ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 E☆E LIVE CHERI E 8月24〜25日 その2 


24日は関西から来た友人を交えて5時過ぎまで渋谷のカラオケにいました。
そこからひとり先に会場に先に向わせてもらって、この日にしかなかなか会えないお友達のみなさんとお会いすることにしたのですが、原宿駅を降りてびっくり。
何人もの方が「チケットを譲ってください」という紙を持って立ってました。
夏休みとはいえ平日だしコンビニなどであとから買ったという友達も知っているので、多少の空席があっても仕方ないかも?くらいの気持ちでいたらとんでもない!!
あとで会場に入って更にびっくり。花道もない、バックステージもない会場はアリーナもスタンドも人人人…とにかく人でぎっしりでした。
25日は2時半過ぎからグッズの列に並んだのですが、どこまで行っても人の列でぐるぐると回されてたどり着いた先はグッズ売り場なんて全然みえないここはどこ?というくらい裏側な場所でした。
最後尾を求めてぐるぐる歩いて行く道々で、それはそれはみなさん工夫を凝らした格好をしていて「うわぁケリーの場所にやってきた!!」とうれしくなりましたよ。

ちなみにどんな方々がいたかというと…
tankの頃のTシャツ姿の人、グリーンのENDOLICHERIのキャップの男性。大きくリメイクしたTシャツにいっぱいリボンをつけてる方。
浴衣姿のカップル!昨年の空鹿ちゃんの耳にピンクと紫のスパンコールをいっぱい貼っている方、
オリジナル△Tシャツの方、ふたりともつよしさんファッション全開のカップル。
スーツにアタッシュケースでよれよれになりながらグッズに並ぶ男性。中国語や韓国語のお嬢さんたち。くーさんのぬいぐるみを抱えた小学生。
いろいろな時代のつよしさんのコピーのような方々。綺麗系ファッションなのに、靴下だけケリー全開の女の子集団。
若い親子連れ。お年を召されたお母様と一緒の娘さん。同世代とおぼしきはじけたカップル。ひとり参加のケリー全開おじさん。
原色系を上手に着こなしている方々や、どこか人と違う個性を持つみなさま方のことを目にするだけでとても楽しかったです。
今年は奈良でのソロライブばかりだったので、きっと首都圏のソロファンは待ちくたびれていたのだと思います。
特に前半は新しいCDも出なかったし、ネットを回ってみても静かで、彼のファンとしてちょっとさびしかったのですが、今回この代々木で一気に溜めていたエネルギーが炸裂した感じ。
みんなケリーのことも忘れてなかったんだなぁ、こうやって「ここぞ」という時にはとっておきのスタイルで、お祭りに参加するように集まるんだなって同じファンとしてなんだかうれしくてなりませんでした。
待ち焦がれていた後だからこそのこの気合いに違いない…なんて友人たちと言い合ったりしました。
お会いしたみなさんのお話や、あとからメールをいただいた方々によれば、今回初参加という方も結構いらしたらしいです。
とにかくつよしさん関係は公にライブの告知もないし、チケットの販売形式もわからないままに、気がついた時には間に合わないということが多いから…「だからtank以来という友人がとっても喜んでました!」とは友人に同行したお友達の話。
別の友人からは「知り合いが僕らの音楽を見て以来、いつかは参加してみようと思ってたんですって」という話も聞いたし、今回お会いした方の中に「KinKiはMステなんかに出ると見てますが、コンサートは参加したことがないんです」とおっしゃる方も結構いらして、そうなんですか?とびっくりしたりもしました。
初参加の方も多かったからなのかもですが、今回は平均年齢がぐっと若返った感じもしたし、逆に彼や彼の音楽が好きな人であれば老若男女だれが入っても全然OK、一緒に盛り上がっちゃおーぜー!な雰囲気もあって、とてもおもしろいライブでした。
そういえばわたしが参加した二日間では「男の子、どれくらいいる?」というMCでの確認はありませんでした。
もうそんなことを聞くことに意味を感じないほど男子が普通に混ざってました。
そんな個性的な人の波でしたが、一旦音楽が始まってみると初期tankで培われたグルーブやノリの良さは相変わらずで、tankがそのまま1万5千人規模になった!!という感じ。ジャンプするたび地面が大きく揺れてました。
今回は特に二日とも上から見たので、会場の一体感や興奮ぶりと共にライブを楽しむことができて、結果的にはこれもとってもよかったなぁ…と思い出しています。