ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[KinKi Kids] バティック?!

 夕べのMステの衣装を見て、マレーシア在住の頃に大好きだったバティックを思い出しました。バティックというのは、マレーシアの(インドやバリにもあります)民族衣装に使われる色鮮やかな染物です。その染物で作られた衣服は丈が長いですが、上の方のデザインはあんな風で、ちょっと似ている感じです。
 その染物を上手にTシャツやシャツに加工して売っている店がクアラルンプールのチャイナタウンのそばにあり、確か「ピーターホーの店」という名前で、西洋人や日本人に大人気でした。その店で以前買ったシャツにそっくりな色合い、及び柄だったのです。何度か画面を見直してみると、マイクスタンドにも布が巻きつけられていて、それがまさしくバティック風。わたしにとってはなんだかなつかしいとすら思える感じだったのは、多分そのせいかも(笑)
 当時わたしが習っていた英語の先生は、ニュージーランダーだったのですが、彼女が「『KIMONO』をこれで作りたいわ〜!」といつも言っていて、外国人から見たらエキゾチックなバティックは「和」のイメージでもあるのかもな・・・なんてそんなことを思ったのです。
 その観点から見れば、夕べの衣装のウエスト周りの腹巻状(としか表現できませんよね、笑)の布は着物の帯のようでもあり、「外国人から見た和テイスト」のような感じかもなんて思いました。
 いずれにせよ、「変なの」とはちっとも思わなかったわたしは、ちょっと人とは感覚を異にしているのかも(笑)あっちこっちで「度肝を抜かれた」という感想を読んで、むしろそのことに度肝を抜かれたわたしです(笑)
 今朝になってから、音楽戦士も見ましたが、こちらの歌は冷静で隙がない感じで(どちらかといえば、CD寄りな感じでしょうかね?!)また違った味でした。それは月曜日の「HEY!×3」の歌い方ともまた違っていて、早く編集して3つのテレビパフォーマンスを並べて見てみたいなあと思ったりしています。
 さて、音楽戦士の後で、Mステも何度かリピートしましたが(まだまだ、リピートし足りません、笑)やっぱり歌の臨場感というか、心に迫る感じが、Mステは格別だと思いました。よりライブに近い味わいで、時として荒かったりハプニングがあるときがあったとしても、やっぱり音楽番組として好きなのは、ダントツでMステです。
 この番組を見ていると時々、たった数分のパフォーマンスで、その場の空気を見事に自分色に染め直してしまうアーチストがいて、そんな人は無条件にカッコイイと思ってしまいます。その数分間に込めた集中力、出し切った後の抜け殻のような脱力感。そういうアーチストに限って、一旦歌から離れると、しゃべり言葉は決して雄弁ではなかったりするのですが、そういうところもあくまでも「歌のプロ」っぽくて嫌いではありません。
 ケリーもまさにそんな人で、昨日のパフォーマンスにものすごい集中力を見せつけられて、聞いていて鳥肌が立ちました。イントロに入った瞬間から顔が違う気がします。歌の世界に入り込んで「いっちゃってる顔」をしている感じすらします。
 MCに関しては本当に不器用で、真面目に語れば語るほど、聞いている方はドキドキさせられてしまったりするのですが、そんなところも彼だから(笑)
 とにもかくにも早くライブで聴きたいな〜!!「あまりに新曲による露出期間が短いんじゃない?!」と文句のひとつも言いたいところですが、かろうじてそうならないでいるのは、ライブが控えているからかもしれません。地方ライブに行くことはできませんが、行かれる皆さんの感想を聞くのもまた楽しみだし・・・今年もライブな日々はもうそこまで(笑)ああ楽しみだな〜♪あとしあわせのため息が(笑)
追記:昨日の衣装がマレーシアのバティックの伝統的なイメージそのものと言ってしまうとちょっと語弊があります。(伝統的なデザインはもうちょっと細かい柄のものが多いです)誤解を招いてはいけないので、その点を追記しておきます。ピーターホーの店に置かれていた、ちょっとアレンジされたバティックのデザインに似ていたということです。