ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  新しいドラマの感想

というわけで、ジャカルタのオット及び、まだ1話目がHDDやビデオの中という方はネタばれにご注意ください。(入られる方、非常に長いです。ご覚悟の上どうぞ。)もちろん客観性のある感想ではないです。あくまで個人の感想ですので、そのつもりでどうぞ。
 ほとんどの新しいドラマが始まりました。早くも今期、見るものが絞られてきています。
 今のところ、絶対に続けてみようというのは、「あいのうた」「野ブタ。をプロデュース」。月9は時間がうまく取れなくて、細切れに半分くらいまで見ましたが、今のところ○。あまり期待していなかったのですが、伊東美咲嬢の主人公寛子がすごくかわいくてお気に入りです。ここのところ、個人的に月9っぽいヒロインがダメでした。わがまま、ひとりよがり、場が読めないキャラが多かったように思うのです。こういう女性がかわいいと思えなくてダメ。拒否反応だったのですが、今回の主人公はどちらかというとおバカさんですが、人が良くて憎めない感じがして好きです。後半を見てからあらためて書きたいですが、今のところローテーションに乗りそうです。
 「花より男子」は原作好きのアネがきゃあきゃあ言って見ていたので、一緒に見ました。井上真央ちゃんのつくしちゃんが凛としていていいなあと思いました。少女マンガ原作らしくあまりにも荒唐無稽なのと、イジメのひどさで途中手仕事を始めてしまった意気地なしのわたしですが、ラスト数分のスカッとする展開で来週も見ることを決めました。
 ブラザービートは初回は見たものの2回目にして見忘れてしまいました。このドラマに関しては、ドラマが気に入るかダメか以前にわたしがセカンドチャンスの再放送を散々先に堪能してしまったのが、失敗だった気がします。脚本の小松さんはあえて、セカチャンを意識して作っているのでしょうが、話が似すぎていてついつい比較してしまいます。田中美佐子さんは相変わらずきれいなのですが、なにも10年前のドラマを直前に見せなくてもなあとちょっと同情気味です。いくら美しさを保っていたって、10年前にはかなうはずがないですもん。そんな余計なことばかり考えているから見忘れてしまったのかも。来週見なければこれは、早速脱落の気配です。
 「野ブタ」に関しては脚本が木皿さん(おふたりでこのペンネームなんですね。)ということで、前回の「すいか」もとても好きなドラマだったわたしは、そこから興味を持ちました。原作は知りません。もちろんお気に入りの山Pが出ているから、というのもあるのですが(笑)山Pびいきは健在です。(山Pマスコットをかばんにつけて持ち歩きたいくらい好きです、かわいいなあ、笑)
 ストーリーは2話目になり、面白くなってきました。ただ、イジメに立ち向かう話で終わらず、思っている以上に深い話になりそうな気がします。主人公の修二の「柳の木」への執着とか、なんとなくみんなと合わせてノリのいい奴を演じているけど、実は居心地の悪さを感じている様子や、ブタのアップリケとか、彼の性格設定にすごく魅力を感じています。夏木マリさんの教頭先生がエキセントリックでぞくぞくするほど引きつけられたし(笑)清志郎さんや木村祐一さんとか個性的で不思議なキャラクターがいっぱいいるので、多分見続けられそうな気がします。
 最近時の人の亀梨くんですが、わたしが最初に彼を認識したのは多分金八先生に出た時です。確か家出した男の子の役だったのですが、あまり前へ前へという感じでもなく、大人しい子だなあと思っていた気がします。あるいはPJで光一さんのバックにいた彼もイメージの中にあって、この時もそんなに前へ出て行っているようでもない印象でした。なので、このところの快進撃を見るにつけても、ずいぶんがんばって力をつけて来たんだろうなあと、大きくなった近所の子どもを見ているような感じで、にこにこ応援してしまうわたしです。
 それにしても、修二と彰の役柄の差!ごひいきの山Pがむずかしい役どころ過ぎて不憫です(笑)でも彰の存在が行き過ぎたイジメで目を覆いたくなるような場面でも、場をなごませ、救ってくれている気がしているので、あれはあれでありかも。今日の2話目、修二とふたりへんてこりんな格好で公園に現れたときの紫の服、服を選びに行ったときの格好もエキセントリックだったけどすごくかわいくてきゃ〜!っとなって、オトートの冷たい視線を浴びました(笑)
 「あいのうた」は2話目になって、ますますお気に入りです。菅野美穂ちゃん、本当にいい味出してます。突然やって来た「幸せの洪水」の中であたふた戸惑い挙動不審になりながらも、まわりのペースに巻き込まれてゆく様子がほんとうに微笑ましいです。まわりの主要キャラすべてに親近感が沸くのは、岡田さんのドラマの常で、わたしは多分岡田さんの書かれる脚本と相性がいいのだと思います。ファンタジーも好きだし、「なんでなんで?」とも思わずにあるがままのドラマを楽しめる方なので。
 でもそういう人でなくて、ファンタジーを受け入れ難いタイプの人でも、今回のこのドラマは比較的入りやすいんじゃないかと思います。和久井映見さんや成宮くんのキャラクターもすごくいいし、子どもたちもそれぞれいい味を出してます。
 余談ですが、いつもこっそりお邪魔している、ある男性ドラマファンのサイトがあります。そこのドラマレビューはものすごく冷静で建設的な意見が多くて、滅多に手放しでほめませんが、どんな感想にもドラマや役者さんに対する愛が感じられて大好きなのです。
 そこのサイトさんで、この「あいのうた」について「いいドラマだと思う」とシンプルに書いてあったのを見つけて、ただそれだけでなんだかうれしくなっているわたしです。玉置さんの主題歌、2話目になってより印象が深くなっています。CD、早くほしいです。
 今見ているラインナップはこんなところです。これと、明日TBSの9時からのドラマ、1話目は見てみるつもりです。なんだか今回は見るものが少ない印象でしたが、なんだかんだで結構あるかも。秋は本や手芸にもじっくり取り組みたいので、このくらいがちょうどいいのかもしれません。