ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

玉置浩二さんと平岡恵子さん

今日のミュージックフェアに、玉置浩二さんが出られるのですが、彼が歌う曲の中の一曲で平岡さんとコラボされることになっています。よかったらご覧になってみてください。
実を言うと先週の土曜日、わたしは東京ブルーノートでオットと一緒に玉置浩二さんのライブを見てきたのですが、この時にスペシャルゲストとして呼ばれた方が、なんと平岡恵子さんでした。
ゲストがいることはまったく知らされていなかったので、彼女が名前を呼ばれた瞬間、それはそれはびっくりしました。
この日のライブはほぼ「OFFER MUSIC BOX」という玉置さんの新しいアルバムの中の曲たちで構成されていてました。
そのアルバムはこちらです。

Offer Music Box

Offer Music Box

そして公式サイトから紹介されている、公式の動画がこちらです。

1曲あたりはほんのちょっとずつですけど、これを見ただけで「うわぁ聴いてみたい!!」という方がきっといるはず。
こんな公式動画が公開されてるなんていいですよね〜絶好の宣伝になる気がします。
「別の人のファン目線」としては「いいなぁ〜」とひたすらうらやましく思いました。
玉置さんのファンとしては、これがちょっとでも異国の方とか、あんまり彼の作品を知らない人の目に止まりますように・・・という気持ち。
本物がわかる人には言葉だって風評だって過去だって(笑)乗り越えて、その才能にまっすぐに届くに違いない・・・と信じておりまする。
ご覧になっていただくとわかりますが、このアルバムは玉置さんが他のミュージシャンのために書きおろした曲で構成されています。一旦誰かの曲として売り出された楽曲たちを、曲を作った玉置さん本人がカヴァーしているのですが、V6、TOKIOから斉藤由貴さん、中森明菜さん、ビートたけしさん、香西かおりさん、めっちゃ多彩でそうそうたるメンバーです。
そのアルバムの中に平岡さんの別名、桃乃未琴さんの楽曲が入っているのです。
作詞が平岡さんで、作曲が玉置さん。どんな曲かというと、動画では5曲目に入ってます。
その平岡恵子さんが、今日のミュージックフェアで、玉置さんと一緒にわたしがライブで生で聴いた曲、「大切なコト」という曲を歌います。
この曲がライブで歌われた時、あまりの凄さに一瞬にして心を奪われてしまいました。
玉置さんがいい声なのはもちろん、ものすごく声量もある方なのですが、平岡さんは一歩も引かず、堂々と玉置さんと渡り合っていらっしゃいました。
アルバムでは玉置さんが一人で歌っているので、貴重なおふたりバージョンを今日もう一度聴けるのかと思うととても楽しみです。
つよしさんファンのみなさんにはお馴染みの平岡さんですが、またつよしさんと歌っている時とは全然違った印象を受けました。
つよしさんと歌っているときは包容力のある、包み込むような繊細な歌声だなあ、まるで奄美大島かどこかの大地のような声だなんて思っていたのですが、玉置さんと歌ってらっしゃった時のその声は、まあたまたま選んだ曲の曲調もあったと思いますが、もっとずっと強い感じ、ひとことで言えばパワフル・・・かな。堂々と玉置さんと渡り合って一歩も引かず、歌詞の中に出てくる「愛」の強さや深さを存分に感じさせる歌声でした。
この方も多彩な声を持つ、素晴らしいシンガーだと更に更に思いましたのことよ。
どちらがいいとか素敵とかではなくて、また違った平岡さんの引き出しに触れた気がしたのです。
ミュージックフェアで歌われたこの曲も、多分「名コラボ」になっていると思われます。
また平岡さんの違った魅力が感じられることと思います。
つよしさんをきっかけに平岡さんにご興味をもたれたみなさまにもぜひぜひオススメしたくて、とりあえずそこだけ先に日記にしてみました。
ついでに・・・平岡さんが詩を書かれたこの曲がものすごく愛を歌った歌なので、自然と彼女のだんなさまが思い浮かんでなりませんでした(笑)
妄想の中のだんなさまは長い髪を潮風になびかせて、奥様とふたりで浜辺を駆けてらっしゃいました(笑)
なんだか1曲を聴きながら勝手に妄想が大暴走してしまった(笑)すみません、名越さん、平岡さん。
ついで2・・・として、玉置さんのアルバムに戻って・・・
このアルバムの全曲紹介のはずの動画が全曲になってないのは、最初の2曲が紹介されていないからです。
そうです。V6の「愛なんだ」とTOKIOの「NaNaNa(太陽なんていらねぇ)です。
これが紹介されない理由は多分ジャニーズ側の理由だと思われます。
玉置さんのもすごくいい演奏なのにな!!
わたしはこの2曲を聴いて、玉置さんという人は曲をあげる相手のことを実によくわかっているなあと思いました。
たとえば、V6のこの曲は、さわやかでとっても前向きな若者たちへの応援歌のようなメロディー。V6に、いのっちや坂本くんたちのさわやかな歌声にぴったりです。
それに対してTOKIOの太陽なんかいらねぇ。の「いらねぇ」はまさしくオトコっぽいTOKIOにぴったりな気がするし、実際歌詞もメロディーラインもどこかワイルドでTOKIOにぴったり(笑)
それに対して先日の「むくのはね」の一人称は僕。KinKiさんが「太陽なんていらねぇ」なんて歌詞を歌う姿は想像もできないし(笑)君と僕の関係性までもがまさしくKinKiさんにぴったりです。
そして(むくのはねは別として)これらの楽曲を自分で歌ったこのアルバムでは、びっくりするほど玉置さんの色が前面に出て、「愛なんだ」は見事に愛すべき中年男の応援歌になってるし、太陽なんていらねぇもまた然り。
かと言って、V6やTOKIOよりいいでしょう?とは全然感じさせなかったのがスゴイです。両方成り立つな。違う良さが出てるなという感じ。
さらにサザン・ウインドのおしゃれなこと。
ビートたけしさんの「嘲笑」の素朴で暖かい歌詞や歌い方は、まさしくソロワークの時の玉置浩二の世界観にすごく近いものと思われます。
玉置さんのお色気路線!?は売り出すにあたって作られたイメージで、本来はそっち方面にご本人たちが進んで乗り込んだのではなかったのですって。まさしく音楽の「安全地帯」的役割の歌を歌いたかったのだとか。
このあたりの感覚もちょっとわたしが好きな別のアーチストさん、どうもとさんにもよく似ています。
実際ソロでは命をテーマにした曲をたくさん歌ってます。
小さい頃のふるさとの思い出を曲にしたもの、亡くなったおばあちゃんとの思い出とおとむらいの光景を歌った歌とか、命の賛歌のような曲、心に刺さる歌、人はみんなかくあれたらいいのに・・・と思う曲もたくさんあります。
「ワインレッド」などで彼の曲というとわりと色気満載、恋の歌ばかりと思いきや・・・そうではない曲もたくさんあるのですよ。
お母さまが大好き。とっても繊細。故郷(玉置さんは北海道です)をとても大事にしていて、PVなどにもたびたび登場させている。とっても大切な記念ライブは北海道だった。心のもろい一面と強い一面を併せ持つ。
・・・ほかにもまだまだいっぱい。全然違うところもあるけどね(笑)
そのへんのことも、いつか思いきり語ってみたいです。
なんだか脱線しまくり(笑)
もちろん「むくのはね」もいつかカタチになったらいいなぁ。
玉置さんの作る詩やそのこころは多分につよしさん的側面を持っているし、玉置さんの作る曲はコウイチさんの創る曲の世界(洋楽系の影響も受けてる、美しいメロディーメーカーなところなど)ともかなり近いものがある気がしています。そしてできあがった「むくのはね」はやっぱりV6でもTOKIOでもSMAPでもなく・・・KinKiさんが歌ってこその1曲だと思われます。
あんまり大騒ぎしちゃうと夢が壊れちゃう気がして・・・ああかくも複雑な乙女心(笑)・・・この件に関してはちょっと控えめモードなのですが(笑)叶うといいなぁ〜と小さく声をあげておきます。ツイッターではすでに言いまくっちゃったけど(笑)