ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 身体のこと

今年の夏はとにかく体調不良がずっと続いて、なんとか9月を迎えられたという感じです。
最初は日記にも書いた、顔が赤らんで腫れちゃったりんご病ステロイドの副作用?疑惑から始まって、関節のあちこちに痛みが出て、一時期はピアノもそろそろ廃業の時?なんて弱気になったり。
鍵盤をすべるようになめらかに動かすことができるっていうのは、いつまでもあたりまえのことじゃなくて、年を取ればいつか弾けなくなる日も来るかもしれないんだ。
今こうして日々指が思い通りに動かせて生徒と向かい合えているということはとってもしあわせなことなんだ…な〜んてちょっと大げさなのですが、本気でそう思ったりもしました。
今はだいぶよくなったので、毎日音階を全調弾いたりエチュードをノルマを決めてやったり…気休めですけど(笑)ずるずる行っちゃわないように指を積極的に動かしていこうと思い始めています。
血圧が高くなって頭痛がひどくなって(そもそも低血圧だったのですが、母方が高血圧の家系なのです)病院に行ったり。血液検査をしたら肝機能もかなり落ちていてびっくりしたり。コレステロール値がわけもわからずすっごく上がっていたり…現在は夕方になると足がパンパンにむくむという状況に陥っています。
元々健康にだけは自信があるタイプで、学校も幼稚園から大学までほぼ休んだことがないくらいなのですが、突然いろいろな症状が出てきてすっごくびくびくしていた8月でした。
ところがつい最近、ライブ直後に再度血液検査をしたら、いろいろな数値がちょっとずつ元にもどりつつあったので、多分疲れてたのかな?…そっか、更年期?なのかな〜なんて思い始めたわけです。
今まで更年期らしい症状をほとんど感じないまま来たので、自分でもそりゃあそんな年よね?と初めて自覚したという(笑)
そんな中図書館で借りてきた本がこれ

整体で更年期と仲直りする本

整体で更年期と仲直りする本

整体うんぬんはともかくとして、この年代の乗り越え方、考え方がものすご〜くわかりやすく書いてあったので、手元に置いておきたいと思うようになって、amazonでは在庫がないのですが、本屋さんで探しているところです。
この中で最もなるほろ〜と思ったところは「更年期に見合ったからだの運転術を身につけよう」という章で

更年期には、とくに女性は積極的に食事の量をへらし、その質を高めることが大事です。
中略
ポイントは、「空腹の快感」をわが身で体験し、その感覚を育てることです。「本来、空腹とは快感のあるものだ」ということをこの更年期でしっかり認識し、体感しておかなければならないと思います。
中略
食べ過ぎ・栄養過多は、女性の更年期で最大の問題です。これでからだを壊している人が、半数はいるでしょう。
中略
とにかくお腹がすいているとからだも軽いし、頭もよく働く。「ああ、いいもんだなあ」とからだで知ると、過度に食べられなくなります。そうすると、味覚に敏感になって、その敏感になったことで、たくさん食べられなくなるんですね。
たくさん食べなくても満足感が得られる、これが正常なんです。味覚がにぶいから食べ過ぎてしまうんですね。
中略
味覚が鋭敏になって、食べ物を「しみじみ美味しいなあ」と味わうようになったら、食べる量が圧倒的に減りました。

長いですが、わたし的にはとても大切な言葉に思えたので、引用させていただきました。
この本によれば、更年期には、全般的な活動量・運動量が少なくなっているので、エネルギー消費が少なくなっているため、睡眠も短くていいんですって。

栄養過多の人はダラダラ長い時間寝ています。そうすると、余剰エネルギーの分散ができませんから、それが蓄積して太ってしまうのです。エネルギーのうっ積は、精神面での悩みを大きくしたり深くしたりもします。

どうですか?同世代のみなさま方、思い当たるフシがありませんこと!?(笑)
これらの言葉を肝に銘じつつ(笑)心身ともに健康的な毎日をめざしたいです。
ちなみに血圧を下げる薬をいただくようになってから、頭痛がほとんどなくなりました。びっくりです。