ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  出会いってホントに不思議!

 急に寒くなりました。もう暖かくなるに違いないと思ったので移動販売車の最終週(4月6日)には灯油を買わなかったのですが、どうやら失敗だったみたいで、昨日とうとう底をつき、夜になってからどうにも我慢できず、トモのところに駆け込んで、ファンヒーターのタンク1つ分だけ譲ってもらいました。
 「灯油ある?」と聞いたのが「醤油ある?」だと思ったらしく、なぜか醤油のビンを抱えて玄関で待っていてくれて、大笑い。「醤油タンクなんてないでしょうよ?!」と笑ったら、「確かにね〜!」と。こうやってわたしたちは、ある時はお料理のバットを持って「ここにパン粉を入れて」とか作りかけのサラダボウルを持って、「すいませんが、ここにマヨネーズを!」とか急須を抱えて「お茶っ葉ください!」とか犬のえさ食器を持って行って「一回分めぐんで」とかしょっちゅうやっています。両方の夫は時として呆れていますが(笑)妻同士はおかまいなし。そのうち、「重たいものがあるから息子ひとり貸して!」とか「フォトショ、いじりたいからアネ、貸してよ!」とかっていうのもあるかもです(笑)
 さて、今にして思えばこの寒さが始まりの日だった月曜日、北千住というとってもローカルな場所で、日記友達のbonyarihitsujiさんとデートしてきました。彼女との共通点はアジア好き、海外に住んだことがある(彼女は現役でシンガポール在住ですが)、本好き、そしてケリー好き。
 共通点がありすぎてありすぎて、まだお会いしたのはたった2回目なのに、話がはずむことはずむこと(笑)たとえば、しをんさんのこの間から話題にしまくりの「風が強く吹いている」を読んだのもほぼ同じタイミングだったし、今彼女が読んでいる本もわたしが読みたい本でした。
 そんな話をしたかと思えば、彼女が今住んでいるシンガポールやわたしたちが共通して大好きなタイの国の文化や食の話になったり、一周巡っていつの間にかケリートークに戻っていたり。まるで、マレーシア時代からの友達のように錯覚しながら、話がどんどんはずみました。
 彼女とお近づきになったのは、わたしが本当に偶然に日記を目にして、コメントをさせていただいてからです。アジアの国のなつかしい光景の画像が貼ってあって、それはそれは惹きつけられてしまったのでした。その彼女が同じようにケリーファンと聞いたら、黙ってはいられません(笑)というわけで、急速に仲良くなっていき、現在に至っているわけです。
 彼女とは話せば話すほど、次々と偶然の共通点が出てきて、知り合うべくして知り合った感じがして楽しかったです。わたしの場合、本当に素敵な出会いはほぼ間違いなく偶然の重なりによって作られる感じがあって、彼女のほかにも、ここのところ本当に出会いが出会いを呼んで面白いことが次々と起こっています。
 さて、思い返してみると、ここのところ、こんなに続いて出会いがやって来ているのは、昨年来のケリーライブのお陰だと思います。それまでは、こんなに長い期間一定の場所でのライブはなかったし、年末年始のコンサートは忙しい時期なのもあって、いつものメンバーと旧交を温めるのがやっとで、新しい方と知り合う機会を作る余裕がなかったし…なかなか友達を作るというところまではいきませんでした。
 それに対して去年の100公演や今年の公演では、すでにたまたま同じ日に入られる方とコンタクトしたり、たまたま友達の友達として知り合ってお茶を飲んだり、圧倒的に「偶然」もおきやすいことになっているのだと思います。
 お互い携帯で連絡は取り合っていたものの、お会いできなくてついに、帰りの電車で待ち合わせして一緒に帰る間の15分だけで濃い濃いお話をした方もいれば、すれ違いざまに、手をぶんぶんと振り回して挨拶しただけの方もいますが、どれもこれもがなんだかとってもいい思い出として何年かたったらたまらなくなつかしくなりそうな気配です。数年後のわたしが「coward」だったり「NARA」だったりをたまたま聞いて、どっと思い出が蘇える様がなんとなく容易に想像できて、ちょっといいなあなんて思ったりしています。
 というわけで、今後もあんまり小さいことにこだわらずにふらふらしていることと思いますので、わたしを見かけた方がいらしたら、「同じ日に同じ辺りに行くよ!」という方がいらしたら、気軽に声を掛けていただけるとうれしいです。
 最初だけ人見知りなので、一人の時は特に人を寄せ付けない顔、何か考え込んでいるような顔?!に見えるらしいですが(笑)中身はたいがい何も考えていず、うわの空でボケ〜っとしているだけなので(笑)安心して声を掛けていただけたらと思います(笑)