ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 何事も考え方ひとつ

 さて、11月に入って最初のパソコン教室。新しい教室にもすでに3回通ったので、慣れたもんです。ちょっと早めに行って駅の中のドトールエスプレッソなどをすすってから教室のあるビルに入るという余裕っぷりです。(っていうのはウソで、10時半にして死ぬほど眠かったのです。オトートが弁当持ちで試合ということで、5時半起きだったのです)
 すると「おはようございます」という先生方の声に混じって男性の声がして「レインさ〜ん!」と呼ばれました。前の教室の営業担当のおにいさん、彼も今月からこの教室に転属になって来たのでした。続いて先日の日記でも触れた、前の教室でとりわけ大好きだったH先生も走って来られ、「心細かったでしょう?!わたしたちも今日からこの教室のトレーナーですよ。もう大丈夫ですからね、一緒にまたレッスンしましょう!」と。「実は、心細かったのは僕たちもなんですよ。知ってる生徒さんがいるってだけで、僕たちも安心なんです。」と。なんてうれしいことを言ってくださるんでしょう。そんなこんなで授業開始まで3人でにこにことしばしおしゃべり。なんだかそれだけのことで、世の中全部が味方についたかのような大きい気持ちになっているわたし。単純です。
 ところでH先生は、実はもうひとつ、すばらしいニュースを持ってきて下さいました。前に「絶対に落ちたに違いない」と触れていた日商のビジネスコンピューティング2級、なんと受かっていたのですよ。これには本当にびっくり。先生も多分びっくりされていたに違いないです(笑)
 そんなこんなで、いろいろな意味でテンションアップ。ここのところちょっと、人間関係で行き詰っていると感じることが多くて、なんだか外に出るのがおっくうになっていたのですが、一気に吹き飛んだ感じです。そんな風に気持ちが前向きになると、今まで見えなかったものまで見えてくるから不思議です。
 やがて、新しい教室になってからいつも担当してくださるK先生がやって来て、いつもどおり授業が始まりました。ここの教室はたくさん先生がいらっしゃるのですが、わたしについてくださるのは、必ずこのK先生。他の生徒さんは入れ替わり立ちかわり、いろんな先生方がついていることにも初めて気がつきました。そのことを聞いてみたら、「新しい教室に馴染むまでは、多分先生が同じ方がやりやすいと思って、レインさんにはなるべくわたしがと思っていたんです。」とK先生。彼女も、わたしのために精一杯気を使ってくださっていたのでした。全く気がつかないばかりか、「なんだか腫れ物に触るみたいに気を使われてて、くたびれる」な〜んて日記に書いたりしていた自分が恥ずかしいです。ごめんなさい、無神経で。
 人間って多分被害妄想気味の時には、人に優しくされても気がつく余裕がないんだと思います。そして余計に泥沼にずぶずぶと自分から足を突っ込んでしまうのです。まだまだ人間修行が足りませぬ。
 そんなこんなで、やさしい先生方に見守られながら、パソコン教室も残すところ10回くらいです。最後の試験は13日(日)です。受かっても落ちても最後です。
 このごろ気がつけば、次には何をしようかとそればっかり考えています。パソコンを使った午前中か在宅の仕事を探すか、それともピアノをもっと真面目にスキルアップするためにレッスンに通おうか、もしくは体力作りのために、ジムに通うっていうのもありかな?なんて。
 いずれにしてもしばらくは、このところおろそかになっていた掃除やら整理整頓をしっかりとやろうと思っています。もう外に出るのはやめようかな?と思っていたこともありましたが、今日のできごとを経て、やっぱり怖がらずに新しい出会いを求めて外に出なければと痛感したところです。