ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 土日顛末記 その2 日曜日

下の日記の続きです。
今度は日曜日編。
さて。
同じく、大雑把な日程から。

☆出発(8時半)→上野(9時30分)→東京博物館→上野公園(11時)→ランチ(3153にて)→東京(13時半)→東京駅周辺散策→TORAYA TOKYO(14時〜15時半)→解散後東京駅をふらふら→オアゾ(ベンチに座ってるだけ、笑)→外苑前移動(丸ノ内線赤坂見附経由銀座線)→家族と合流(17時30分)→家族呑み→帰宅(9時)→風呂後とんび最終回
これを全部一日に詰め込んだんだから、疲れるはずです(笑)
昨夜はなんとかとんびの最終回はオンタイムで見たものの、堂本兄弟は夢の中で見てました(笑)
そもそもとんびでメソメソ感動しながら見てたので、目が極限状態に疲れてしまって、それどころじゃなかったのです(笑)いい話だったなぁ。内野くんのやっさんも大好きだったので、もうお会いできないと思うとせつないです。
ちなみに堂本兄弟の番組本編は、今朝5時に起きたので、6時すぎにこそこそと(笑)
未公開、楽しかったです。一度はあきらめたシーンも見れて大満足。今週もがんばろう。
ここのところちょっといろいろ考えていて「依存的」になるのはやめようと思い始めました。
「何かやってくれないかなぁ?」「かばはなんで出ないの?」「ライブはどうなってるの?」「KinKiのアルバムはいつ?」じゃなくて、自分で今できること、やるべきことをやろう。
「お報せ来ないかなぁ」「なんで来ないのかしら」「もう来ないんじゃないの?」どんどん活用していって、ネガティブなことを言い出すのは違うと思うし、動かなくて悲しいのは誰よりも一番に本人、本人たちだと思うし。
KinKiだって堂本兄弟があるだけありがたい・・・というのがなんとなく最近の情勢からもわかってきた気がするし。
何より今週はあさって、もう一度わたし的今年ラストのSHOCK観劇があります。前回、ちょっと個人的な悩み事が生じて(KinKi関係にあらず。家庭のことです、笑)なんとなく感想を書くタイミングをはずしちゃったので、水曜日に見てから2回分まとめて感想を書きたいと思います。ああ、座長に癒してもらおう(笑)
まあ、KinKiやつよしさんが動いてなくても・・・コウイチさんは忙しいし・・・他の誰か素敵なアーチストさんでもいいか?代わりがきくか?というともちろんそうでもなくて・・・
もうひとりのご贔屓さん、玉置さん関係も穴を開けまくりです。あきれんばかりです(笑)
テレビの露出は見忘れるし、まだアルバムも買ってないし、散々です。
どうもいろんな意味で気が緩んでいるらしいです。
今日からの当面の目標は家の中を片付ける。これが一番の急務。そしてレッスン室の楽譜の整理と自分のレッスン時間を確保。このあたりから始めるつもりです。
さて。
日曜日、昨日は京都から(おとといの会社の友人とは偶然同じ京都からのお客様ですが、おふたりの間にはなんらつながりはなく、偶然です。)ふぇるまーたを通じて仲良しになったお友達のひろこさん円空展を見にいらっしゃるということで、ショコラ嬢と一緒に会いに行ってきました。
いつも京都や奈良に行く時は7時くらいに東京駅を出て、10時すぎに奈良に行くくらいのタイミングなのですが、今回は反対バージョン。京都の彼女が同じくらいの時間帯にあっちを出て、10時前には東博の中にいましたよ。
東京博物館のお庭の桜事情はこんな感じ。
まだ、ソメイヨシノは多分咲いておらず、少し種類の違う桜がいくつか咲いてました。
並べてみるとこんな感じです。
 



そして。
円空展
ここは前から来たいと思ってました。
大好きなイトウセイコーさんも絶賛されていたし、何がなんでも・・・と思っていたのです。
生涯12万体の木の仏様を作ったと言われている円空の作品をたくさん見ることができたのですが、どれも本当にやさしいお顔をしていて、見ていて威圧感を与えるもの、畏怖の念を覚えるというよりは、心和むもの、やさしい気持ちをもらえるものばかりで、それはそれは感動しました。
たとえば、不動明王さまなのにやさしいお顔をしているもの。一本の木を3つに割って作られたという不動明王像と二童子立像。
立ち並ぶ三十三観音立像は、どれも素朴なお顔で、そんなに手がこんでいるものではなかったですが、聞けばひとつひとつを病気の人がいるおうちに貸出したのだそうです。
病人の枕元に置かせてくださったのだそうで、こんなにやさしい仏様が枕元に置かれていたら、どんなにか病気の方も心強かったことでしょう。
薬師如来さまもいくつかありましたが、どれも本当にやさしいお顔でした。
個人的に一番好きな仏様は千手観音菩薩立像でしたが、手がこんでいるのもさることながら、お顔が微笑んでいて、とてもとても好きでした。
また、自然の木の癖をそのまま生かしてあるのだそうで、そんなところも見てとれてとても素敵でした。
ああ、そういえば、両面宿儺坐像という立派な仏様の像の左胸のところに黒っぽい枝のつけね?があって、そこがどうしても乳首に見えて仕方なかった・・・さらに右側の同じ場所にもあってほしかった・・・と、ランチを食べながら言ったら、みんな頷いてくださったのでほっとしました(笑)わたしだけじゃなかった〜不謹慎ですみませぬ(笑)
おっとそんな話じゃなかった(笑)
この両面宿儺坐像は、元々は日本書紀に描かれている飛騨の怪物なのだそうですが、円空は飛騨の土地を守る神さまとして、斧を持った姿で彫ったのだそうです。
どのような形をしているかというと、これです。
この仏様もとても心に残りました・・・いろんな意味で(笑)
小さい仏さまもたくさんあって、もちろん10万点以上ある上に、円空ご本人の寿命は限られているわけで、本当に素朴なもの、最小限にしか彫っていないもの、たくさん手のかかったもの、それぞれですが、これらは請われれば、一般の人にもどんどん作ってあげていたのだそうです。
さらに、どんな宗派なのか聞かれても、円空は決して答えることがなかったそうで、土地の守り神さまを掘り続け、ごくごく普通の民のために生涯を捧げた方だったのだと思われます。本当に立派な一生を送られた方なのだと思いました。
彼がどこへ何年にどこへ行ったという年表が貼ってあったのですが、美濃に生まれ、飛騨高山の千光寺を拠点として、北は北海道から、日光、滋賀や奈良、愛知。さまざまなところに数え切れない数の作品を残していらっしゃるのです。今と違って交通も歩きしかない時代。どんなにか大変だったことでしょう。
そして、当地埼玉の徒歩で20分くらいのところにも円空仏があることがわかったので、近いうちにぜひぜひ見に行って来ようと思いました。
ほかには迦楼羅(カルラ)立像とか、愛染明王坐像とか、賓頭盧尊者坐像もとても心に残りましたよ。
この辺の画像はこちらのページに詳しく載っていますのでご興味がある方はぜひどうぞ。
東京博物館を出たあとは、最初の方に貼った桜を見て、それから上野公園の方へ。
こちらはまだ桜はほとんど開いていませんが、人出は立派に花見シーズンという感じ。
動物園もとても賑わってました。
動物園の入口付近に多分ソメイヨシノと思われる咲いている桜が一本だけあって、ここのまわりにはたくさんの方が集まって写真を撮ってましたが、あまりの混雑で断念(笑)
新しくできたビル、3153でランチ。
その後東京駅へ移動して、新しい駅舎や天井の絵、ステーションホテルなどをぐるっと見て回りました。
ここはひところのものすごい人、人、人の状況はいくらか緩和されてましたが、やっぱりまだ結構な混雑でしたよ。
そして、東京ステーションホテルの2階にあるTORAYA TOKYOに行きました。ここはショコラ嬢オススメのお店です。

中に入ったら壁がこんな風にレンガの打ちっぱなしになっていて、そんなところもとっても素敵でした。ちょっと穴場、知る人ぞ知る感じ?と思いきや、結構な人で2時すぎだったにも関わらず、何組か人が待ってました。
そしてここで食したのが「あずきとカカオのフォンダン いちごとラズベリーソース」です。
あんことチョコレートの濃厚な焼き菓子と書いてあったのですが、これが絶品でした。
多分ここ最近食べたケーキ類の中でダントツの一位です。
このケーキの上にラズベリーソースをかけたイチゴが乗っているのですが、この甘酸っぱさがまたものすごくケーキに合うのです。
そして添えられた生クリームもまったくしつこくなく・・・全部を口の中で混ぜ合わせた時の食感とか、後味の良さが抜群。あんこがこんなに洋菓子とも合うというのがびっくりですし、あっさり加減がとにかく絶妙でした。
これと煎茶のセットをたのんだのですが、こちらも急須やお湯呑みも併せてすごく素敵でした。
  
3人で感動しながらちびちび食べていて、ひとつのケーキを食べ終わるにしては、異様に長時間を要したのもまた笑えました(笑)
そして、しばらくKinKiやら帝劇話やら、松竹座話やら、つよしさんやらの話をして、とてもとても楽しい時間を過ごして友人は帰途につきました。
たった6時間くらいの東京滞在でとてもお疲れになったことと思いますが、少しは気分転換になっているといいな。またいらしてくださいね。
「次に会うのは、西かなぁ?東かなぁ?どっちでもいいけどどこかではきっとある・・・と思いたいね。近々お知らせがあるといいね!みんなでまた大集合できるといいね!」なんてニコニコと話しながら、解散。
日帰りなので、まるで関東のどこかに住んでるような身軽さでやってきた友人は、また身軽に手を振って帰って行かれました。楽しかったです。
さて。
みなさんと別れて家族に電話したわたしは、待ち合わせの場所に行くまでに1時間くらいまだ時間があることを知るのですが、さすがにぐんにゃりしちゃって、デパートの中を見る気にならず、かと言ってお茶を飲む気にも、本を探す気にもならず、オアゾ1階のベンチでぐんにゃりと数独をやってました(でもやるんかい、笑)
それでもたま〜にツイッターやメールを見たりしながらあっという間に時間が経って、またまた電車に載って、子どもたちとオットとの待ち合わせ場所、外苑前へ。
外苑前のお店は、この間玉置さんのライブハウスの帰りにオットと寄ったお店、神楽坂shunというところです。
ここは個室がいっぱいあって、ひと部屋ずつ分かれているし、家族でのんびり呑むにはもってこいということで選んだのですが、結果的に子どもたちも喜んでくれたし、我が家はあんまり誰も大食いではないので、食事の量も、お酒もほぼちょうどいい加減で、久々とっても楽しめた気がしました。
もちろんわたしはかなりヘロヘロだったのですが、お酒ってやっぱり麻酔?(笑)直前までの頭痛も棒のようだった足のこともすっかり忘れて、ワインをガンガン呑み(笑)笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができました。
前回オットがこのお店に会社関係の人と来た時は某つよしさんと同級生のママさん女優のTさんがマネージャーさんらしき女性といらしてたそう。そういえば、なんとなく隠れ家的な雰囲気もあります。
実は丸の内線と銀座線を乗り継いで外苑前・・・というのは、まさしくわたしが大学時代バイトしていた辺りなので、ほんとなつかしかったです。ここへ将来、二十も過ぎた我が子たちと夫と共に来ようとは!!そしてこんなに笑っていようとは。ありがたや。ありがたや(笑)
いろいろな食材の燻製とか、子どもたちが食べていた豆乳鍋とか、お浸しや煮物もとてもおいしかったです。
そんなこんなで朝8時半に家を出てほぼ一日中外にいた日曜日でしたが、充実はしてました・・・とっても。
ひろこさ〜ん。また遊んでくださいね。ショコラさん、いつもありがとう。
そして、円空展、オススメです。心がやわらかく穏やかな気持ちになれます。まだ4月7日までやっているそうなのでお近くの方はぜひぜひ行ってみてくださいね。