ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 言葉にできない!

 ボキャ貧な自分にがっくりきています。3時間もパソコンの前で感想を書こうとしていたのに、とうとううまく書けませんでした。何を書こうとしていたかというと、本の感想です。あさのあつこさんの「バッテリー」1〜3まで一気に読みました。1しか持っていなかったのですが、次が読みたくて読みたくて、時間もないのに無理やり続きを買いに走りました。それでも3巻までしか手に入れられませんでしたが・・・・
 読み進むほどに引き込まれてゆき、頭の中がこの本のことでいっぱいになっているのですが、どういう本か、そしてどういうところにこんなに惹きつけられているのか、うまく言葉にならなくて、あわあわしています。出直してきます。ごめんなさい。
 ところで、北海道に住む友人から電話がかかってきました。マレーシア時代に、それはもう、家族以上の付き合いをしていた友人です。O型なので本当に猪突猛進、すばらしい行動力とリーダーシップを持っていて、ぐいぐい引っ張ってくれるわたしにとって本当に楽な友人です。彼女は数年前のある日、シュタイナー教育のすばらしさに目覚めて、北海道にできたシュタイナースクールに子供たちを通わせるため、着々と準備を進めて、昨年ちゃんとすべての算段をつけて引っ越していきました。
 その彼女が11月の半ばに法事のため、東京に戻ってくるのだそうです。「会おうよ。」と彼女。彼女がこう言ったのなら、社交辞令ではありません。「会いたいから会いたいと言う。」そういう人なのです。もちろん都合をつけて、なんとか会いに行きたいと思っています。久しぶりに彼女の「男前な」性格に触れ、刺激を受けて来たいです。
 最後にせっかくタイトルにしたのですから、「言葉にできない」の思い出を。この場合の「言葉にできない」はオフコースの「言葉にできない」を指します。
 この曲にまつわる最大の思い出は学生時代の「OFF COURSE」武道館ライブです。学生時代のことでした。どうしても行きたくて、浸りたくて、1人で通ったコンサートです。こんなに年月がたってもこのライブのこの曲の思い出は一向に色あせることなく、わたしの中に残っていて不思議です。
 確か、この曲のバックに一面のひまわり畑の映像がスクリーンに映し出され、目はどこまでもどこまでも広がる花たちに奪われ、耳はもちろん彼らの歌声のみ。歌が永遠に終わらなければいいのに・・・と心から思った1曲でした。歌が良すぎて心が痛くなって身動きができない・・とまで思ったコンサートはこれが初めてでした。このコンサートは今でも音楽会やライブなど、わたした経験した音楽のいろいろなジャンルすべてひっくるめた中で、3本の指に入るに違いないと思っています。
 ああ、語っていたら無性にコンサートに行きたくなって来ました。芸術の秋です。音楽的刺激を受けたいです。
 さてさて、触れ損なってしまいましたが、昨日はアネの誕生日でした。彼女は17歳。わたしは自分でも重々自覚しておりますが、時として彼女を必要以上に追い込んでしまったりする悪い母です。トモは私を見て、「アンタ絶対にアネに甘えてる」と彼女が小さい頃から断言していて、わたしも最近そうに違いないと思うようになりました。
 わたしはどんどん本音でしゃべる方ではないので、ついつい自分の中にため、追い込まれてしまいます。そんなとき、喧嘩を売れば期待通りに買ってくれるし、へたれているようで案外強くてふところの深い彼女と、ポンポン言い合っているだけで、かなりのストレスを解消しています。
 本当にいつもお世話になっているアネさま、お誕生日おめでとう。こんな甘ったれな母をこれからもよろしく。
 あさってから3泊4日で彼女は修学旅行に出かけます。多分、さびしいんだろうな。オットは出張中だし、オトートとふたりで過ごす土、日、月曜日。どうなることやら。
PS 今日、MEMORIZE時代からこっそり読んでました」とのメッセージをいただき、うれしくて舞い上がりました。わたしが知らないところで、まだそんな方がいらっしゃったとは心底びっくりしながらありがたかったです。よかったら、コメント欄にも遊びにいらしてくださいね。