ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 試験、終わりました。

 ビジコン2級の試験が終わりました。この試験は知識問題が10分、その後で実技問題が90分、その後入力問題があるのですが、わたしは他の日商の試験の資格により入力問題は免除、なので実質2時間くらいの試験時間です。一見2時間は長いなあという感じがしますが、始まってしまうとあっという間に終わってしまいます。とにかく時間が足りません。
 結論を言えば、今回もちょっとなあ・・・という出来でした。解答用紙はA4で、一枚にきれいにバランス良く、タイトル、分析文、表やグラフをレイアウトします。ヘッダーにもちゃんと文字を入れます。膨大なデータを引っ張り出して、問題を読みながら必要に応じて活用して集計、できた表やグラフを見てきちんと分析し、今後の営業活動に役立つ資料にまとめます。
 それだけだって十分に大変ですが、この試験の怖いところは、「フロッピー」にもあると思います。配られたフロッピーのデータをあれこれいじって答えを出したら、解答も含むすべてのデータをブックにまとめて、またフロッピーにすべて戻して試験終了を迎えなければなりません。計算の過程やどうやって解答を導いたかも、すべて採点の対象として見られ、減点されるのです。
 この体裁を整える途中で、前回決定的な失敗をしました。すべてのデータが大量になりすぎてフロッピーに入りきれなかったのです。もたもた圧縮作業をしていたら、時間がなくなってしまいました。前回の失敗を生かして・・と思い、今回は体裁だけは最後までなんとか整えて、関数も多分正しく使えていただろうと思うのですが、ひとつ、どうしても問題の意味がわからないところができてしまい、途方に暮れました。結局そこは飛ばして最後までなんとかたどり着いたのですが、これは大きな減点材料だろうなあと思います。
 試験が終わってから周りの人に聞いてみると、そこは「簿記さえわかっていれば見当がつくよ」とのこと。簿記じゃダメだわ、と落胆するわたし。
 ダメダメ言っているのは周りも同じで、「わたしなんて、2度目ですよ!」と言ったら「俺は3度目。」という若い子や「わたしゃ4度目。」と言う年配の男性もいました。皆さんも苦労してるのね。「合格率20%。壁は高いやね〜!」とおじさんたちとなぐさめあいつつ、落胆して帰って来ました。
 今回は計算途中で手書きで加えなくてはならないデータがたくさんあって、、かなりの数字を手で入力したのですが、実技の90分の中でこの作業に当てられる時間はほんの少し。「確かめ」をする余裕が全くありませんでした。ここで単純な入力ミスをしていたら、まずもってアウトだし、他にも「たくさんの支店の中から集計に加えるのは東京都の3つだけ」なんてひっかけ問題があったり、いくつものトラップが仕掛けられていました。
 あんなに勉強したのにこの結果とはちと寂しいですが、こんなに夢中になって勉強したのは久しぶりだったし、前回あまりにも未消化だった関数やデータの扱いにはかなり慣れたのでよしとします。
 今のところは「受かっても落ちても今回でおしまい」と思っていますが、気がついたら簿記を勉強しはじめたりして・・・「まだやるか!」と言うことになっていたら笑えますが、受験費用が結構高いのです。文書処理の3級と2級でしょ。ビジコンの3級と今回で2級が2度でしょ。不本意ながらずいぶん日本商工会議所に寄付をしている計算になります(笑)なので、当分はもっと建設的なことに時間やお金を使いたいと思います。たとえば、片づけとか、片づけとか、片づけとか(笑)・・・なにもお金をかけなくてもしなくてはならないことはたくさんあるのです。我が家の風紀委員のオトートに怒られないうちに動かなければ!
 幸いにして明日は完全オフの月曜日。何人かの友達の顔が浮かび、「遊ぼうよ」って電話しようかな?!とか、実家に顔を見せに行こうかな?!とかいろいろ思いましたが、結局久しぶりに心底くたびれたので中止。
 あしたは掃除だけ済ませたら、久しぶりにの〜んびりします。好きなボーカルを堪能したり、大事なDVDを整理したりもしたいところです。日記を書きながら「終わったんだ〜」とやっと実感が沸いて来てうれしくなって来ました。ともあれ終わってよかったです。