ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 先週のこと

 お休みしていた先週はというと、家計簿の整理や衣替えをしつつ、せっせとテレビやDVD鑑賞をしておりました。時節柄、目がかゆくて仕方ありません。スギ花粉は鼻に来るのですが、実は鼻が終わった頃に目に来ます。毎年の恒例行事です。今年はほぼ同じタイミングで目がかゆくてたまらないヒトの存在を知ったので、目のかゆみでさえもなんとなくうれしい(バカ、笑!)とはいえやっぱり我慢できなくて、時々目玉を取り出して洗いたい衝動にかられます(笑)
 さて、まずDVDは何を見ていたかというと、これまた時節柄コウイチさんの「mirror」をエンドレスで(笑)わたしはたいがいDVDを見るときは、ついでのようにアイロン掛けをするのですが、先週ははかどったこと、はかどったこと(笑)ずっとさぼっていた分も含め、きれいさっぱり片付きました。DVDについては、好きな曲のこととか、別エントリーであらためて触れたいですが、わたしが去年妹と共に参戦した2回は、途方もなく遠い席だったので、近い場所からのカメラでコウイチさんのダンスの詳細や、MAやバンドの表情とか、それらのことをゆっくり確認しつつ行ったり来たりして(だから、なかなか進みません、笑)見てました。まだまだしばらく楽しめそうです(笑)
 テレビでは、なんといってもリアディゾンちゃんとの「しんどい」がお気に入りで、5回は見たなという感じです(結構暇人でしょ、笑)途中でDVDに移したので、木村佳乃嬢のとセットにして、これまたリピート。堂本兄弟も面白い回が多くて、今週の東儀秀樹さんの回も早速リアちゃんの後ろにくっつけてセットでリピートの仲間入りしそうな気配です。和楽器にはわたしもとっても興味があって、できることなら習ってみたいと思ったり。雅楽というと、陰旋法とか陽旋法とか、曲も「越天楽今様」くらいしか知らないのですが、興味はあります。
 それから東儀氏が、どんな音楽のどんなジャンルも楽しめる人だというところに、ものすごくシンパシーを感じだり。ご存知のとおり、わたしもとってもそうなので。好きな洋楽も、ほとんどがわたしも好きなものだったし、聖子ちゃんの「抱いて」に至ってはわたしも一時期激はまりしてましたし(笑)、ほとんど趣味がかぶっていて、不思議な気持ちで見てました(笑)専門は東儀さんは日本古来の音楽だし、わたしがずっと勉強してきたクラシックは西洋の古来からの音楽だしで、180度違うのですが・・・
 こうやってゲストに興味津々で楽しめて、KinKi ファン的にもツボだらけの回がやっぱりいいなあと思います。
 フェラーリに思い切り食いつくコウイチさんとか、目をキラキラさせて笙に喰いついてうれしそうに篳篥(ひちりき)とセッションするつよしさんとか、マジックで何度も目を合わせて会話するKinKi Kidsとか・・・なんとなくしあわせな絵がたくさん・・・こういうのをDVDに残せるっていうのがうれしいなあと思いました。(な〜んか言ってることが、孫を見ているおばあちゃんみたい!ヤダヤダ!!)
 それから、ショックだったのがZARD坂井泉水の訃報でした。
 わたしがマレーシアで孤独に運転の練習を始めた1997年頃、常にお供としてカーステレオで流していたのがZARDだったのです。日本人学校の運動会でも、組体操に「負けないで」が使われたり、当時発売したばかりのアルバムを誰かが日本で手に入れてきて、みんなで回覧して聞いたり、マレーシアでの生活に欠かせない音楽としていつもそばにありましたから。
 異国に住むさびしさを紛らわせてもらったり、日本人同士の友情の仲立ちをしてもらったり、本当にお世話になったなあとしみじみしていました。
 特に、かの地でPTAをやっている時、通学バスの関係の副部長だったので、ローカルのマレー人のバスの運転手さんと会話したり、事務のインド人や中国人の方に要望を伝えたり、いったい何語なら伝わるの?!とコミュニケーションがむずかしくてむずかしくて大変だった頃がありました。そんな時「心開いて」をずっと聞いてなんとかポジティブな自分でいようともがいたこと。この思い出はこの曲を聞くたび思い出します。
 流行歌というものは、流行った頃の思い出と密接にからみあっていて、聞くことによって思い出したり、思い出を語るうちに音楽が急に頭の中で流れ出したり、そういうものなんだなあとしんみりしちゃいました。
 彼女がもうこの世にいないと思うと、さびしくてなりませんが、音楽はi-Podにたっぷり入っているし、これからも折に触れて聞き続けていきたいと思います。