夕方、読みかけの本をなんとか読み終えようとしたお陰で、様々なことがどんどんずれこんでしまい、寝るのが深夜になってしまいました。相変わらず忙しくて爆睡中のオットを起こさないように、そ〜っとそ〜っとベットに入り、ちょっとだけ別の本を読んで、さぁ!寝よう!とめがねをはずして目覚まし時計の隣におき、そうそうアラームアラームと思い出して5時半にセット・・・しようと思ったら、なんとベットと壁の5センチほどの隙間に、まるでスローモーションのようにめがねが滑り落ちて行きました。ガ〜ン!!
恐ろしく強い近視のわたしは、暗がりの中で途方に暮れました。隙間をのぞいても全く見えません。あ〜あ!!手を突っ込んでみましたが、触るのは別のものばかり。想像するに、めがねを探すのび太くんみたいな顔してるんだろうな〜と情けない気持ちになりつつ、仕方がないので黙々と作業するわたし。なくしたと思っていた点鼻薬とか、読みかけの文庫本とか、様々なものが見つかりましたが(なんてだらしない!!)肝心なめがねは全く手に触りもしません。そのうちに手をすりむくか、無理やり伸ばした手が抜けなくなりそう・・・と恐怖して、一旦手を抜き方針変更。ど近眼のまま見えない中でやっていても埒があきません。
というわけで、枕元にあったオットのめがねを掛けてみることにしたのです。一瞬、いい考えだと思ったのです(笑)ところが・・・オットはわたしよりずっと強い近視なので、メガネを掛けた途端くら〜っ!!ひ〜っ!!もうダメ!!とりあえず、オットのめがねを掛けたまま、近づけたり遠ざけたり思い切り鼻めがねにしたりしつつ冷や汗をかきながら探していたら?「何事?」と。とうとうオットを起こしてしまったのです。
起きるなり、自分のめがねを掛けて、変な恰好であたふたしているわたしを見て、「な〜にやってるの?!」と大うけするオット。「ばっかじゃないの〜?!」と爆笑しながら、めがねを探してくれました。「時々おもしろいことやらかすよね!!なんだそりゃ!!面白すぎ!!」と散々笑われましたが、オットが懐中電灯を持って来て探してくれたお陰でほどなくめがねも見つかり、事なきを得ました。
というわけで、今日は情けな〜い理由で寝不足です。午後からオトートの学校で保護者会があるというのに・・・寝ないように気をつけなければ・・・。あ〜あ。
ちなみに読み終わった本はというと、アネが買った本で、図書館シリーズの最新刊のこれです。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (365件) を見る
図書良化委員会(図書の風紀を守ろうという組織)と図書館(本の自由を守ろうとしている)の対立の図式とか、大切な物、人を守るための武力行使の是非とか、組織のあり方とか、もうちょっとそちらを中心に据える物語になったら大人の物語としてかなり面白くなるのに・・・と思う部分も多かったですが、多分中心読者層はアネ世代だろうし、ラブコメ的要素がど真ん中にあってこその物語なのかもと思ったり。
3作目なので、登場人物ひとりひとりにかなり思いいれも愛着もあるし、アネ世代が萌え〜!!となる気持ちもよくわかります。あと1作作られる予定だそうですが、出たらまたアネに貸してもらおうっと!!