないなぁ。いい番組なのに。
番組の中で最も印象に残った話をすると・・・
玉置さんが今一番惹かれる単語、言葉は?というトーク
玉置さんの答えは「おっかちゃん(おかあさん)」でした。
先日僕らの音楽でも歌った新曲「純情」はおかあさまをうたった歌…ということで「母に捧げるバラード」でデビューした海援隊と、この年になって母を題材に歌う玉置さんのトーク
武田さんに言わせれば「どんな歌手でも『おっかさん』をテーマに作れば、一曲はいい曲が作れるんだよ。」とのこと。そんなざっくりした答え?とゲラゲラ(笑)
そして・・・武田鉄矢氏の人生の最大の失敗は、母親っていうのは年を取ってからのテーマにすればよかったのに、その奥の手をデビュー曲で使ってしまったこと・・・なんですってよ。ここ大爆笑でした(笑)
そして玉置さんは「もういっかな。大丈夫だよね。55だし。」といい、この歌を歌いました。
金曜の僕らの音楽でも最後にうたった「純情」という曲です。
この曲は聴けば聴くほど味わい深い。
いっとう最初にBLUE NOTE TOKYOというものすごく小さくて贅沢な空間で聴いてしまったので、それ以上はないだろうと思っていたのですが、どうやらそうでもないみたい。
BSの時にもスゴイと思ったけど、僕らの音楽では絶唱に心が震えました。
ふわっと歌うところは、ふわっと。囁くように歌ところは囁くように。
色気の出し入れも自由自在だし、何より激情を表現するffでの表現の安定していることと言ったら。
声量のコントロールも抜群だし、アーチキレーションの幅が広いんだろうなあと思います。
「歌はね、やっていけばどんどんうまくなっていくよ!」というのは僕らの音楽でのたかみなへのエール。
ここでのトーク堂本兄弟ファンとしても、KinKiファンとしても興味深いものだったので、その2として分けて書きます。
実際玉置さんもどんどん上手くなっている人だと思います。

いつだって会いたいよ。かあちゃんに会いたい。

という超直球から始まる歌。
どうして彼が語りかけるように歌うと素直な自分が出てきちゃうんだろう。
肩肘張らなくてもいいよ!素直になって大丈夫だから・・・と言われているような気持ちになります。
また、最後の方で

大バカもので なんのとりえも なくても
おまえが宝物

俺のお守り くしゃくしゃの 純情

と歌ってそのあとに

かあちゃん おっかちゃん おかあさん

とffで歌う玉置さん。
特に男の子にとってはいつまでもおかあさんっていうのは特別で全部を受け止めてくれる存在なんだろうなぁ。
わたしが好きなアーチストさんはなぜかもれなく親孝行で、そんな人たちのことを「マザコン」という人もいるけど、マザコンと親孝行は意味が違うんじゃないかなとわたしは思います。
いくつになっても経済的にも精神的にも母親から自立ができない人は、男子にしろ女子にしろマザコンと言われても仕方ないと思うけど。
自分を長く育ててくれた親すら大切にできない人が、今は大切にしている恋人や妻であっても、ずっと大切にし続けることができるとも思えないのですよね。
わたしもいつか、玉置さんちのおかあさんみたいに素敵な「おっかさん」になれたらいいな(笑)
ちなみにこの曲は先週発売になりました(宣伝しちゃお)。

純情

純情

です。