ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「危険なアネキ」「恋の時間」

 1話の途中までしか見ていなかった「危険なアネキ」を2話まとめて見ました。結論から言えば、このドラマ好きです。実は、失礼ながらあまり期待していなかったのですが、なかなかどうして。なんといってもアネキ、寛子のほわんほわんとした人の良さがとても新鮮で、微笑ましいです。この間も触れましたが、最近の月9にはないヒロインのような気がします。こういうタイプのヒロインならわたしも大丈夫です。それから釈由美子ちゃんの役もとてもいいです。知的な昼の顔と、別の意味で頭の切れる夜の顔、その対比が素敵で、なんとも魅力的に見えます。そして高嶋くん。彼がホテルマンやおまわりさんではなくて、月9に出ていて、恋をしているのもとても新鮮です。
 お話の流れ自体は単純明快でわかりやすいし、後味が良いので週の始まりに笑いながら見るにはぴったりかも。危険なアネキに翻弄される弟が時として不憫でもありますが、このアネキの人の良さを見ていると、振り回されたっていいじゃないの〜。助けてあげれば〜という気持ちになってくるから不思議です。
 「恋の時間」も、なんとなくチャンネルを合わせたのですが、大塚寧々さんがとても魅力的でまんまとはまってしまいました。大森南朋さんも、結構好きな俳優さんなので、今後の展開がドキドキながら、楽しみになって来ました。黒木さんの演ずるお姉さんのほうは、わたしが主婦だからかもしれませんが、今のところちょっと共感できるシーンがあまりないですが、これから彼女も恋をして変わってゆくのでしょうか。
 対して、大塚寧々さん演ずる香里の家庭の描写や、パート、子供のサッカー教室を見ている場面なんかは、主婦で母のわたしにとっては、身近にありそうな話です。(あんなにきれいで洗練されたママは、そんじょそこらに転がってはいないでしょうけれど)前にキョンキョンもドラマで主婦を演じていましたが、このドラマの香里の日常はよりありそうな感じでよかったです。彼女は「おっとり」と「しっかり」がうまく同居している感じがして、それがなんとも素敵です。
 途中あまりに環境も考え方も違う姉妹がポンポン言い合う場面がありました。わたしにも妹がいるので、兄弟喧嘩は子供の頃、陰険なのを数え切れないほどしましたが(笑)ここんとこしてないなあと、思い出しました。最後にしたのはいつだったっけ?ちょっと思い出せません。同じように大学卒業後、OLを経て結婚したし、わたしたちの場合は境遇が似すぎているから、喧嘩にならないのかもしれません。
 実は、名古屋から越してきた妹と、昨日久しぶりに地元でショッピングしました。わたしたちの場合、気がつけば姉妹から親友のようになっていて、わざとではなく、自然の成り行きで同じ香り、同じさいふ、同じ手帳を持っていたりします。一緒にKinKi Kidsのファンもしているし、共通の話題は尽きません。
 一口に姉妹っていってもいろいろなんでしょうけれど、このドラマの正反対の姉妹がどんな風に「恋の時間」を過ごすことになるのか、展開を楽しみにしたいです。