ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 6月3日 ENDLICHERI☆ENDLICHERIライブ、メモ 

 まだ水曜日だっていうのに、下世話なことで妙にばたついていて、たった3日前のことなのに、記憶がとっても薄れかけていて、かなり考えたのですがまとまりません。
 というわけで、いつもに増してまとまりがない文章ですが、友達が「早く〜!変でもいいよ!言葉が足りないところはテキトーに補って読むから!とりあえず読ませて!」と急かすので(笑)そのまま上げちゃいます。というわけで、きちんとした文章を読みたい方にはお勧めできません(笑)友達のように「テキトーに補って読んでやるよ!」という心の広い方はどうぞ(笑)
ここからは箇条書きです。
・セットリストは、「 宇宙の雨はね 二人で」の後に「 Love is the key 」と歌う新しい曲が入り、「Sparkling」へ。その後「脳」に入り、そこからは一緒でした。

・グッズを見てくるのを忘れた話
 とにかく短時間の滞在だったし、行きも帰りもとっても急いでいたので、グッズを見てくるのをすっかり忘れました。ほしかった傘は開場10分で売り切れたらしいですし、他の新グッズもほとんど短時間で売り切れたらしいですが、見本だけは見て来ようと思っていたのに、この豪快な忘れっぷり。思い出したのは、電車の中でした。がっくり(笑)
 レインボーTシャツは、ふたつ前の女の子たちもケリーも着ていたので、どんな感じかわかりましたが、こっちはアネならともかく・・・という感じだったのでケリーのを眺めるだけで満足!ということにして、自分を納得させました(笑)傘(できれば紫の方)は、今後機会があれば買いたいです。

・最初のトークで「今日は何でかわからないけどとっても楽しい!」 みたいなことをいい、ジャンプの前にも「楽しかったな〜」と。アンコールの時のMCでもやっぱり「ものごっつ楽しかった!」と強調していたところをみると、本当に絶好調だったのだと思います。バンドのメンバーも同じようにテンション高いなー!と思う場面が多数。

・「傷の上には赤いBlood」とその前のInstから、ケリーがかなりノリノリで踊りまくっていたので、見ているこちら側もうれしくなって、大盛り上がり。
 客席からいいタイミングでたくさん「ケリー!!」の呼びかけがあって、四方八方からシャワーのようにケリーに向かって降り注いでいる感じがよかったです。
 また、ケリーがスティーヴの白いつけ毛で遊んでいて、後ろを通ってはわざと持って顔の前に跳ね上げて子どものようにじゃれて、喜んでました。

・CCKの流れ
chakaさん→竹内くん→りんこさん→スティーヴさん(ボイパ)→ひとりずつ皆さんのソロ!という順番でした。気がつけば、ケリー以外に声を出す人がいっぱい。ケリーにとっては声を休めつつ自分も見て聞いて楽しめる大切なコーナーだと思います。
 この辺りはびっくり箱から次々と黄金の隠し玉が飛び出すような感覚で、楽しいこと楽しいこと。緊張感があって、皆さん自分の番になると臆せずバンバン前に出て来て、あっという間に前の人の色から自分色に染め替えてしまいます。すごいです。
 りんこさんと竹内くんが加わって、益々音は厚く、個性的に!
 ケリーがこれまたすごくて、途中から彼がひとりひとりのソロを振るコーナーになると、隅々まで結構冷静によく見ています。お茶目に何度も下神さんに振ったりしつつも、次の人に振るタイミングだとか、その人が今どういう状態かもよ〜く見ていて、ボケを誘ったり間を取ったり様々にタイミングを計っている風に見えました。
 竹内くんの日は久しぶりに見たのですが、名越さんとはまた全然違う雰囲気と音で、とにかくワイルドにして自由です。彼のお人柄もあってか、とってもおおらかな音だなあと思いました。ケリーと向かい合って笑いあったりしゃべりあったりしながらギターを弾いている姿がとっても好きなのですが、思う存分堪能できて大満足!

・CCKのかなり最初の方で、ケリーがCHAKAさんに「CHAKA!jumping!!」と急遽ジャンピングシャウトをおねだり。(うわさに聞いた技は、これだったのね。)りんこさんも始めて見たのでしょうか?手を叩いて大喜びしていて、笑いすぎてよろよろしつつ盛り上がってました。
 ケリーはこの「技」が余程気に入ったみたいで、何度も何度も見せてもらっていました。それから自分も促されて2、3回披露しましたが、やっぱり師匠のが一枚上手?!「CHAKAのこれが見たかったんだ!大満足!」とうれしそうに言ってました。ご満悦なケリー(笑)

・CCK終了後一旦はける時にバクさんにじゃれるように歩いて、何度も立ち止まっては客席にも笑顔を見せてました。

・新曲のこと
 新曲はここ数週間見ても命がなくなる事件が多いこの時代、 ストレートに愛を投げた方がいいんじゃないかと考えて、急遽リハーサルでやってみて、そのままセットリストにに加えたそうです。
 歌詞は「Love is the key.」をほぼ繰り返してましたが、歌うたびに歌い方が全部違うのです。時には冷静に時にはシャウトするように、時にはささやくように、そしてまたシャウト・・・これは単純なワンコードだけに、ボーカルや演奏者の力量が問われる曲です。途中にスパイスのように「Let it shine.」という歌詞が入ります。言葉はこの二言だけで、途中からこの2語がスクリーンに映し出されていました。 コードがひとつだけであえて遊び心を駆使することもなくシンプルなだけに、メッセージはまっすぐに伝わってきます。ケリーと西川氏が多分アコギで、竹内くんがエレキギターだったかな?!多分。これらでガンガン弾きます。激しいです。
 この曲はまだまだバンドで1回しかリハーサルをしていないそうで、未知数だったこともあり、バックの演奏の強弱や表現は、時折ケリーが手を上げたり下げたり、伸ばしたりしてさりげなく指示してました。その指示を見て難なく演奏が動いているのが鳥肌ものです。百戦錬磨のこのバンドであればこそ!!
 歌は盛り上がるにつれて激しいシャウトになってゆき、会場を巻き込んで大興奮のるつぼに。
 多分、どんどん演奏するうちに育って行きそうな曲です。シンプルなだけに、想いがストレートに伝わってきて、とっても打たれました。

・だれかいる?!
 ライブのたびに、今日は自分だなと思う日と、今日は誰かが乗り移ってる?!(見えない誰かが手を貸してくれている?!)と感じる日もあるそうですが、「今日はずっと何かが憑いてるみたいな感じなんだ」と言い、「誰〜?!」という客席の問いかけに考えていたので、なんて答えるのか耳を澄まして聞いていたら、 「円広志」とか「やしきたかじん」とか「浜村淳」とボケではぐらかされてしまいました(笑)「言ってみたかっただけ」だそう(笑)

・ドラムスとパーカスのセッション。そしてベース。
 「sparkling」の時、ケリーがドラムを叩き始めると隣のスティーヴがちっちゃい扇風機を顔に当ててあげてました。されるがままに気持ち良さそうにしている姿を見て、なぜかうちのネコを思い出しました(笑)目を細めて気持ち良さそうだったので(笑)
 ドラムスは基本のリズムにどんどんプラスアルファーが増えて複雑なリズムになっているのに、テンポがしっかりしていて、結構長かったですが終始こちらもノリノリ。飽きませんでした。
 一方で、ベースソロも興味津々。妙に色気のある音を出していて、ちょっとドキっ!!
(このソロコーナーの影響か、わたしの耳がここ最近特に、ベースを聞き分けるようになって、ウエケンさんのベースの音がなんていい音なんだろうとうっとり)

・MC
 「今辛い状況にいるんだろうなって人をついついみつけてしまう。昔の自分がそこにいるようで、目に留まる。 でも今は強くなった自分が、過去の経験を生かしてそういう人の力になりたいと思う。会場の人の辛い思いもタンクに置いてっていい。それを拾い集めてパワーに変えてまた次のライブで放つから」
というようなことを言ってました。

・どうでもいい感想(なので、飛ばしてOKです)
 ケリー流に言えば、人の胸の中は「宇宙」だそうですが、ちょっとだけそのココロがわかるかも?と思う今日このごろ。
 わたしはとっても頑固だし、家事にせよ、仕事のあり方にせよ、「これじゃなくちゃいけない。」「これこそがわたしらしさなのだから」と年とともに益々意固地になっている気がしますが、自分らしさって何だ?そもそもわたしって?とそんなことを最近折りに触れて考えます。
 わたしがわたしだと思っているものは、実はわたしのほんの一部なのかも。無限に広がる宇宙の中で小さな太陽系だけを見て、すべてを見たような気になっているのと同じく、「わたしはこう」と自分の可能性をすご〜く狭く考えていないのかなあ?なんて。
 実は、「ああやってみたら?」「こういうのもありだよね」「ちょっと違う視点で見てみたら?」ということがいっぱいあるのかもしれない・・・と。自分の思い込みで自分を狭めてしまうのはとってももったいないことだなあと。
 tankって不思議な場所で、あそこで飛んだり跳ねたり音楽に身体ごと心ごと委ねたりしていると、自分の可能性だって無限大のような気がしてきます。「あ〜あ、もう40代!」と思っていたはずなのに、「まだ40代、これからだー!」なんて突然思ったりもします。
 たいがいの場合、tank効果は長続きせずに、気がつけば日々の荒波にまみれてじき、いつものわたしに戻っていたりもするのですが(ダメじゃん!)わたしの胸宇宙だって、もっともっと無限にしてどこまでも自由なのかも・・・とポジティブな呪文をかけていきましょう。

・(おまけ)まわりの人の話
その1 
わたしはお得意のBブロック一番端っこの席で(ちょい自虐的?!、笑)、となりもそのとなりも一人参加の女性でした。誰も叫んだりはせず比較的静かでしたが、それぞれリズムに乗りながら自分なりに楽しんでいるのが伝わり、とっても居心地のよい席でした。振りのある曲では自然に振り付けをやっていたし、多分ケリーやtankに魅せられてひとりでも通って来るお仲間なんだろうなあと推察し、ほのぼの(笑)
 特にとなりの人がすごくステキで、ほぼ同時にぎりぎりに席についてから、なんとなく気になって見るでもなく見てしまいました(笑)入って来た時は小学生くらいの子がいるママかな?!というスタイルだったのですが、開演少し前にすべりこんで、着々と準備していく様子がカッコよかったのです(笑)
 まず、薄手の濃紺のジャージを脱いで、白地なのですがちょっと派手なポイントありのカッコイイTシャツ1枚になり、ケリーストラップの長い紐だけにしたものを片腕に巻きつけキュッと結び、そっと取り出した香りをシュッ!!ケリーみたいな小粋なニットの帽子をかぶって携帯の電源を落としたら、すっかりママの顔は消えて、キラキラに!・・・すご〜くステキな方でした。
 その方もライブ終了と同時にすみやかに出口に走って、電車に飛び乗るところまでたまたま一緒だったのですが、とてもライブ参戦の帰りには見えない感じで静かに座って本を読み始めていて、回りに溶け込んでいました。きっとこうやって気持ちをうまく切り替えながら、ひとりでも淡々と楽しく参加して、家族の待つ家へと慌しく帰って行くお仲間は多いのかも。
その2
 わたしの席の後ろは男の子3人組で、部活がなんて言っていたので多分高校生くらい?!どうやらはじめてのライブだったらしく、最初は戸惑っているみたいでしたが、「男が結構いてよかったよな」なんて小声で言い合っているのがかわいらしい感じでした。
 ライブ中は、曲と曲との間で時折小声で「すげ〜な!」「すげ〜よ!」と圧倒されている感じでしたが、CCKの「男の子だけで〜!」のところで、突然大きくはりきって、飛び跳ねてアピールしていたのが、面白かったです。大きな身体であまりに大きく跳ぶので、ケリーもこっちを見て笑顔でした。
その3
 3列前に二組の親子がいて、この子ども達が多分2〜3年生くらいなのですが、振り付けも小っちゃい手で全部やっているのです。かわいかったな〜!かたっぽの子はほっぺにくーさんが書いてあって去年の緑のグッズの帽子をかぶり、すご〜くキュート。ずっと大はりきりだったのに、いざバクちゃんにカメラを向けられた途端に仏頂面になって、そんなところもかわいい。ケリーのMCの間も、ふたりともちゃんと頷きながら聞いていて、ファンの鑑だわ!と思いましたのことよ。
(この子たちのお陰で、超埋もれ席にもかかわらず、わたしは舞台がよく見えてありがたかったです、笑)