ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

ホームページ講座

一週間前からやっとパソコン教室でホームページ講座を受けはじめました。思えばとっかかりはこれ、ホームページ作りの勉強をしたくてパソコン教室に通い始めたのです。ところが、一年が過ぎ116講座×90分、エクセルだワードだと気づけは違うことばかりにうつつを抜かし検定に追われている間に今日が来てしまったわけなのです。どうなってるんだ、わたし。教室のカリキュラム全体から見ると半分を消化してしまったことになります。
ところで、そんなに待ちわびていたくせに先週最初のホームページの授業で突然「テーマとタイトルを今決めましょう」と言われ絶句しました。いきなり具体的な話になるとは思わなかったので。教室で作るホームページは即教室のページを通じて公開されることがわかっているのです。教室ではもちろん面が割れているので、教室で作る練習ページは当たり障りのないものにしようと思っていましたが、そんなに急に言われたところで何のアイディアもありません。テーマを決めようにもとっさに内容もタイトルも浮かばなくて絶句してしまいました。その時に先生が、「大丈夫ですよ。あなたのように無趣味の方もたくさんいらっしゃいます。何かしらご自分に沿ったテーマは見つかりますよ。」と励ましてくださったのですが、これがかえって落ち込みました。「無趣味」ってなんだか落ち込む言葉です。なんで何気ないひとことにこんなに傷ついているのか、ちょっとおかしくなりました。自分ではそこまで無趣味だとは思っていませんが、人に「無趣味だと思われる自分」が恥ずかしいのでしょうか?それってものすごく自意識過剰だし、自己顕示欲が強すぎではないですか、いい年して(笑)愚かしい気がして余計に落ち込みました。
結局思いついたテーマが仕事がらみのHPで「レインさんにはピアノがあるじゃないですか。そうですよ。」と肩を叩かれ励まされたのがなんだか無性に哀しかったです。簡易モードで選択肢から選んで言葉を入れただけのトップページはその時間中にアッと言う間に出来上がってしまい、夢見ていたアップロードの瞬間は簡単に訪れてしまい、なんだか拍子抜けです。自分のを登録した後で教室生のページをネットサーフィンしてみたら、みなさんとってもユニークなページを作られていて、わたしももっと自分らしいテーマにすればよかったと残念な気持ちになりました。ドラゴンズを応援するサイトとかマニアック囲碁サイトとか、松田聖子を賞賛するサイトとか孫を溺愛するおばあちゃんの孫観察サイトとか、とっても面白いのです。つくづく自分がつまらない女だと実感しました。
実を言うとあんなにホームページというものにあこがれていたくせに、本当に作りたいページの構想はまだまとまっていません。駐在とアジアの旅思い出日記サイト?総合音楽サイト?難病と向き合う人たちと語り合ったりネットワークを作るサイト?家族サイト?ピアノ教室日記サイト?読書と音楽について語るサイト?手芸やお料理のサイト?はたまたKinKi Kidsのファンサイト?もしくはペットサイト?あきれるほど散漫なのです。
何かを発信したいという気持ちだけならば「はてな」で充分に満たされている気がします。前の日記から移動を余儀なくされた時、本当にいろいろと迷ったのですが、今は「はてな」にして本当によかったと思っています。何より時間帯を選ばず、いつでも更新したい時に更新できることがありがたいです。わたしのように何足ものわらじを履いている者にはやさしい日記だと思っています。それで充分じゃない、と思う私もおりますが、そうすると根本的にではなぜ、あんたはパソコンを習っているのよ・・・ということに行き当たってしまいます。さて、30回近い講座は始まったばかり、勉強を続けていくにつれ心境に変化は起こるのかどうか、ホームページはできあがるのかどうか、追って書いていきたいと思います。