ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 りんごと「君に届け」と「NIPPON」

気がつけば、ずいぶん日記を書いてないことに気がつきました。
何をしていたかと言うと・・・あれ?何をしてたんだろう(笑)
いえいえ、結構書きたいことはあったはず。
今更ながらのコウイチさんのお誕生会。GRAVITYの初回盤のおまけDVDを見せていただいたこと。友人主催の中国茶のお茶会のこと。新しいドラマたちのこと。読み終わった本3冊。あっもうひとつあった。これを書いておかなくっちゃ。発売されましたよ。「君に届け」ファンのみなさま方!!

君に届け 18 (マーガレットコミックス)

君に届け 18 (マーガレットコミックス)

相変わらずキュンキュンする展開でございます(笑)前回すっごくいいシーンで胸キュンで終わりましたからね(笑)楽しみにしてたのです。そして裏切られませんよ〜♪
オトートとどっちが買うか作戦を練って二人で楽しみにしているコミックなのですよん(笑)ちょっと面白いでしょ。
あっ!ひとつ思い出した。溜めていたメールの返信を、毎日ちょっとずつしてました。
とりあえず、いただいたものには全部お返ししたつもりなのですが、もし返していない方がいらしたら、どうぞレインまでご連絡いただけたらと思います。
もしかいたら、届いていないかも!?もしかしたら、単純に見落としてるだけかも?
いずれにしてもご連絡いただけるとありがたいです。
本当にいつも不義理でごめんなさい。
せっかく日記の感想とかのメールをいただいても、こんな風に思い出したように、時々しかメールの返信ができないかもしれませんが、今後共ふぇるまーた共々どうぞよろしくお願いいたします。
さて。
メールの返信以外に昨日は何をしていたかと言うと「りんご」のデザートを作ってました。
先週仲良しの友達からとってもおいしいりんごをたくさんいただいたので、生でせっせと食べつつも、さらにおいしいものをおいしいうちにいただくために、いろいろとがんばってみました。

その中の一つがこれ。
これはほぼ日のなかしましほさんのちいさなレシピを1ダースのレシピのりんごのマフィンです。
さらに、もうひとつ、りんごと干しぶどうを入れたやさしいお味の焼き菓子を作り、さらにりんごのマフィンに戻って、今度はちょっとだけ変化をつけて、くるみ入りで2倍量でトライしました。
このレシピたちは、どれも砂糖がほんのちょっぴりしか入っていないし(大さじ1とか30gとか)どれもバターを使っていません。
少量のサラダ油と少しのきび砂糖だけ。なので、とってもヘルシーにやさしいお味に出来上がりましたよ。
そのあと今日実家へ行くので、これらをちょっとずつおすそ分けすることを思い立ち、さらにだったらもうちょっとでバレンタインだし、父にチョコレートもあげようということになって、トリュフも一緒に作ることにしました。
それで、できあがったのがこれ。

トリュフを作ったのは実は初めてです。
いつもはガトーショコラにするので、チョコレートを温めたり冷やしたりして「まとめる」という作業をしたのが初で、ものすご〜く苦労しました。ほんとに不器用なので、困ります(笑)
うちに来ている小学生たちが、よく手作りの友チョコをわたしにもくれたりするのですが、生徒の方がよっぽど上手です。今度彼女たちに教えてもらおうかしらというくらい、出来栄えに差が・・・(笑)
それでもなんとか粉砂糖でごまかして、それらしくなったので「良し」としました(笑)
キッチンに立てこもっていた午後中、久々に出してきて、ずっと聴いていたのは・・・このアルバムです。
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久々に聴いたけど、これ、なんて素晴らしいんでしょう。
発売のころ確かほかにも聴くものがたくさんあって、あんまり聴かないうちにお蔵入りしていた気がするのですが、あらためて聴いてみると、本当にこれ、お宝だらけだなあと思います。
テンションが上がるファンキーな曲たちも、珠玉のバラードたちも、大好きなインスト曲たちもいろいろ入ったうえに「縁を結いて」まで入っているなんて。全部で1時間11分も入っているなんて。なんてお得なんでしょう。
そのまんま夕飯の支度に突入しちゃったこともあって、このアルバムを続けて4周くらいは聴いた気がするから、いかにわたしが長いことキッチンで格闘していたかがわかると言うものです(笑)
聴いているうちにいろんなつよしさん的、わたし的思い出が次から次へと溢れでてきて、なんだか感無量という感じ。
やっぱり彼の声が、表現がグルーヴが・・・わたしは大好きなんだなあと実感しました。
このアルバムバージョンのソメイヨシノが始まるところで、ひゅ〜っひゅ〜っと風の鳴るような音が入っていて、ここが好きでたまりません。
この歌の世界観への入口にこの部分が付け加えられただけで、こんなに素敵になるなんて!!
この部分を聴くたびに、心だけが平城宮跡に飛んで行ってしまうような、そんな気がします。
冬枯れの平城京の跡地をまるでひとりでさまよっているような・・・心もとないような、なつかしいような気持ちが沸いてきます。
桜の木のはだかの枝。さびしげに佇む大極殿の外観(春なら絶対にそんな風には見えないと思うのだけれど。想像の中のこの場所はいつもとてもさびしげです、笑)。吹き抜ける風を遮るものは何もなく、広さが連れてくるとんでもない孤独。遠くを走る近鉄電車のごとんごとんという音。360度、全方位に広がるまるくて広い空。湧き上がっては消える灰色がかった白い雲。
そこはかとなくさみしく、どこかなつかしい空気。
何度聴いてもこの「ひゅーっ」の音だけで、あの場所の情景や、同じような郷愁に心を掴まれて仕方ありません。
なんなんだろう、この感覚。
ソメイヨシノは春の歌なのに、聴いているのが真冬の今だからなのか、この前奏ではどうしても冬枯れの奈良が浮かんで仕方ありません。
そして、一度彼の声がし始めると、今度は早春の奈良、春爛漫の奈良、満開の桜の下で友人たちと笑いさざめきあった平城宮跡の光景が浮かんできて、甘くて酸っぱい空気が心に満ちてきて・・・
そんな瞬間も通り抜けて、いつの間にか本当の歌の世界観の中に引きずり込まれていきます。
何度聴いてもこうやってめまぐるしく感情が動きます。もうずいぶん前に発売された曲なのに、なぜこんなに心を揺さぶられるのかしら。
そしてこの週末は、特に、父を、そして母を思いながらトリュフを作っていたせいか、ソメイヨシノの歌詞が猛烈に心に染みました。もしかしたら初めて実感的にこの歌の芯のところにある思いに触れたかも。
そんなこんなで、思ったよりずっしりとした(怖いから、笑)トリュフが出来上がってしまったかも(笑)
りんごはお菓子にしなくても、そのまんま食べてもとってもおいしいので、りんごをいっぱい持って実家へ行ってきます。
Kさん、ありがとう。父母の評判がよければ、近々Kさんちにも送らせてくださいね。
今日実家から帰ってきたら、まずは先週のコウイチさん関係のなんやかんやに触れ、さらにだんだんにいろいろと書いて行きたいです。