ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 堂本剛 十人十色 6月4日 その5

これで最後です。
夕べ2時までがんばって、5時起きしてできあがったのがこの時間。やっぱりトロイです(笑)
オットによれば、出張報告?会議の議事録?に必死になっている妻の図に見えたそう(笑)
給料になるわけでもないのに…ですって(笑)
もちろんこんな仕事で給料なんてとてももらえまへん。
というわけで、最後もやっぱり長いおばあちゃんの(笑)お話です。どぞ〜♪
☆更にもうひとつセッション

「オレらがセッションするから、誰か踊れる人(手を挙げて!)。真っ先に反応してみんなを先導できる人!」
とつよしさんが言うと何人もの人が手を挙げて(素敵!びっくりです、笑)その中の一人が選ばれます。
その方を見ながらリズムに乗ろう…的なおもしろい展開に。

つよしさんはギターからベースに持ち替えてセッションイン。

ここでも、ミミズの走り書きがあって、じーっと見つめていたら
「美しい」「丸い」「つややか」「仏像ちっく」「日光月光ライン」(なんじゃそりゃ、笑)「色っぽい」「二の腕」「指先セクシー」「チョッパー超カッコイイ」
と思い出した方がよかったかどうか!?…な片言が浮かび上がってきました(笑)

この時のベースが素人耳にもとっても上達したように思えてならず、痺れました。
ものすごくキレがあって、ドキドキするような音が鳴っていたと思います。ハートを直撃されました(笑)

(ここで同じく5時から起きてコンビニ行ったりバロンの散歩に行ったりしているオットが作業中のキッチンにやってきて、新聞片手に「議事録終わった!?」とひとこと。
「あと6枚」と妻わたくし。そっか、これは議事録だったんだ!!(笑)と膝を打つ妻、笑。
ただ今、日曜日の朝6時50分。失礼しました、笑)

ライブの感想に戻ります。
ここからはまたMC

・(セッションの後)ちょっとふわっとしてたよね。とにっこり。
ぼくはFUNKミュージックや言葉にずいぶん助けられました。みなさんには五感、第六感まで使って音楽を感じてほしい。
聞いていて苦しくなるシーンもあるかもしれないが、それは悪いことではなくて、必要なこと。それも自分の色。
自分は意外と楽天的であろうとしているという新発見も含めながら…
(よくわからないけれども、わたしメモ原文のままです。こんな風に言ってましたよね!?どなたかちゃんと覚えている方がいらっしゃいましたら、前後等補足いただけたらうれしいです。)


☆ここからはメンバー紹介です。わたし的にはとっても興味深いお話でした。

・アイゴンさん
つよしさんは會田茂一「あいだ しげかず」さん…と多分検索するわたしたちのことも考えて、はっきりと発音してくださいました。
アイゴンって呼ばれてます。「笑顔がやさしい」と。
(記憶では、ずっと以前、彼が参加したTANKのラストの日にわたしも入ってました。確かみなとみらいだったような!?
当時どこか遠慮がちにセンターを立ててサポートに徹していらした彼が、最後のその日、ものすごくはじけたカッコイイ演奏をされていて、初めて本領発揮された場面を目撃したかも?と思ったことを思い出しました。
この時は何よりわたしの耳がまだ全然ギターを聴く耳としてダメダメで、どんなにがんばっても全然その凄さ、才能のほどが聴き分けられなかったのだと思うのですが、今は少しは耳が育ってその素晴らしさがわかるようになったような気が…する!?…なんて思いながらその素晴らしさを堪能させていただきました。)
いろいろと調べてみたら、この方意外にも40代で(とっても若く見えました、笑)わたしたちの方に年齢が近い方でした。
サポートメンバ−の世代がばらばらでさまざまなところも含めて、このライブの音のおもしろさが生まれる秘密でもあるような気がしました。


・竹内くん
伝説のギタリスト…と強調。この方とのお誕生日にまつわるエピソードは、ちょっと前のMC部分に書きました。


平岡恵子さん
名越さんの奥様で、しきりに「ボクの声にマッチする」とつよしさん。
女の人でボクの声にマッチした初めての人かも…と言ってました。つよしさんだけでなく、バンドのメンバーも同じことを言っているそうです。
ご夫婦共々、今後ともよろしくお願いします…と頭を下げながら言ってました。

この時にライブ一日目にいらしていたというご主人名越さんのエピソードも。
名越さんは、浮いてるのか?ホバークラフト?というスピードですーっと入って来られたそうです。
いそいそと「嫁の楽屋に行ってみる〜」と言いながら出て行かれたそうです。
一階の一番後ろの席に座ってライブを見ていらしたと聞きました。


・かわ島さん
強靭なおしりを持つ人と言ってました。身体を動かそうとボクシングをやっていた時に、ご本人からお尻が尋常じゃなく堅いから殴ってみろと言われたそうです。
本気でどついても大丈夫なお尻!!と語るので(笑)やってみて〜の声が飛んで、それはムリ。ここでやったら問題になる…と(笑)


・ふさはらさん
ふっさんはね、ガタイがいいのでサウナで会ったおじさんとかに、必ず「スポーツやってたん?」と聞かれる…のだそう。
実際身長188センチでバスケをやっていたそう。(音楽家には珍しいタイプだ〜、笑)
今も紹介のために出て来た時、「だれか奈良漬って言わなかった?」なんて言ったりして(笑)不思議な人らしいです。
背が高いという話の時に「つよしさん、並んでみて〜」という声が飛んで、ふたりが隣に並んで背比べをしたのですが、これがオトナと子どもくらいの差で、ふさはらさんの隣でちんまりしているつよしさんに、会場が「いやん、かわいい」と騒然としてました(笑)


・SASUKEさん
この方の存在はつよしさんにとって「癒し」だそうです。
画像だけとか「どーだー!!」とひとこと書いてあって、お魚のスズキの口を持って立っている画像なんかが、突然送られてきたりするそうです。
レコーディングとかしていて、キリキリしている時にこういうメールが来て癒されるそうです。


・スティーブさん
SONYが誇る日本の新型ロボットとか言ってました(笑)この時の言い方がドラえもんちっくで笑えました(笑)
でも考えてみれば確かにつよしさんにとってのスティーブさんは、ドラえもんのような存在かも。
そばに居てくださるだけで安心できそうな、ポケットからなんでも出してくださりそうなイメージです。
つよしさんは同級生のお坊さんもいて、お坊さんがたくさん集まるところにスティーブさんと行くと、彼がお坊さんにまぎれてしまい、すぐに見失うとおっしゃってました。


・十川氏
バンマスとは本当に長いつきあいでたくさんご無理を聞いていただいてる…と言った後で「いやいやほんとにつきあってる、そういうつきあってるじゃなから…」と(笑)
「家庭があって奥さんも子どももいるし…ほんとに付き合ってたらえらいこと」的な話を(笑)
ASKAさんのご自宅に二人でお邪魔した時のエピソードも語ってました。
ふたりでASKAさんちで、非常時の用意についてレクチャーを受けた話。その時に一緒に味見した非常用の缶に入ったパンの話。


・豪太さん
彼は京都の方で、つよしさんが奈良に帰って、豪太さんが京都にいらっしゃる時に連絡を取ったりもさせてもらっているそう。
この方のシャープなドラムの音は今のつよしさんの音楽に欠かせない要素で、この方なしで今までどうやってやっていたんだろうとさえ思う…とおっしゃってました。
わたしも友人たちと常々そういう話をしていたので、つよしさんも同じことを思ってらしたのがはっきりしてうれしかったです。
豪太さんは、おじいさんが奈良の方だそうで、豪太さんのつよしさんに対する目もとてもやさしくて包み込むようなやさしさを感じました。
つよしさんは、これで「ボクのおじいさんは実は京都出身で…とかだったらおもしろいのに・・・でもボクのおじいちゃんは生粋の奈良人です。」だそう(笑)


吉田建さん
建さんは、奈良で初めて王将を知って、毎回奈良に来られるといそいそと王将でご飯を食べる…とバラされてました(笑)
確かに、奈良の地で友達に車に乗せてもらったりしていると、よく王将を見かける…と思ったら、王将ってあちらが本場なのですね。
(ちなみにわたしは、お店は遠いのですが、よく生協の王将の冷凍餃子を注文します、笑)


その話の流れで、つよしさんが誕生日に肉を食べた話。
餃子、しゅうまい、ハンバーグ、すき焼き、ケンタッキー、マクド…いろいろ食べてみたけど、肉全般「もっと食べたい」という気持ちにもならなかったそう。
おいしいと思ったのはハンバーグ。あとは肉なら豚肉は好きかも?というくらい。


・CM来ない〜という話(笑)
日本で一番おいしくご飯(カレーだったかな?)を食べるのはボクなのに。という話から、
「そうだ!奈良漬のCM!!」とひらめいて、着ぐるみを着て〜「おいしい〜パリっ!!」だったかな。「鹿も納得!奈良漬〜」(ここはメモしたから確か、笑)とさっそく演じてらっしゃいました(笑)
(できれば全国チェーンのCMでよろしくお願いします、笑)


・「ええこと」やから
この後は、締めのトークをしようとしていたのですが、客席からさかんに声がかかって、いちいちつよしさんが拾ってくれるので、客席との応酬でトークが進みます。

何か情報がありそうなことを言うのですが、まだ言えないそう。
いい感じに進みかけていることが、ここで言ってしまうと迷惑がかかるから・・・ということだったのですが、ここでフライングしてしまうとと言おうとしたつよしさんが、「クラウチングしてしまうと」と言っていて、まわりが一斉に小声で「クラウチングやのうてフライングやろ」とツッコミ(クスクス)
不思議な「言いまつがい」(糸井氏のほぼ日的)もなんだか神がかりにかわいくて(末期的ファン、笑)
思わずニコニコしてしまったのですが、彼が言いかけてやめた内容の方には戦々恐々としたムードが漂って、なんだろ?なんだろ?という空気が満ちてました。
つよしさんも発表できる日を待ち焦がれてる感じでしたが、同じくらいこっちも切実に求めてますから(笑)
「明日には発表できるはず。だから明日英語で発表する」なんて言っちゃって、またまた客席からツッコミが。
「わっ?わっつ?」「えくすきゅーずみー」「わっつ?」
発音がいいんだか悪いんだかという感じの思わず平仮名にしちゃいたくなるような怪しい英語で話し掛け続けるファンに応戦してました。

でも、海外ではカタコトの関西弁とゼスチャーとで毎度なんとかなってるそうです。
(すっごいわかる!!マレーシア在住の頃、中学英語になぜか「ね」とかお国言葉を挟みつつしゃべると妙に通じた経験者、笑)


「夜の奈良は真っ暗ですけど気持ちがいいですから、この機会にゆっくり歩いてみてください。」と言ったら、「一緒に帰ろう」と声が飛んで、瞬時に「なんでやねん!!」とツッコミ。(笑)


「合言葉は王将」「なんのはなしやこれ」
で終わっているわたしの不思議なメモ。


というわけで、わたしの感想はここですべておしまいです。
33ページのミミズはこんな風になりました〜♪
33分探偵にちなんだの?と言った友人諸氏…んなわけないでしょ(笑)

今回あちこちでこのメモを見せちゃったので、「これは〜」と言って絶句された方もいらっしゃるのですが(笑)毎度こんなもん。強引にこんな風にまとめるのですよん(笑)

読みにくくって失礼しました。

「あのメモがこの文章になる魔法は愛なのね」とおっしゃってくださった仲良しさん。わたし的最高のほめ言葉をありがとうございました。

同行させていただいて、感謝の言葉を尽くしても全然足りない同い年の友人が、ほんとにしあわせで満ち足りた顔でライブを見てらして、胸がぎゅっとしました。

わたしたちの世代って、ものすごくむずかしい年代でもあって、自分のことのみならず、家族だったり親だったり、社会だったり仕事だったり常にさまざまな心配事があって、気がつけばおでこに皺が寄っちゃうような出来事の連続なのですが、こんな風に束の間のくったくのない時間を過ごすことができるとまた元気が出て、明日への希望が持てたりするのです。

そうやって幸運にもライブを楽しむことができたわたしたちのむこう側には、今回どれほどの方が涙を飲んでこのライブを見守っていたかも痛感していて、会場入りするぎりぎりまで、わざわざそのためだけに来てくださった友人たちも一緒に、ある友人のチケットを探しながら、あまりにも多くの方がチケットを求めているのに入ることができない悔しさ、胸が痛くてたまらない気持ちも同時に味わいました。

ご本人たちに比べれば、わたしの痛い気持ちなんてほんとに微々たるもの、蚊が刺したくらいのものですが、それでもこの「どうしても行きたい人たちの数に対して絶対的にチケットが足りない」という事実があまりにも堪えたので、感想だけは一生懸命心をこめて書きました。

お留守番のみなさんに心からのごめんなさいを伝えつつ、わたしの感想文は終わりにしたいと思います。

こんな長々と読みづらい文章を最後まで読んでくださったみなさまに、心よりの感謝をこめて。
今回の旅でお世話になったみなさまへのお礼メールもいまだ手をつけることができませんでした。
やっとライブに関するなんやかんやを書き終えたので、これからしばらくは、お友達のサイトを巡ったり、お礼を書いたりしたいです。

さて、必死になった甲斐があって、なんとか間に合いました。
今晩からTime祭りに突入…
こちらも存分に楽しみ尽くす所存です。うふ。