ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 十五夜の夜に。

 友達が日記にお月さまの写真をアップしていて、「そうだった!十五夜だ!」と気がつきました。
 西の方も仙台も晴れみたいなのに、わたしの住んでいるところは結構いつまでも天気がぐずぐずしていたので、ダメかなあと外へ出たら、その時はやっぱり雲に覆われていて全然ダメでした。
 その後8時からレッスンがあって、その生徒が帰る時に空を見上げたら、なんだか雲の動きがはやいはやい!!
 ということで、一旦家に入って携帯を持って少しの間粘っていたら、少しずつ雲の切れ目から恥ずかしがりやのお月さまが静かにあらわれました。
 完全に出ていた時間はほんのちょっとでまた雲の間に隠れてしまったのですが、なんとか画像におさめられたので、記念に貼っておきます。

これがそうなってああなったという実況中継です。
 今日がうぜーよちゃんのレッスン日だったらよかったのにと思いました。
 彼女は外に送って出るときに月が出ていると、必ずその話題をするのです。
「先生!月を見てみて!うすと杵は確かにかならず見えるよね〜でもうさぎは絶対に見えたことない!」って毎回同じ話ばかり(笑)
 何が必ず見えて何が絶対見れないんだか、わたしにはさっぱりわかりませんが、毎回判で押したように同じことを言うので、ついつい同じようにムフフと笑ってしまい、「また笑った!なんでいつも笑うの!?」と怒られるところまで毎回同じお約束(笑)
 彼女が4歳の頃「お月見うさぎ」という曲と出会ってから、もうかれこれ6年越しの超マンネリな会話なのですが、この話に触れなくなったらそれはそれでさびしいんだろうな〜。
 さて。
 この月の写真を撮ったちょっとあとに仙台のさとこさんから、「ライブとっても楽しかったよ〜!膝がガクガクしてます!」というメールがやってきました。きっと思いっきりはじけたのだろうなぁと思います。「今夜は眠れないかも〜」って言ってましたが、そりゃあそうでしょうとも!!
 仙台のお月さまもとっても綺麗だったそうです。
 仙台でライブを終えたみなさんが見ている月もわたしが見ている月も、日本全国、みんなが見ている月はあたりまえですが世界でたったひとつだけ。同じ月を日本のあちこちでみんなが見てるんだなぁ〜と思うとなんだか不思議でなんだかちょっとうれしい気がします。
 はぁ〜っ!!わたしもケリーに会いに行けたらいいのに。
 いつかまた会えるといいな。