先週ふと庭に出たら、いつの間にかカトレアの花のつぼみがふくらんでいました。びっくりです。いつもはもうちょっと後だと思って油断していたのです。カトレアを大事にしているのはオットで、「花が目前なのに〜」と言いながら出張に出かけたのが月曜日。昨日見たら２鉢きれいに咲いてました。これがその画像です。手前にある月下美人の鉢（先日白い花をアップしたあれです）をどけて撮りたかったのですが、ひょろひょろと伸びたこの茎にオットが地面から支柱を立ててしまったので、動かすことができませんでした。（と、思っていたのですが、画像を見ると支柱なんてちっとも効いてません。思いっきり引っこ抜いて、隅に寄せればよかったです）
画像の左上にちょっと写っているのが金木犀。触れるのを忘れていましたが、今年一番に匂いに気がついたのは、９月の最後の木曜日。実家にてだったと思います。関東でも北の方にある実家の方が早いなんて不思議だわと思ったのでした。それから数日後、我が家の近辺でも香りがし始めて、今は満開を少しすぎた辺りです。
日当たりの良い通り沿いにある金木犀は、すでに散り際でアスファルトがところどころスプレーしたみたいに金色になっています。バロンとお散歩しながらこの金色の絨毯の道を踏みしめ踏みしめ歩くのが好きです。バロンもくんくんしていて、地面により近いミニチュアダックスは、わたしたちよりも敏感に秋から冬への季節の流れを感じているのかも・・なんて思ったりします。
それに対して我が家の日当たりの悪い庭の金木犀は、まだまだ元気に木にしがみついています。庭に下りるとむせかえるような香りがします。もうちょっとがんばってほしいです。
ところで今朝、またミント姐さんにやられてしまいました。「糖尿病子さん」の彼女、病気食が物足りず、すぐにお腹がすくらしく、ずいぶん早起きになってしまったのですが、今朝大騒ぎをし始めたのは５時半。たまったものではありません。鳴いているのが聞こえたのですが、わたしの目覚ましは６時半にかけてあります。１時間の睡眠時間は貴重です。なのでシカトを決め込んでいました。
すると、頭で半開きのドアを器用に開けてにゃあにゃあ言いながらベットサイドにやって来ました。「うるさいなあ」と寝返りを打つと、ベットに飛び乗って顔の方にまわり込んで来ます。それでも知らん顔をして寝ていたら、わざと尻尾が顔にかかる場所に陣取ってどっかとすわりこみ、右に左に尻尾を振るのです。規則正しく鼻先に尻尾がやって来て、はなはだしく邪魔です。
負けるものかと思いっきり布団を目の上までかぶったら、敵もさるもの。なんとおでこに猫パンチをして来ました。「く〜っ！！」あまりのことにびっくりした後、おかしくなって笑ってしまいました。降参です。さすがにここまで攻防を繰り広げると完全に目が覚めたので、眠い目をこすりながらキッチンへ。時計を見ると６時２０分。なんと５０分も攻防戦が続いていたのでした。なんだ結局めざましが鳴る直前です。寝てたんだか闘ってたんだかわからない１時間のせいで、なんだか寝不足感がぬぐえません。「ミントめ〜！今度は負けないからね！」
